「レ・ミゼラブルinコンサート」 

市原市民会館  終演後にトークショーと握手会あり

夏のレミコンではチケット取り参戦にも興味がなかった私…。即日完売状態と聞いても『すごいんだなぁ』程度にしか思ってなかったんです(爆)。というのも、2003年公演のときに思ったほど感動できなかったことが主な原因でして… だから地方公演でレミコンが廻ると知ったときも正直『そうなんだぁ』で終わってました(^-^;; ところが、ふと見ると地方公演の中に『市原』という文字が…!そう、まさに我が家から40−50分で行けてしまう地元の名前があるではありませんかっ。うーん・・・どうしよう・・・地元にくるんだし、コンサートも見てみようかなぁ・・・えーい、チケット取っちゃえ!この『チケット取っちゃえ』の考えに至るまで約2ヶ月近くかかりはしましたが(爆)2日目を無事にゲット。でも、市原のチケットの売れ行きの悪さに正直かなり驚きました・・・。だって、公演の約2週間ちょっと前の時点で2番目とか4番目真中なんてすごい座席があったんですよ〜(T_T)。ここ最近のチケット事情からは考えられない位置だったのでちょっと心配になったほど。しかも、そのすぐあとにe+(ネットのチケット販売)からレミコン市原の特チケ(通常よりもお安くなるプラン)やら市原公演専用バスツアーなんて企画まで登場(^-^;;; しかも、究極は市原公演限定で終演後にトークショーとキャスト全員によるお見送り企画まで!!!すかさず土日に割りと行く場所がなくて暇していたことをいいことに『チケット4000円台だけど見てみない?』とダンナを誘惑(爆)。半ば強制的にダンナを説得して1日目の2枚のA席もゲットしてしまいました(笑)。 だって、トークショーはたまにあるとしてもキャスト全員のお見送りなんてわたしにとっては考えられない夢のまた夢のような出来事・・・!近場でそんな素敵な出来事があると知っては私の舞台観劇好き魂に火がつくのは自然なことでした(笑)。チケットの売れ行き自体は悲しい思いがしましたが、限定イベントに参加できるとは・・・本当に市原の近くに住んでいてよかったと心底思いましたね。そんなこんなで、感動・感涙の2日間をレポートしようと思いますっ!


12月5日(日) 17時開演
 プリンシパル
 バルジャン:石井一孝、ジャベール:今拓哉、エポニーヌ:ANZA、ファンティーヌ:井料瑠美
 コゼット:河野由佳、マリウス:戸井勝海、テナルディエ:三遊亭亜郎
 テナルディエ夫人:峰さを理、アンジョルラス:坂元健児
ガブローシュ:局田奈都子
 リトルコゼット:藤井ゆりあ
 アンサンブル
 阿部 裕/伊藤俊彦、山名孝幸/横田大明、岡田雄一/坂口 勝、上條コウ/角川裕明
 篠原 功/中右貴久、大須賀ひでき、阿部よしつぐ/若泉 亮、岸 祐二/小鈴まさ記
 萬谷法英/水越友紀、森 隆二/KAZZ、大江尚毅/清水拓藏

 
杵鞭麻衣/浜崎真美、石川ちひろ/村井麻友美、鈴木智香子/高橋真記子
 史桜/水谷祐紀、井上珠美/荒木里佳、楠見朋子/澤田祥子
 高山京子/浦壁多恵/井上喜代子、高島みほ/亜久里夏代

 
この日の千葉は台風並みの低気圧がきてて天気大荒れ状態。雨は朝方に上がったものの一日中ものすごい強風で大変でした。しかも、12月とはとても思えないような25度という気温!まさに異常気象のなかレミコン市原公演が開催されてたわけです(^-^;。某役者さんの日記によるとその強風の影響で電車がストップし集合時間に間に合わない人が多くいたとか…。そんな中来てくれて本当に感謝感謝ですっ!
天気の影響もあり会場の客入りが一番心配だったのですが、日曜日だったこととバスツアー企画があったおかげか
思っていた以上に客席が埋まっていたので一安心。バスツアーのバスはなんと大型2台分乗となっていたようでちょっとビックリ。たぶん、地元人よりもツアーや遠征で来た人の方が多かったような気がします(笑)が、やっぱり好きな人に観てほしいし人は多くなるしこれでよかったんだと思います。
レミゼ初体験で半ば強制的につれてきたダンナとeプラスのチケット受付で引き換え・・・すると、そのチケットはeプラスではなく
『チケットぴあ』チケット!う〜ん、なぜだぁ(苦笑)…と思いながらも座席についてみると真中寄りでけっこう全体が見渡せるいい位置でした。初心者のダンナには丁度良かったかも(^-^)。大ホールというだけあって会場はかなり広々していたのですが、客席がちょーっと染みついているかなみたいな(爆)。まぁ、地方のホールということでそれもアリかな(^-^; ただS席はほぼ埋まっていたもののA席とB席はほとんど空席状態なのが残念でした(;_;)。舞台上の役者さんが見たらちょっと悲しくなるかも…みたいな空白がちょっと悲しかった… そんななか舞台の幕が開きました。

