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◆PMF 1stライブ レポート Styleスタイル PMF (Pure Magic Factory) 1stライブ 2001年2月12日 16:00,19:00 アイピット目白 テンヨーの鈴木徹さんが代表を務めるPMFのライブが目白で行われました。300人程度のライブハウスでしたが、2回の公演とも満席という盛況でした。 大野ちかこさんによる朗読で各演技を繋ぎ、全体にゆったりとした幻想的な海のイメージで包んだ構成でした。 大野ちかこさん 朗読「夢の中の夢」エドガー・アラン・ポー HIROSHIさん クリスタルの球の演技。分裂、消失、出現と指の上を転がる球は、海の泡のイメージでしょうか。 MAYAKOさん 白いペンシルバルーンを膨らませ、曲に合わせながらゆっくりと造形。カモメが出来上がりました。 大野ちかこさん 朗読「見てきたようなことを言う人」稲垣足穂、「星とピエロ」中原中也 ゆみさん ステッキを持って登場、ファンカード、ミリオンカードと20世紀シルクの演技 POPな曲にのせた、キュートな演技でした。 カズ・カタヤマ マジック名作劇場 21世紀になっても演じ続けられるマジックがあります、という口上で始まる、20世紀シルクの演技でした。特筆すべきは、30cmではなく45cmシルクが移動する所でしょう。やはり21世紀ですもんね。 大野ちかこさん 朗読「桜の園」チェーホフ、「濡れた桜の園の満開の下」鈴木徹 神 雅喜さん マジックの道具をセットする場面をマイムで演じ、劇中劇的にマジックを演じていました。 カズ・カタヤマさん マジック名作劇場 その2です。リンキングリングをお客さんを交えて演じました。リングを調べてもらった後、 「ではこのリングを持って立って頂けますか?」 「ちょっと、足が痛くて立てないのよ。」 「では、お隣の方。」 「私も足が痛いの。」 「今日は足のお悪い方ばかりなようで。」(笑) うちの八王子マジックグループのメンバーばっかりです。 カタヤマさんごめんなさい。 MAYAKOさん 小さなアコーデオンの演奏に続き皿まわしでした。 HIROSHIさん テンヨーフェスティバルで見せたロープの演技。淡々と演じているが、次々に妙な現象に巻き込まれて行く。解いても解いても結び目が出来る姿に静かな笑いが起きました。 大野ちかこさん 朗読「大鴉」エドガー・アランポー 藤本明義さん 銀色の球がテーマの演技。指輪が銀球になり、4つ球のように増加しゾンビになりました。4つ球の演技中、球の一つが浮遊したりと変った現象がありました。ゾンビの表現は圧巻でした。 カズ・カタヤマさん マジック名作劇場 その3です。カップアンドボールでした。やはりマジックの名作中の名作でしょう。先程の20世紀シルクのオチとリンクさせた落ちで楽しいフィニッシュでした。 和田奈月さん 和妻でした。空の箱からシルクの取り出し等などで、傘出しでフィニッシュ。 大野ちかこさん 朗読「星の王子様」サン・テグジュベリ ゆみさん 4つ球、花、桜色のファンカード、ファンテンシルクと白、緑、桃色で構成された奇麗な演技でした。さすがFIZMで2位を受賞した演技です。 大野ちかこさん 朗読「すばらしい海」牟礼慶子 通常のマジックショーとは異なる雰囲気で、全体を一つのイメージでまとめていく演出手法でした。劇団の芝居を見ているような独特の感覚がありました。実験的な試みですので、いろいろな感想を持つ人がいたでしょう。PMFが今後どのような物を表現してくれるのか、非常に楽しみです。
(井上憲一)
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