第3章
らしいページ作り

@ 材料となる画像を手に入れる
 ここまでできたキミは「なんか絵がないからさみしい」と思っていることだろう。
アイコンの絵とか、きれいな写真とか・・・。
 書店に行くと、パソコンの書籍コーナーがあるだろう。
そこには「ホームページ素材集」という類の物が売られていることと思う。
CD−ROMが付いていて、その中には「jpg」とか「gif」といった拡張子のついた
画像がたくさん詰まっている。
 が、別に買わなくとも良い(モチロン買っても良い)。
これらの素材(画像の類)は、インターネット上でも入手することが可能だ。
やり方は、簡単。まずは「検索」で「ホームページ 素材」とでも入力してみよう。
すると、かなりの数のサイトが検出されるはず。好きなページを選んで、
吟味してくれたまえ。「欲しいな」と思う画像があったら、カーソルを画像の上に乗せて
右ボタンをクリックする。そして「画像を保存」という項目を選べば、
これらの素材を取り込むことができる。
お気に入りの画像を入手してくれたまえ。
 ただ、注意して欲しいことはサイトによって使用の決まりがあるということ。
これはもう、注意事項をよく読んで、自粛していただくしかない。
せっかくいただいた素材なのだから、作ってくれた人の意向に逆らってはいけないとおもわんか?。

A 画像を埋め込むための儀式
 画像を表示するための、儀式というか書式を伝授する(偉そうだなー)。
 注意していただきたいのは、gifもしくはjpg(jpegとも書く)という拡張子の
ファイルしか使えないということ。Windows上でよく使われるbmpという形式は、
残念ながら使えない。bmpをgifやjpgに変換するソフトもあるので、
持っている人は使ってみるといい。

<IMG SRC="ファイル名.拡張子">
 上のような文を好きなところに入れていただくだけで、あなたのページに画像が出現する。
ファイル名は、もちろん用意してある素材の名称だ。

<A HREF="test2.html"><IMG SRC="ファイル名.拡張子">次のページへ</A>

のようにリンクの間に混ぜると、画像をクリックしてもリンク先へ飛ぶことができる。
「画像に青い枠線があるのがイヤだ」と思う人は

<IMG SRC="ファイル名.拡張子"BORDER=0>

というように BORDER=0 という句を付け加えると、青い枠が消える。

 ここまでやると、あとはリンクしていくページの数を増やすだけで、
それらしいホームページができあがる。
 文字に色をつけたりサイズをかえたり、可愛らしい画像を載せてみたり。
素材はかっぱらってくるだけでなく、デジタルカメラで撮影したものや、
スキャナーで取り込んだものなどを載せてみると、
よりいっそうオリジナリティのあるものに仕上がるだろう。
画像ソフトを使って、自分で絵を描いてみるのもステキだ。

B どんなコンテンツを作るか?
 そりゃぁもうスキ好きさ。まぁ、一般的なところとしては自己紹介や趣味のこと何かかな?
 思いっきりマニアックな自分の趣味的ページをつくってみると、「類友」原理で仲間が
集まってくるぞ。思いっきりシャレぶっこいたサイトを展開するもよし
(たとえば80歳の老婆のフリをして作るとか・笑)。
 よそのいろいろなサイトを覗くうちに、自分の書きたいことも自然と浮かんでくるだろう。
「ホームページ作りたい!」というあなたには、きっと書きたいことがあるはずだ。
「このページはかっこいい!マネしてみたい」と思ったときはソースを覗いてみよう。
メニューの”表示”という項目の中に”ソース表示”というのがあるので、
これでよそのサイトのHTML内容も見ることができる。

「やっぱり欲しいな」と思う代表的なものとして掲示板やチャットというBBSがあるが
プロバイダによって用意されていることもあるし、
開設を禁止しているところもある。
 お薦めするのは掲示板機能を貸してもらうこと。
無料で貸し出してくれるサイトもあるし、友達から借りるのもいい。


豆知識
メールを送ってもらう術

<A HREF="mailto:メールアドレス"> メールはこちら</A>

 こうすると、クリックされたときメールを書いてもらう画面が出る。
感想や意見なんかをもらいやすくなるかもしれないなぁ。