コンサートらしく整然とした舞台!上からは画像を映すスクリーンが吊るされており、普段はピットで演奏しているオーケストラは舞台奥にズラッと並んでて壮観!オケの前にはキャストが座る椅子が並べられており、歌の出番がない役者さんたちが待機するような形でした。全体が見渡せる席だったので、なおさらその
並びの美しさに感動!!始まる前からドキドキしてしまいました〜。オーケストラ入場後、本公演と同じ扮装をしたキャストの皆さんが静かに登場。オーバーチュアが始まると囚人役のアンサンブルさんたちにスポットライトが照らされました。う〜ん、すごいっ!マイクの前で並んで歌うレミゼは初めて観たのでとても新鮮でしたね。セットも小道具も無い(ジャベールだけは警察棒持ってましたが)のですが、情景がすごく浮かんできます。ナンバーはコンサート用に大幅に削減されており(^-^; その削減された部分は上に吊るされていたスクリーンに解説が出てくる形で初めての人にも分るようになっていました。この解説、レミゼを何度も観ている人にとってはちょっとウルサイ存在だったようですが、何度も観ている私はあの解説で新たな発見もあったりしてすごく良かったと思います。ただ、違和感を感じたシーンもちょっといくつか…(^-^;;。
@マリウスとコゼットの出会いのシーンがカットされていた(^-^;
一応画面での説明が出てくるのですが、ABCカフェのところあたりで出てくるので
いつ出会ったのか初めて観た人でなくてもちょっと違和感がありました。だって、マリウスが突然恋焦がれてボーっとしているんだもん(笑)。まさに『その顔はどうした〜マリウス〜♪』状態(笑)・・・あ、そのほうが信憑性が高くていいのか(^-^;;;
Aジャベールが自殺した事実を説明していなかった
コンサートなので星は出ても
橋までは出てこなかったんですよね(苦笑)。あれだけ説明をしてくれているスクリーンだったのにこのシーンでは『ジャベールは悩み苦しんだ』くらいのニュアンスでしか書いてなかったんです。私はもう何度も観ているのでジャベールの結末を分っているからいいのですが、自殺を歌い終えた後にジャベールは後ろを向いて(コンサートで後ろを向くのは死を意味していたのですが…)静かに退場したので、捕らえようによってはどこかへ出奔したようにも受け取れてしまうんです(爆)。案の定、レミゼ初体験のダンナに『あの黒い人(注;ジャベール 笑)、何で最後に死んだ人たちと出てきたの?』と質問されました(爆)。ただ、このコンサートに限っていえばジャベールの出奔もありかも…(^-^;
B結婚式に当人たちがいない(爆)
マリウスとコゼットの結婚式シーンは
アンサンブル全員で合唱し、テナルディエ夫妻があの派手派手衣装で踊って盛り上げる形式で行われます。そこに、マリウスとコゼットの姿は無いんですね(笑)。これはその直前までバルジャンとの感動のシーンがあるわけで仕方が無いのですが、本人たちがその場にいないのがちょっと寂しかったりもしました…。スクリーンの解説ではマリウスはテナルディエにバルジャンのことを教えてもらった、というようになっていましたが、文章だけで見るとテナルディエってとても親切なオヤジだったんだなぁと思えてしまった(笑)。本公演ではマリウスに殴られてるのにね(^-^;;;
通常3時間半ちかい公演を見事に2時間半ちかくにまとめ上げられていたので、最初のうちはちょっと慣れない部分もあったのですが、全体的にはとても素晴らしく昨年観た
本公演以上に感動してしまい久しぶりに何度も目頭が熱くなりました(T_T)。会場の音響も思っていたよりもすごく良くて、役者さんたちの歌の魂みたいなのがストレートに伝わってきたんですよ!特に1幕ラストの『ワンデイモア』は体中がものすごく熱くなるのを感じるほど大感動!!!なんだか97年に初めてレミゼを観て感動したときのことが甦ってきました(^o^)。ラストの民衆の歌も、まさに天からの声って感じで神々しくてボロボロ涙が…。いや〜、レミゼコンサートって本当に素晴らしいものなんだっっ!と実感いたしました。

 石井一孝さん
ミス・サイゴン公演の後半、体調を崩してしまって休演まで経験していた石井さん・・・。正直、
体調がとても心配でバルジャンのツアー大丈夫かなぁと心配していたのですが、そんなこと忘れさせてくれるほどの素晴らしい演技を見せていただきました!!前回の本公演で観たときは『マリウスのサイドストーリー』みたいな印象があったのですが(笑)、今回はもう『ジャン・バルジャン』にしか思えなかったです。独白の『生まれ変わるのだ〜!』は圧巻!!!大感動!!『彼を帰して』に至ってはまさに天からの声といった美しい歌声で、歌い終わった後に『ブラボー!』の一声がかかったほどでした。石井バルジャンは歌も魅力なのですが熱い演技も魅力です。ミス・サイゴンのクリスを経験したからか、その人物像作りにはいっそう深みが増してます。自分の出番ではないシーンでもずーっとバルジャンの集中力を失わず、いつ観てもジャンバルジャンに成りきっている姿はとても印象的でした。最期シーンなどはまさに涙なくしては観られない状態(T_T)。とにかく素晴らしかったです!本公演でも石井バルジャン絶対観るぞっっっ!
 今拓哉さん
今さんのジャベールは本公演で観ていなかったので実はこれが初見でした。この公演のちょっと前までは大阪でエリザベートに出演していた今さんでしたが、あのジャベールっぷりはまさに完全に『レミゼ復帰モード』!神経質でジャベールを追い回す様は
狂気にも似た迫力があり素晴らしかったです!!特に自殺のシーンは圧巻で、ジャベールがどんどん堕ちていくのが手に取るように伝わってくるんですよ・・・それが哀れで(;_;)。死の直前に自嘲するところもとても新鮮でした。今さんのジャベールも本公演がとても楽しみです♪
 ANZAさん
ミス・サイゴンでのエレンがとても印象的だったANZAさん。前回公演ではあまり印象に残らなかったのですが、改めて彼女のエポニーヌを観てその
悲しいまでの生き方が伝わってきて今回はとても印象に残りました。最初の頃はちょっと喉が苦しそうだったんですけど、マリウスに抱かれて死んでいく姿は哀れで仕方なかったです(;_;)。
 井料瑠美さん
井料さんのファンティーヌも前回観られなかったので今回が初めてです。いまだに劇団四季のイメージが強いのですが(^-^; なかなかよかったと思います。特に
死の間際の演技が秀逸で、まさに消え行くといった感じがはかなくてとても悲しかった…。ただ、井料さんの独特の歌いまわしがちょっとファンティーヌと合わない部分もあったかなぁ…。夢破れてのナンバーでちょっと違和感を感じてしまいました(^-^;
 河野由佳さん
前回公演では彼女もありま印象に残らなかったのですが、改めてコンサートで拝見すると・・・
なんとも可憐で可愛らしい!あの可愛い笑顔だったらマリウスも一目惚れしちゃうかもしれないなぁと思ってしまった(笑)。かなりカットされていたので出番が極端に少なかったのですが(^-^; 歌声もちょっと擦れ気味ながらとてもきれいで印象的でした。
 戸井勝海さん
このコンサートのために
マリウス復帰した戸井さん!本公演で戸井さんのマリウスがとても好きだった私はめちゃくちゃ嬉しかったです! 先日までのミス・サイゴンのトゥイのような激しさも魅力ですが、真面目で億手な戸井マリウス大好き〜。コゼットと手を合わせるシーンが特に可愛くて、まさにお似合いのカップルですごく微笑ましかったです。あと、エポニーヌの亡骸を抱きしめて涙する姿もとても印象的で感動しました。やっぱり好きだなぁ〜戸井マリウス(^-^)
 三遊亭亜郎さん
本公演ではお目にかかれず、今回が初めてでした。本公演中の評判があまり良くなかったのでちと心配ではあったのですが(爆)コンサートで見る限りなかなかよかったと思いますよ。宿屋のシーンでは
舞台中を駆け回ったり客席に拍手を促したりして大活躍してました。ただ、歌声がとてもきれいだったので、テナルディエのキャラクターからするとちょっと本舞台では弱かったのかもしれないなと思ってしまいました(^-^;
 峰さを理さん
テナルディエ夫人を
見事な悪メイクで演じきっておりました(笑)。特にコゼットいじめには迫力がありよかったんですが、いまひとつユーモアの部分を取り入れたら良かったかもなぁとも思います。本公演でも同じようなこと思ったんですけどね(苦笑)
 坂元健児さん
おお!
市原に坂健くんが来てくれたよ〜〜(嬉)。今までミス・サイゴンのクリスで苦悩するところばかり観ていたのですが(^-^; 革命に向かって突き進むアンジョルラスもとってもカッコよかったです♪ アンジョルラスとしてのカリスマ性という点ではガッツポーズなどの仕草が可愛すぎてちょっと落ちるかもしれないんですけど(笑)、あの圧巻の歌声は最高潮で『君のためならついて行くよ!』といいたくなるようなキャラが私は好きです。グランテールが死に対する歌を歌ったときに彼の元に近づいてふと見つめ合い、すぐに後ろを向いてうつむく姿がなんとも哀愁感漂っていて印象的…。銃撃戦で命を落とすシーンでの覚悟の表情もとてもよかったと思います。
 局田奈都子さん
ガブローシュ役の局田さんは今回が初見だったのですが
ものすごく上手くて、最初本当に少年が出てきたのかと思ってしまいました。今回はガブローシュの単独死シーンがカットされていたので残念!すごく感動的なシーンになりそう・・・


