東栄町の花祭り

花祭りは遠く鎌倉・室町時代に山伏や修験者によって天竜水系のみに伝えられた奇祭であり、40数種類の舞が夜を徹して行なわれます。
その踊り舞う姿は、今に残る農民信仰のあらわれであり、神人和合・五穀豊穣・無病息災を祈る神事芸能です。同時に湯の煮えたぎる釜の回りを踊り舞う農民のレクリエーションであり、里帰りの人達を交えての村民の一大パーィーの場でもあります。みそぎ・潔さいの神事はもとより、市の舞・花の舞い・三つ舞い・四つ舞いなど数々の舞とともに山見鬼・榊鬼・茂吉鬼をはじめ赤鬼・青鬼が笛と太鼓のリズムにのって群衆とともに乱舞する光景はさながら神人融合の境地です。長い伝統の中に生き続けてきた花祭りは、昭和51年5月国の重要無形民族文化財に指定され、民族学的にも有名な古典芸能です。東栄町では毎年11月中旬から翌年の3月上旬にかけ町内の11ヵ所の地において盛大に開催されます。


花祭りの開催地区 時期
御園 ( みその ) 御園集会所 11月第2土・日
中設楽( なかしたら ) 生活改善センター 11月第2土・日
小林( こばやし ) 諏訪神社境内 11月第2曜
東薗目( ひがしそのめ ) 東薗目荘 11月第3土・日
月( つき ) 公民館 11月22・23日
足込( あしこめ ) 公民館 11月第4土・日
河内( こうち ) 長峰神社 11月最終土・日
中在家( なかんぜき ) 明寿荘 12月第2土・日
古戸( ふっと ) 公民館 1月2日、3日
下粟代( しもあわしろ ) 生活改善センター 1月3日、4日
布川( ふかわ ) 天王神社 3月第1土・日

場所・時期が変更になる場合がありますので下記へお問い合わせください。

東栄町観光協会
TEL(05367)6-0501



設楽町の棒の手



棒の手は、農民が身をまもるため、棒を使って訓練したことから始まったといわれています。
設楽町名倉貝津田の棒の手は明治の初め頃、この地区の方が足助に伝わる棒の手を覚え、諏訪神社の行事として取り入れたことから広まるようになりました。
棒の手の発祥地は名古屋市の東部といわれ、それが三河地方に伝わったものですが、非常に盛んであったためか各流派が林立しています。
貝津田の棒の手は起到流です。約 120年の歴史を持つ貝津田の棒の手ですが、真剣、真槍、十手などを用いて実戦さながらに演技を行いますので、高度の熟練を要します。
大正時代にはけが人が続出したため、あわせて流儀の乱れも防ごうと、再度起到流宗家に教えを請うなど、正しい伝承に努めています。