TOPに戻る■ 第二回日本海マジックフェスティバル

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◆第回日本海マジックフェスティバルレポート

 【日時】平成12527日(土)〜28日(日)
 【会場】新潟県 グリーンピア津南
 【主催】ジョージマジックカンパニー(ジョージ本田)

今回は、第回日本海マジックフェスティバルのレポートです。

何時ものように、二日間の予定表です。
527日(土)
10:00 マジックショップオープン
テーラー田中/道化師/越智商店/マジック岸本/山下マジック/マジックエフェクト(敬称略)
11:20 ミスターサコー レクチャー
昼食
13:30 オープニングショー

マイク大田
ピーロあねざき
アラジン
江沢ゆう子(前回グランプリ、ゲスト出演)
15:30 大道芸ミニミニショー
16:40 松旭斎すみえ レクチャー
18:00 ナイトパーティー  (大抽選会)(盛りだくさんの商品が出たよ)
20:00 全日本マジックコンテスト(詳細 後記)
22:00 ミッドナイトショー  (有料 飲み放題)
528日(日)
09:50 スガヤ幸一 レクチャー
10:40 山本勇次  レクチャー
13:30 コンテスト表彰式
14:00 ファイナルガラショー
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以上の予定で行われ全体としては、大変スムーズな進行が行われ、スタッフの結束の強さと、お客様に喜んでもらおうの姿勢がこのフェスティバルの主催者である、ジョージ本田さんが、挨拶で(見て・魅せられて・楽しむ)の言葉通りで本当に気持ちの良いアットホームな感じでした。

では、コンテストの報告です。チャレンジャーは以下の皆さんで11名でした。

1. 松丸 真理子 (千葉県)   2. 鶴岡 協子 (東京都)
3. 石田 一裕 (新潟県) 4. 紀平 けい子 (愛知県)
5. 小阪 康司 (北海道) 6. 糸山 真隆 (東京都)
7. 山本 美枝子 (東京都) 8. 今井 清 (愛知県)
9. 井下田 はるみ (神奈川) 10. 征矢 勝輝 (東京都)
11. 藤本 明義 (東京都)




コンテストがおわり、ざわめきの中、優勝者が誰になるのか、発表は翌日のお楽しみということで一時散会する。

22時からは、呼び物のミッドナイトショーに移る。これは、昔のキャバレーを想定して、一杯飲みながらのショーの鑑賞である。

今回の呼び物の一つで我々、参加者にとっては一番面白く、プロマジシャンにとってはキツイショーでプロの真髄が見られる。

ジョージ本田に始まり、ミスターサコー、松旭斎すみえ、蜃気楼、山本勇次、坂本一馬(敬称略)の熱のこもった演技の連続で、観客の我々は飲み食いをしていたが、演技者は終るまで、息を抜くことが出来なかった思う。ショーが終ったのは12時近かった。

第一日目が終った。我々は午後からの参加であったが、それでももう、12時間マジック漬けである。同室の仲間と一杯やりながら、コンテストなどの話をしていたら、夜中の2時になっていた。21時間起きていたことになる。






二日目 528日(日)
09:50 スガヤ 幸一レクチャー
ゾンビ、ウオンドのレクチャー

10:40 山本勇次レクチャー
むかしなつかしいソルトのレクチャー。「覚えたい人は、この道具を買ってから、受けてください」などと、氏は道具を持って始めて覚えられると、観客を笑わせながら、実際は講習の本質をさりげなく話す。

13:00 コンテスト発表  
グランプリ 糸山 直隆 (東京都)
2 藤本 明義 (東京都)
3 鶴岡 協子 (東京都)
特別賞 井下田 はるみ (神奈川県)
特別賞 石田 一裕 (新潟県)
に決定する。グランプリを受賞した糸山氏は9月にラスベガスへの旅行に招待される。

今回、受賞した糸山氏。私は始めてみた演技者でした。チャレンジした11名の内10名の方を存じ上げていましたが、唯一人知らなかった糸山氏と受賞後お話をしたら、プロの大道芸出身とか、コンテストも初めての経験でこれから色々なコンテストにチャレンジしたい希望をお持ちで、彼のパフォーマンスがこれから見られると思う。

今回ゲスト出演し、演技の幅を広げた江沢さんの様に2年後が楽しみである。

2位の藤本君は我が八王子マジックグループの会員であるが、FISMに向けてのCDアクト、3位の鶴岡さんは舞台一面を使い、ディズニーを連想させる、可愛い演技で見事に受賞、三人三様の面白い演技でした。

14:00 ファイナルガラショー
この津南のホテルを利用している一般客を含めて最後のガラショーはミスター・サコー、サオリ、アラジン、松旭斎すみえ、真田豊実、ジョージ本田、最後の演技者は、あの手塚治虫の(火の鳥)から着想したと言われる坂本一馬のファイヤーバードで締めくくられた。

今回の日本海マジックフェスティバルを総括すると、二日間が飽きなかった。
しかし決して詰め込みでは無く、程ほどの時間差で進行されていて、其の中で、馬力のある人には、大道芸などで時間を潰せるように計画されていた。

前回でのことは小野坂 東氏が「ザ・マジック」で外人のプロを呼ばずに、日本人のプロだけで、これだけのショーを組めるのは素晴らしいと書かれているが、今回もプロの外人はいなかったが、ミッドナイトショーもガラショーも大変見応えのある力のこもった演技の連続であった。又こんな話を小耳にした。

主催者のジョージ本田さんは、ネパール、ムスタンへの文化交流の有力者で前回の日本海マジックフェスティバル終了後に現地に小学校を寄付したとか。隠れた美談である。

どのコンベンションもそうであるが、行事が成功するかどうかは、スタッフの働きにかかっている部分が多い。参加者の多くが、スタッフを誉めている。こんな所にも主催者の人柄が出て、気持ちの良い日本海マジックフェスティバルであった。

浅井精治

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