トークショー
カーテンコールが2度ほど行われた後に出番が無かったのに
なぜかテナルディエの扮装駒田一さんが登場(笑)。東宝の司会担当(本人曰く)ということで、このためだけに来たと言いながらも(笑)楽しい司会ぶりで場を盛り上げてくださいました。まずはプリンシパルの紹介とアンサンブル、オケの皆さんの紹介がざっと行われ拍手喝采!その後、プリンシパルの一人一人による一言挨拶が行われました。
坂元健児さん 
(駒田さんから何度も『赤いベストが良く似合う』と言われテレテレでした 笑)
(どのマイクを使ってもいいと言われ、チョコチョコ迷った挙句に真中のマイクを選択 笑 可愛い!)
アンジョルラスという役は、コンサートでは出番が少なくてイスに座ってるいることが多かったのですが、本当はもっと出番があって・・・決してイスに座って水ばかり飲んでいるわけではありません(笑)。ぜひ来年の3-5月の本編ぜひ観にいらしてください。(駒田さんから他にアンジョルラスがいるけどどう?と聞かれると)他のアンジョルラス役者さんがいる前で演じるのはとても緊張します…(照)。(以前に本公演前までには克服するといってた初日までに背を伸ばすという約束はどうなった?と駒田さんにツっこまれ 笑)…スイマセンデシタ!!(会場爆笑)。
峰さを理さん
この役で初めて今まで口に出したことの無い言葉をわめいてしまいました(駒田さん、爆笑)
三遊亭亜郎さん (唯一このカンパニーの中で共演したことが無いと紹介する駒田さん 笑)
(駒田さんを見て)
使用前、使用後という感じですね(笑)。(その後、落語家らしく〜とかけまして〜といくつかネタが入りましたが1つしか覚えてない私 爆) 今日のお客様とかけまして、温泉に入った後と解きます。その心は、身も心もぽっかぽか。(たとえが続くたびになんとなく客席が引き気味に 爆)
河野由佳さん
(極度に恥ずかしがりながらも)
レミゼをたどる旅(ロンドン)へ行ってきました。この旅を力にして来年の公演も頑張ります。(河野さんのお友達がいらしていたらしく、とにかく大照れしまくりの挨拶でした)
戸井勝海さん
(戸井ちゃんは前にもマリウスしてたんだよね、と駒田さんに振られて)
皆さん、来年も観にいらしてくださいとおっしゃっているのですが…自分は出演しないので安心して見ていられるかなと(駒田さん爆笑)
ANZAさん
今日初日を迎えました、誰も言ってくれなかったけど(と後ろを振り返るANZAさん。コメントが終わったあと、隣に座っていた今さんが個人的に遅ればせながら初日祝いをコソッと伝えてました 笑)。ちなみに私は千葉県ジュウザイです(駒田さんから「ジュウザイ」じゃないです、『在住』ですっとツッこまれて恥ずかしさのあまり舞台上を駆け回るANZAさんにみんな爆笑。可愛かった♪)。松戸の近くに住んでいるのに松戸の公演に呼ばれないのはおかしい(マジで憤慨 笑)!でもここも近い。来年も頑張りますので皆さん会いに来てください。
井料瑠美さん
いつも温かい拍手と声援をありがとうございます。レミゼの美しい音楽を全国に届けられて嬉しいです。これからも応援してください。(駒田さんより、いつもよりもハキハキとしてますねとツッこみが 笑。どうやらいつもはポーッとしているらしいです 笑)
今拓哉さん
松戸から千葉、市原と千葉は皆勤でやらせていただき嬉しく思います。これから広島まで…かつて赤いベストが似合った今拓哉も楽しみですし(アンジョルラスも演じるんですよね 笑)色々な土地の美味しい食べ物を食べつつ頑張りたいと思います。何より皆様の声援と拍手が力になるのでよろしくお願いします。(駒田さんより、今さんが千葉に住んでいたことがあるとツっ込まれると) プログラムでは東京出身となってますが・・・人生の半分千葉で本籍は東京です(笑)
石井一孝さん
レミゼは昔はマリウスで出演していてかれこれ10年の出演になりますが、お客さんのハートをダイレクトに感じる作品なんだと体感しました。ありがとうございました。僕は葛飾区の出身でほとんど千葉なんですけど(笑)、今日は強風の中車で来たんですけどかつてよく来た千葉の景色を見ながらとてもかつてよく来た土地に来れてとても嬉しかったです。来年は1人5枚くらいチケットを買って(笑)ぜひ観に来てください。
その後、客席からの質問コーナーに突入。客席に駒田さんが降りると案の定最初のうちは恥ずかしがって誰も駒田さんと目をあわそうとしてませんでした(笑)。河野由佳さんの友達にマイクを向けると、その方も極端に恥ずかしがって
『聞きたいこと無いんですけど』(爆)。これには駒田さんも舞台上も爆笑でした(^-^; そんな客席にめげず、駒田さん近くにいた人にマイクを向けてたんですが、とあるオバチャンからは『あらやだ、来ちゃったわ』の一言が(笑)。駒田さん、人を虫みたいに言わないで下さいよ〜とうろたえておりました(^-^;; そんなオバチャンよりようやく質問が出ました(笑)
1.皆さんにとってのレミゼとは何ですか?
これにはアンサンブル会長の大須賀さん(何度も後ろ髪を気にしている姿が可愛い♪駒田さんから
「髪の毛あるのは分ったから」とツッコミが入りました 笑)が選ばれました。レミゼをやっていると、キャストのみんなと同じ感動を共有できることがとても嬉しいです。
2.本編とコンサートでの役者の緊張の度合いの違いは?客席はコンサートではどこを見ますか?
石井さんご指名でした)
コンサートでは微妙な緊張感があるけど、始まってしまうと入り込みやすいので余り回りは見えてません(笑)。『彼を帰して』では本編と同じ場所を無意識に見ていることが多いです。
3.アンジョルラスの最期シーンでの苦労話は?
アンジョルラス経験者の坂元健児さん、今拓哉さん、今後やる岸祐二さん、小鈴さんが呼ばれました。
今さんの体験談
ある日調子に乗って公演前にカレーライスを食べてしまったら、逆さづりのシーンになった時すごく後悔しました(笑)。それ以来、公演前には絶対カレーを食べないようにしています(笑)
坂元さんの体験談
あの体制は本当に辛いです。体中が真ん中に行くときほどピクピク震えてて(盆が廻って)姿が見えなくなるかならないかくらいのところでソフトコンタクトが落ちます(爆)。なので公演中は必ず2つコンタクト用意してます(笑)。
ここで、今さんが急に
『思い出したことがある』と発言(笑)。いつも逆さづりで苦しいと思っていたら、ジャベールが砦を駆け上がっているのがかなりの衝撃だったことが分かったとか(^-^; なのでジャベールになった今はすごく元気に駆け上がっていると満足げな表情で語って会場の笑いを誘っていました。駒田さんはそれに一言、「そういうのを業界用語で後輩いじめって」(爆)。これには今さんも大爆笑でした〜。(今さん、この日はとても饒舌ですごくトークが面白かったです♪)
小鈴さんの展望
坂健君の話を聞いて、心配そうに
『死ぬ時は目を見開いているんですか』と質問(^-^;。どうやら小鈴さんもコンタクト着用らしくとても気になっているようです(笑)。熱心に坂健君に質問してました(^-^; 小鈴さんの死に様がどんなふうか楽しみです(笑)
岸さんの展望
工場のときの労働者の格好してるんですけど…と恥ずかしそうにしていると駒田さんが
「そんなの本編に出てない俺に振るなよ〜」と厳しいツッコミが(笑)。一番気になっているのは極度に身体が硬いことだとか。ヒーロー出身俳優さんなんだけど意外と身体硬いんですねぇ(^-^;。なので、死に様を見せるときに上手く身体が反れるかいまから心配でたまらないとか(中途半端に身体が浮いてて顔が見えない可能性があるらしい 笑)。これからお稽古頑張ってください(^-^;
本公演のアンジョルラスの死に様で笑いが起こる可能性がありますが(笑)本編では感動できますのでと駒田さんの〆の一言があり、質問コーナー終了。そのあと、全員で『民衆の歌』が歌われてトークコーナーがお開きになりました。その後、ロビーでのお見送りのお知らせがあり、なんとキャスト全員がそのまま舞台上から客席に降りて一部の人たちとハイタッチしながら流れ込んでいったんですよ!こんなこと、めったにあることじゃありません!わたしは触れる位置にはいなかったけどなんだかすごく嬉しかったです!舞台上に役者が言いなくなった後、一人残された駒田さんは
『これから第三部、駒田一ワンマンショーが始まります、冗談です』とナイスな一言を言ってたのが印象的でした(笑)

