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◆Lance Burton 東京公演レポート 待ちに待った、ランス・バートンである。 東京国際フォーラムAホール、19列12番。チョット下手よりだが十分に顔の表情が見える席で一安心。 予定通り午後3時に、5000人収容の大ホールにあの聞きなれた曲が流れ始めた。 彼のはと出しがが見られる それだけで、気持ちが高ぶった。 私は十数年前に、ランスの鳩だしをみている。あるテレビ局が「花王名人劇場」というのを放映していて、200人〜250人位しか入れない小さな所での録画だった。 リハが大分長引いて大分待たされたのを覚えている。その時ランスは23〜4歳で、確か前年、FISMで最年少で優勝していたと思う。 その時の録画の演技を今思い出すに、カミソリの演技というか、完璧度を求めるという感じだったかもしれない。観客とのコミュニケーションが全然無かったように思う。 今回、ランスの同じ鳩だしを見て、何てアットホームな、何て楽しそうな演技なんだと思った。十数年前の彼は紛れもない主人公であったが、今回の主人公は5000人の観客であり、彼ランスバートンも又主人公であった。 この十数年で、彼は物凄い、大人の演技者に成長したのだと思う。ジークフリード&ロイのような、大砲をガンガンぶっ放すような迫力はない。 ベイNKホールでみた、あのカッパーフイルドのフライニングのような、鳥肌が立つような感動もランスバートンのショーではなかったが、何か目頭を人差し指でチョット押さえたくなるような、心のひだに思い出をチョット残してくれる、それでいて、当分、彼のことは忘れられない、そんなショーであった。 彼は今、40歳。これからどんな、マジッシャンになるのだろう。テレビやテープで多く見た人ほど、生のランスバートンに感激したかもしれない。 もし機会があったら、10年後の彼の演技を見てみたい。 (ランスバートン東京公演。2000年5月3日〜5日。6回公演)
(浅井精治)
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