握手会
一応扉を『握手する人』と『しない人』に分けてはいましたが、当然ながら『握手をする人』のほうが多いわけで・・・そちらの扉には人が殺到!しかも、その列がなかなか動かずに詰まった状態となっていたので家が近かった私たちはしばらく客席で様子を見ることに。どうやら、最初の方の人たちがキャストの皆さんと熱く語っていらしたようで列の動きがかなり遅くなっていたのですよね。
こんな機会2度あることじゃないし、実際に役者さん目の前にしたら誰だって語りたくなっちゃいますよ。ところが、列が滞ったまま20分くらい経った頃に急に動きが出てきました。ほぼ後ろよりの列についてその流れに乗り、いよいよ役者さんたちが見えてくるまで結局40分以上経過してました(^-^; でも、でも、目の前に普段は会うことのない役者さんがズラーっと並んでいらっしゃる感動でその疲れも吹っ飛びました(^o^)男性アンサンブルの皆さんは本当に熱心に接してくださってもう大大感激!!!こちらの目を見て3秒近く差し出した手を握ってくださる方がとても多かったんですよ。それがすごく嬉しくて嬉しくて、私も思わず両手で役者さんの手を握って『これからも頑張ってください』とお一人お一人に声をかけていました。ところが、女性アンサンブルの皆さんの前に来た時に急に後ろから東宝関係者っぽい人から『前が空いてますよ!』と厳しい注意の一言が(T_T)。私は一人のキャストの人と熱心に話していたわけでもないし、熱心に接してくれている役者さんにこちらも誠意を持って握手していただけなのに…。いつの間にか前にいたダンナがはるか彼方に(苦笑)。女性アンサンブルの皆さんとも熱く握手をしたかったのですが、スタッフさんがなんか後ろから圧力掛け捲っていたので足早に握手をしないまま過ぎてしまう方もいらっしゃいました…。これは本当に役者さんに申し訳なかったと思います。東宝にとっては客数が予想外で時間も押している事情があったのかもしれないけど、こういう想いをお客と役者にさせるのはいかがなものかと思いますね。こんなことなら、もっと早くに列整理してほしかったです。こんなわけで、中途半端に最後の列に並んだことは失敗でした(苦笑)。
それでも、プリンシパルの皆さんとは比較的落ち着いて握手ができました。
坂健くん、近くで握手できて超感激!(ちょっと疲れ気味ではありましたが)笑顔がとっても可愛かったです。峰さんと亜郎さんは意外と落ち着いた感じでした(^-^;。ANZAさんと河野さんはとても可愛い笑顔で握手してくれました。井料さんはポーッとした感じが出てて(笑)素敵な方でした(ちょっとメイクが恐かったけど 笑)。戸井さんはさわやかな笑顔で握手してくださり感動!その手は汗ばんでいて握られた実感がすごくあり嬉しかったです(笑)。今さんの前に来た時に思ったのが『今さん、大きい!』ヒールのある靴の勢かもしれませんが、とてもたくましくて立派に見えました。そんな今さんにコソッと『明日も観に来ますね』と告げると丁寧に『ありがとうございます』と笑顔でお辞儀されてしまいました(^-^) めちゃ嬉しかったです!!そして最後が 石井さんだったんですが、石井さんにはどうしても言いたいことがあって…『これからも応援してます』のあとに『お体大丈夫ですか』と聞いてみました。すると、穏やかな顔で『もう大丈夫です』と答えてくださいました!よかった〜(^-^)。それにしてもバルジャンの老けメイク、かなり濃かったです(笑)。大好きな石井さんとも無事に握手ができて大感激でした!
そうそう、握手会には指揮者の「井村っち」(笑)こと井村誠貴さんも参加されてました。最初は『この役者さん誰だろう…』と思ってしまいましたが(爆)指揮者の方と握手なんてめったにありえないことなのでとても感激しました♪
ちょっと嫌なこともあった握手会ではありましたが、全体的にはとても満足です!2度とないような貴重な体験ができて本当に良かった(T_T)。本公演中ではなかなかこういった機会に恵まれなかったので感激もひとしおでした。このイベントで役者さんにもとても親近感が持てたのも良かったです♪ レミゼ初体験のダンナもblogにそのときの感想を述べているようですが(笑)握手会で男性アンサンブルから熱心に手を握られたことが嬉しかったようです。私が30回以上観たミュージカルの内容を知ってもらえてよかった(笑)。


12月6日(月) 13時開演
 プリンシパル
 バルジャン:今井清隆、ジャベール:今拓哉、エポニーヌ:笹本玲奈、ファンティーヌ:マルシア
 コゼット:剱持たまき、マリウス:戸井勝海、テナルディエ:駒田一
 テナルディエ夫人:瀬戸内美八、アンジョルラス:岸祐二
ガブローシュ:局田奈都子
 リトルコゼット:平塚あみ
 アンサンブル
 阿部 裕/伊藤俊彦、山名孝幸/横田大明、岡田雄一/坂口 勝、上條コウ/角川裕明
 篠原 功/中右貴久、大須賀ひでき、阿部よしつぐ/若泉 亮、岸 祐二/小鈴まさ記
 萬谷法英/水越友紀、森 隆二/KAZZ、大江尚毅/清水拓藏

 
杵鞭麻衣/浜崎真美、石川ちひろ/村井麻友美、鈴木智香子/高橋真記子
 史桜/水谷祐紀、井上珠美/荒木里佳、楠見朋子/澤田祥子
 高山京子/浦壁多恵/井上喜代子、高島みほ/亜久里夏代

 
今回は一人で観劇ということで、念願の内房線に乗って(千葉に越してこのかた外房線以外乗っていなかったので)市原市民会館へ行ってきました。電車とバスを乗り継いでみて分ったのですが、確かに駅からかなり離れて不便な場所ですなぁ…(苦笑)。直通バスに乗っても10分強はかかりました。月曜日ということもあり、客席の様子も気にはなっていたのですが・・・案の定前日よりも客足は少なかったです(涙)。バスツアーのバスも1台だったようですし、前日は埋まっていたS席ゾーンにも空席が目立つようになっていました…。しかもA席B席はかなり悲惨な状況で・・・なんともなんとも勿体無いっっっ!!全体的には6割半くらいの客入りだったのですが、昨日よりも地元色がかなり濃かったように思います。レミゼ初体験の人が私の周りにはたくさんいたようで、地元的な会話があちらこちらで弾んでおりました(笑)。そんななか、今回は役者さんの表情がよ〜く分るような素晴らしい座席だった私!あんな近い席、この先帝劇では絶対座れないだろうなぁ(苦笑)。
ショートカットされていた部分は前日に聞いて把握していたので、前ほど違和感なく見れました。そんなことよりもやっぱり前方で見ると
感動が違いますねぇ!!まず、オープニングの囚人シーンで私は初めてアンサンブルさんたちの囚人服に囚人番号がふられているのを確認しましたっっ!「ちゃんと番号が書いてあったんだぁ」と感動!バルジャンの囚人服には番号は書いてないんですけどね(たしか、バルジャンは胸に焼印つけられてるし…)。そして何より、役者さんの鼓動というかハート的な部分が直に私の胸に響いてくることに大感激!!ちょっとしたおびえる仕草やら安らかな顔やら、とにかくストレートに伝わってくるのです。本公演ではまずありえない席だったので、食い入るようにこの感動に見入ってしまいました…。
あと面白かったのは、酒場のシーンや群集の歌のシーンでは
出番のないプリンシパルさんのほとんどがちゃんと参加して歌っているんですねぇ。本公演ではアンサンブルに化けているプリンシパルさんが歌うことはあっても、その役のまま歌う姿は見られないのですごく面白かったです。酒場のシーンが特に楽しくて、バルジャンの今井さんもふと笑みが漏れてたほど(笑)。岸さんに至ってはちょうど喉を潤すところでテナルディエ夫人の瀬戸内さんになにやらドつかれており(^-^; はしっこでアンジョルラスの姿のまま小さくなっていたのがすごく可愛かったし面白かったです♪ こんなシーン、本公演では絶対見れませんからね(^-^;; あと、コーラスのアンサンブルさんも光が当たらない場面とかでもちゃんとキッチリお芝居しているのはさすがだなぁとおもいました。舞台の奥で座っていたりしても、ちゃんとみんなレミゼの一員であり続けている姿勢にまた感動!
ナンバーはどれもとても印象に残っているのですが、やっぱり
『ワンデイモア』は格別です。しかも、クライマックスでバルジャンとジャベールが並ぶシーンがあるのですが、今井さんと今さんが同時に祈りの姿勢を取った時にその美しい光景に思わず息を呑んでしまいました!本公演では離れて歌っていたので、こうして並ぶとすごく絵になるなぁ〜と感動(T_T)。しかも今さんはなにやら祈りの言葉をずっと呟いていて、最後に『アーメン』と言った後にカッと目を開くんですねぇ。それがもうすごくカッコよかったです!クライマックスの『民衆の歌』も音響が素晴らしいのか、まるで天からの声といった美しいコーラスで・・・もう涙ぽろぽろ(T_T)。なんだか胸がジーンと熱くなる素敵な舞台でした!薄い客席でありながらも(爆)、この日は舞台と客席との一体感がすごく感じられて良かったと思います。特にレミゼ初体験らしき地元の方たちが要所要所で涙をぬぐいながら食い入るように観劇していたのがなんだか我が事のようにうれしかったりしました(^-^)。

 今井清隆さん
前回の本公演の時は今井さんのバルジャン像がなんとなく想像できてしまい観に行かなかったので今回が初見でした。が、本公演も今井バルジャン見に行けばよかった!!と大後悔(T_T)。こんなに素晴らしいとは思いませんでした…。
風貌から歌声から、もうそこに立っているだけで『ジャン・バルジャン』だという存在感は素晴らしい!!あの深みがあって温かい歌声に会場全体が包まれているようなそんな感動がありました。司教から許しを得て独白するシーンなんかもう鳥肌立ちまくり!あと、裁判で自分の正体を明かす時は、目にたくさん涙をためての大熱唱で見ているこちらも涙涙・・・(私の前後のレミゼ初体験ぽい皆さんはかなりボロポロきてたみたいです)。歌い終わって席に着く時にそっと涙をぬぐっている今井さんがなんだかとっても愛しく思えてしまいました。でも、宴会乞食のときは逆にちょっと楽しそう(笑)。その後のシーン大丈夫か?とちょっと心配になったりしましたが(駒田さんの演技に噴出さないかとか 笑)そのあたりは大丈夫でした。あとなんと言ってもラストシーンですね。コゼットに『父じゃない』と告白するところでは今井バルジャンぼろぼろ泣いてるんですよ〜…そんな今井バルジャンを見ながら客席の私たちもボロポロ状態(T_T)。今井さんの泣きバルジャン、本当に素晴らしかったですっっ!本公演でも絶対観に行かなきゃ!!
 今拓哉さん
昨日に引き続き今さんのジャベールだったのですが、またさらに迫力に磨きがかかっておりました!『スター』のナンバーでは後ろに星の電飾が出てくるのですが、これと今さんのジャベールの歌い姿がすごくマッチしているんですよねぇ。
演技が壮大というか・・・聞いていて惚れ惚れしてしまうほど素晴らしかったです。バルジャンとの対峙シーンではますます『厳格』度に磨きがかかっておりすごいっっ!そして最後の自殺シーン・・・自嘲した後の「もう、何がどうなっているのか分らない」といった破滅の表情がめちゃくちゃよかったです!!歌い終わった後には大拍手が起こっていました(^o^)。今さん、千葉皆勤してくれて本当にどうもありがとう♪ 本公演も楽しみです(^-^)
 笹本玲奈さん
ミス・サイゴンのキムでの熱演が記憶に新しい笹本さん。今回のエポニーヌは1幕ほとんど出番がなくて椅子に座っているんですけど、それがなんだか
人形みたいに可愛いんですよ〜♪激しいキムも素敵だったけど、エポニーヌな玲奈ちゃんはすごく可愛い(^-^)。サイゴンではあんなに拒絶していたトゥイ役の戸井さんに今回は恋焦がれる役だったので(笑) 『何てことだ、これは逆だぞ』状態にならなきゃいいとは思っていたのですが(^-^;; そこはちゃんと絵になっておりました。戸井マリウスの腕の中で息絶える姿がとってもはかなくて思わずウルウル…。本公演ではもっと泣かせてくれそうです。
 マルシアさん
芸能ニュースでは色々と騒がれてしまったマルシアさん(^-^;; その後やつれたりして心配ではあったのですが、やつれていたのは今回
役の上でのことだけで(笑)ひとまず安心しました。本公演の時からけっこう好きだったマルシアさんのファンティーヌ。工場を追い出されてしまう時の「ビクッ」としたようなあの怯えっぷりが、もう見るからに可哀想で・・・夢破れてのナンバーにはものすごい実感が篭っていてよかったです。また、病院のベッドでコゼットの幻を見ているシーンではなんだか視線が私の席のほうに向いてて、思わずコゼットになった気分に(爆)。子供を思いながら歌ったというマルシアさんのファンティーヌはとても感動的で素晴らしかったです。
 剱持たまきさん
前回公演ではあまり印象に残らなかったのですが、今回のコンサートで剱持さんのコゼットを見て・・・
その美しさにうっとりしてしまいました。出番が少なくて座っていることが多いコゼットなのですが、なぜだかものすごく目を惹くんですよねぇ!マリウスはあの美しさに『彼女は幻』と歌ったんだろうなぁと妙に納得してしまいました。歌声もとっても美しくて素敵(^-^)。本公演でも可憐で美しいコゼットに期待したいと思います。
 戸井勝海さん
この市原で2回もマリウスを演じてくれた戸井さん!
マリウスの衣装がとってもよくお似合いで、真面目で優しくて熱い心のマリウスにピッタリでした。コゼットと出会ったときの『ああ、君の名前も知らない〜』の下りなんかすごく可愛いんですよ〜。これで見納めのマリウスなんて本当にもったいない(T_T)。エポニーヌが死んでしまった後にフラフラッと彼女の後をついていこうとしてアンジョルラスに抱きかかえられたとき、「しっかりしなければ!」と思いを新たにしようとしている姿が逆に痛々しかったりしてジーンとしました(;_;)。そしてバルジャンの最期を看取るとき・・・コゼットと一緒に涙している戸井マリウスにこちらも涙(T_T)。この2日間、戸井マリウスを堪能できて本当によかったです。市原2回公演ありがとう!
 駒田一さん
前日は司会のためだけに出てくださった駒田さんでしたが(笑)今回はテナルディエとしても出演してくださり
もう大活躍でした!なんか、本公演で観たときよりも全体的に「悪どさ」が強く押し出されていたようで面白いながらも迫力のある素晴らしいテナルディエでした!宴会こじきではもう舞台からジャンプして客席に降りて最前列の人とハイタッチしまくり会場大盛り上がり(笑)。前日司会で「今日は動き足りないもんで」と言っていた意味がよく分りました(笑)。とにかくものすごいアクティブで客席からも自然に拍手が沸き起こっていました。舞台上のほかの役者さんたちも思わず噴出しそうになったりしている人もいたりして(^-^; まさに駒田テナルディエの独断場でしたねぇ。結婚式シーンでのハッスルぶりも素晴らしく、ここでも客席から自然に手拍子が沸き起こり本当におお盛り上がりでした。2日間司会も勤めてくれた駒田さん、楽しい舞台をありがとう!
 瀬戸内美八さん
本公演では観る機会がなかったので今回が初見になりますが、なかなか
迫力があって可愛らしいマダムテナルディエでした。元宝塚の女優さんですが、あの我を捨てたようなはしゃぎぶりはサイコー(笑)。隣に座っていたアンジョルラスの格好をした岸さんによくちょっかい出してました(笑)。本公演でのはしゃぎぶりも見てみたいです♪
 岸祐二さん
ついに
新しいアンジョルラス誕生です!しかも、岸さんのアンジョルラスはこのレミコンでもほとんどお目にかかれないというのに、市原で見事に演じてくれましたぁ〜!!今回が2回目で緊張していると言っていた岸さんですが、なんのなんの、あの存在感は本当に素晴らしいっっ!力強くしっかりとした確かな歌声で頼りがいのある素敵なアンジョルラスでした。出番まではなんだか端っこで小さくなっていたのに(笑)登場するや、さっきまでとは180度全く違うたくましいアンジョルラスに変身!まさに新しいヒーローの誕生だなぁと感動いたしました。特に印象的だったシーンはグランテールが『死など無駄じゃないのか』と歌ったところ。岸アンジョルラスと阿部グランテールがマリウスが『死んでもいいさ』と歌いだすまでずーーっっと見詰め合ってたんですよ!あそこまで見詰め合っている二人を見るのは初めてで思わずドキドキしてしまいました。岸さんのアンジョルラス、とっても熱いキャラになりそうで楽しみです(^o^)。本公演でもあのたくましい歌声に期待大!
 局田奈都子さん
2度目の局田ガブローシュですが、やっぱり上手いです!
歯を黒く塗りつぶしていたりして役作りも素晴らしいし、子役に負けないほどの元気パワーを見せてもらいました。


トークショー
昨日と同じく、2回ほどのカーテンコールの後に今回はちゃんと出演もしている(笑)駒田一さんが司会担当で活躍してくださいました。レミゼの解説の後に駒田さんから「座談会」の開会宣言(昨日はトークショーと言っていたがこの日は座談会になってました 笑)。そしてプリンシパルの紹介が行われたのですが、駒田さんがわざとアンジョルラスの岸さんの名前を抜かして『以上です』と落としてくれて岸さん立とうとしてたのにズッこけてしまってました(駒田さんから『赤いチャンチャンコ着てどうしたの』とカラかわれまくってました)(笑)。そのあとちゃんと紹介してもらってましたけどね(^-^)。もしかして岸さん・・・いじられキャラ!?(笑) あのコケ具合がめちゃくちゃ可愛かったです♪ 各々紹介の後、またプリンシパルの一言挨拶がありました。
岸祐二さん 
(駒田さん、アンジョルラスと紹介するつもりがテナルディエと言ってしまい自爆 笑。テナルディエは俺だという自分へのツッコミに私の前の席にいたオバチャンたちがバカウケしてました 笑)
アンジョルラスを演じるのは今回で2回目なのですが、レミゼの素晴らしさを伝えていけるよう頑張ります。これからもよろしくお願いします(駒田さんから『今日は真面目だね』とまたまたツッコミが。本当の岸さんはもっとお茶目なのか!?気になる〜)
瀬戸内美八さん
私本当に小心者で・・・マダムテナルディエを演じるには大変な演技が必要でした(前にいたオバチャンまたバカウケ 笑)このレミゼという作品にかかわれて本当に嬉しく思います(駒田さん、瀬戸内さんに『小心者はこんなポーズしないから』とツッコミ 笑)
剱持たまきさん 
2時間半お疲れ様でした(笑) 歌うときはソプラノなのですが普段は低い声なので驚く方も多いと思います。来年の3−5月のレミゼには新しいマリウスとコゼットも加わり新しい恋が芽生えると思うのでまた観に来てください。(駒田さん、「たまきは肉が好きなんだよね」とよく分らないコメント 笑)
戸井勝海さん
(戸井ちゃんは前にもマリウスしてたんだよね、と駒田さんに振られて)
97年がミュージカルデビューだったのですが、そこから数えると・・・(と数えていたのですが『あれ、何年だっけ』と見事なボケ振りを披露 笑。駒田さん、俺に聞くなよとまたまたツッコミ)えーと2004年から引いてください(爆)。マリウスは99年から演じているのですが今回は一人だけ出戻りでマリウスを演じていますが久しぶりにレミゼに浸ってみて素晴らしい世界だと実感しています。お芝居もありますので来年の3−5月帝劇までお越しください。
笹本玲奈さん
私は千葉県柏市出身なのですが、千葉県にレミゼが来たことがとても嬉しいです。来年の公演もぜひ観に来てください。
マルシアさん
(マルシアさんの独特の語り口調に会場から笑いが起こり、マルシアさんがきょとんとしてました 笑)どのくらいおしゃべりすればいいのかしら・・・(駒田さん、「いくらでも」 笑)OK、Come On。去年からファンティーヌで参加させていただいています。母親の心境で歌うことが・・・とても・・・いいですね。自分の娘も思い出しながらやっています。また別の機会にお話します(爆) (駒田さん、『別の機会もうないかもしれないよ!』 爆)
今拓哉さん
昨日の夜に続き、市原完投させていただきました。千葉は僕皆勤賞と言うことで僕には後でご褒美があると言うことで(笑)。今年の夏からレミゼコンサートやってますが、芝居を相対せずに表現していくことがおもしろく、今毎日がとても楽しいです。この楽しいことを今月いっぱい、各地の美味しいものを食べつつ(笑)楽しみながら伝えていきたいと思います。最後まで応援お願いします。ここで培ったパワーを来年の本公演でぶつけたいと思います。次あたりはバルジャンに勝つのではないかと(笑)(駒田さんから『勝っちゃダメじゃない』とツッコまれると不適に笑って) こうご期待(^-^) 今さんってかなりお茶目!!
今井清隆さん
私あの〜・・・稲毛に親戚がおりまして(笑)よく子供の頃あまりきれいじゃないんですが海で遊んだ思い出がありまして(爆) 千葉大好きです。この作品は自分にとって教科書みたいな存在で、最初はアンサンブル、次はジャベールで今回バルジャンをやらせていただき、役者としても非常にめったに出会えないことだと思って心して演じていきたいと思っています。何度も言いますけど(爆)来年の3−5月、経済的な事情も色々あると思うのですが(会場爆笑。駒田さん、「ほっといて!」 爆)レミゼ貯金をしてぜひ帝劇まで観に来てください。今井さん、めちゃくちゃお茶目で可愛いぞ!!
その後、客席からの質問コーナーに突入。前回と同じく客席に駒田さんが降りると、すかさず何組かの挙手が上がりました(^-^)。駒田さんの通り道近くに座っていた私はいざと言う時の質問は用意していたのですが(爆)、積極性のある今回の客席にほっと一安心しました(^-^;; 駒田さんも昨日とは違った反応に「そうやって手を挙げてもらえると助かります」と喜び勇んでマイクを向けてました。

1.ワンデイモアのときのお祈りは何語でどんなことを言っているのですか?(今さんへの限定質問 笑)
今さん、ゆっくり席を立ち上がって出した回答は秘密でぇす。当ててくださぁい(^-^)。最後はアーメンと言ってます(^-^)。アーメンなら私にも分ったぞ(笑)。今さんこの雰囲気を大いに楽しんでおいででした(^-^)
2.この詩が素敵だ、といった意見があったら聞かせてください
この質問にはアンサンブルの阿部裕さんと昨日に続いてアンサンブル隊長の髪の毛を気にしている(笑)大須賀さんが答えてくださいました。
●大須賀さん
どの歌詞も素敵なのですが、最後の「誰かを愛することは神様のおそばにいることだ」と言う言葉が一番心を打ちます。
●阿部さん
個人的なことですが、今回ジャベール挑戦させていただけることになって。これを見逃すといつ観れるかわからないのですが(笑)。稽古場でなかなか表現できずに悩んでいた時、アンサンブルのみんなが「民衆の歌」を歌っているのを見てとても勇気付けられ稽古を乗り切れました。なので、「民衆の歌」が大好きです。
ちなみに駒田さんの好きな歌詞は(テナルディエの)「金があるぞ〜」だそうです(笑)
3.どうして死ぬ人が多いの?(笑)←小さな女の子より
駒田さんも役者さんも会場もこのストレートな質問に爆笑(笑)。駒田さん、「この質問に答えられる人がいるでしょか」と振ってみるとマルシアさんがすかさず挙手!
マルシアさん
あのさぁ〜(質問が「何でさぁ〜」という始まりだったのに呼応して 笑)人間はみんな死ぬのよ〜(笑)。みんな事情があって死ななきゃいけなかったの〜。わたくしはぁ〜病気にかかってしまって貧しくて薬もなかったから死んじゃったんだけども・・・、基本的に人間は死ぬのよ〜。(この回答には会場大爆笑)
3.今井さんはとても涙もろいようですが、泣きすぎてこまったエピソードなど教えてください。
この質問にすかさず今井さん、
「俺って涙もろいかなぁ〜」と一言(笑)。客席から涙流しているの見えるんですか?それに対してまたまた前に座っていたオバチャンたちがすかさず「見えまぁぁす」と返すと…「じゃあ鼻ダラダラしてるのも見えちゃってるんだ・・・」(爆爆)と呟く今井さん(笑)可愛すぎっっ!一度鼻●が気管に入っちゃって歌えなくなったことがあるんですよ(会場中大爆笑!)。最後コゼットになんか言わなきゃいけない・・・なんだっけ(爆) すると駒田さんすかさず「あんたの歌だろう!」(爆笑)。コゼットに対して非常に大切な言葉を伝えられなかったんです。ずーっとその間セキをしていたのので、その日は気管にモノが詰まって死んだ人になってしまって(これには会場全体が大大爆笑に。今井さん、自分でもバカウケ状態 笑)。これからは鼻を飲み込むようにしようと・・・(爆) 今井さん、そういう問題ですかっ(爆) あまり入れ込みすぎずにもう少し冷静にしようと反省しました(笑)。今井さん、めちゃくちゃ面白すぎですっっっ!!
3.アンジョルラスをやった感想を岸さん、小鈴さん教えてください。
●岸さん
去年はブリジョンという役を稽古していたのですが、アンジョルラスを演じられることになって感激しすぎてしまったのですが(岸さん、絶えず視線が駒田さんのほうへ向いてしまい、駒田さんが逃げまくっていると言う楽しい一面が 笑)、終わった時には放心状態になったような感じでした。これからもそういう気持ちを忘れずにやっていきたいと思います。
●小鈴さん
12月4日に初日を迎えたのですが、その日は早起きして走ったりして気合を入れていたのですがものすごくド緊張してしまいました。自分でコントロールできないほど緊張したのですが、今後ものすごいプレッシャーがあると思うのですがレミゼの作品の素晴らしさのなかで自分らしさを発揮して行きたいと思います。
質問コーナーはここで終了。昨日に続いて『民衆の歌』を全員で大合唱しました。舞台には歌詞も出るので『ダイエットにもなる』という駒田さんの言葉もあり(笑)私も後半は一緒に歌いました。本当にレミゼの仲間になれたような気がしてとても嬉しかったです♪

握手会
前日の握手会では集まった人数も多かったし夜だったということもあり、最後のほうはちょっと残念な思いもしてしまったので、今回はその
教訓(?)を生かし、思いっきり後ろのほうにつこうと決めていました。中途半端に後ろだと列がどうのといわれる可能性があったけど、ほとんど後ろに列がない状態だったら落ち着いて握手できるかなぁと。今回は客数も少な目ということもあり、扉の付近で詰まったまま数分動かないといった現象は起こらず、いくらか流れもスムーズでした。これは東宝が昨日の教訓を生かして何か策をとったかなと思いつつ、うまいこと後ろから数えて10番目前後につくことができました(^-^ゞ
今回の握手会で前回の教訓を生かされていたことは・・・まず
『握手会』ではなく『ハイタッチ会』になってました(苦笑)。でも、はじめのほうの男性アンサンブルの皆さんはハイタッチ状態でしたが、途中から握手になっており後ろのアンサンブルさんが『あれ?みんなハイタッチじゃないの?』とオロオロしてしまう出来事も(^-^;;;。 それから、役者さんたちの並び方に一工夫されてました。前回はみんなくっついて並んでいて列が詰まってしまったようなので、今回はいくつかのグループに分かれて立っていらして、グループとグループの間にはちょっとした空間がありました。なので、昨日よりも列はものすごく長くなっていたのですが流れ的にはいくらかスムーズになっていたと思います。東宝の関係者たちも昨日ほどは客を押し流すような行為にでることもなく、いくらか穏便に事が進んでいたようでした。
本当に後ろのほうに並んだということもあり、今回の握手会(ハイタッチ会)は私的にも
なんとなく心のゆとりがあって役者さんたちと向き合えたような気がします。最初の方でハイタッチしてくださった男性アンサンブルの皆さんでしたが、今回もただのハイタッチではなく熱心なハイタッチをしてくださり、タッチした手を握ってくださったり声をかけてくださったり本当にとっても優しくしてくださってまたまた大大感激!!!KAZZさんの前に行くとなにやら私に両手を差し出していて思わず上下でパーンパーンとまるでスポーツ界系のノリでタッチしてしまいました(笑)。地味にひっそり並んでいた私にそんなパフォーマンスをしてくださったKAZZさん、めちゃくちゃ内心嬉しくて大感動してました、私(T_T)。あと、萬谷さんの前に行った時、とても優しい笑顔で握手していただき、思わず『HPも見てます♪』と声をかけてしまった私…すると小さく笑顔で「ありがとうございます」と答えてくださいました!またまた大感激!!それから若泉亮さんが満面の笑顔で元気にハイタッチしてくださったのがとても嬉しかったです!!若泉さんのHPも毎回読んでいてカキコミとかもしていたのでそのことを伝えようかなぁと思ったのですが、『もしも違う人だったら』ということが頭を過り断念(爆)。でも、あれは若泉さんだったよ〜・・・。言えばよかったなぁ。とっても素敵な笑顔でタッチしてくださって本当に嬉しかったです!! 女性アンサンブルの皆さんとも今回は落ち着いて握手することが出来ました♪鈴木智賀子さんはめちゃくちゃ可愛い笑顔で握手してくれたし、ミス・サイゴンでジジを演じていた高島みほさんもとっても素敵な方でした。高島さんには『ジジよかったですよ』と声をかけると笑顔で『ありがとうございます』と言っていただけました♪感動!!!
アンサンブルさんたちの列が終わって、しばらく間があき・・・いよいよプリンシパルの皆さんとの握手です。指揮者の井村さん
大きくてたくましくて素敵な方でした。瀬戸内さんとても明るい笑顔でエレガントに握手してくださいました。駒田さん、とても元気なお声で熱心に握手してくださいました岸さん『本公演も頑張ってください』と伝えると「ありがとうございます」と力強く答えてくださいました。剣持さん、とっても美人で笑顔が素敵な方でした。マルシアさん、意外とちっちゃくて可愛い方で、ご丁寧なお言葉で優しく握手してくださいました。戸井さん、『マリウスはこれが見納めなんで』とおっしゃりながらちょっと汗ばんだ手で笑顔で握手してくださいました。笹本さん、若々しくて元気で可愛い方でした。今さん、大きくてたくましくて、でもとても優しい目で2度目の握手をしてくださいました。今井さん『とても感動しました、本公演でも頑張ってください』と伝えると「ありがとうございます、気をつけて帰ってくださいね」と、とっってもあったか〜い笑顔で握手してくださいました。
大大大感激!!!
な握手会はこうして幕を閉じました。市原近郊に住んでいて本当によかった(T_T)(T_T)。舞台でお疲れのところトークショーやら握手会やらに参加してくださった皆さん、本当に本当にどうもありがとうございました!何よりも役者さんにとても親しみを感じることができてすごく嬉しかったです。