○ 06/30

 So-netのデジタルマビカ活用講座をとりあえず作り上げてメール。
 クロアチア強しっ。いやあ、なんだかんだいって、強豪チームのテイストを漂わせてきたもんね。ユーゴにできなかったことをクロアチアはやった。EURO96のあの魅力的だったクロアチアが戻ってきたって感じ。ルーマニアはなあ、全員金髪は笑えたけど(ハジの金髪といったらっ)、クロアチアの巧さ・強さがいい方に転がったの分(ほんと、あと2,3点取れててもおかしくなかった)、仕事をさせてもらえなかったと。昨日のユーゴみたいなもんだったのかも。あれもオランダ凄かったもんね。
 イングランドvsアルゼンチン。ああああああっ。ベッカムゥゥゥゥゥっ(怒)。ひーん。ハイレベルで壮絶ですごい試合でした。もう見ている方が息できなくて倒れちゃうくらい。こんな凄い試合をベスト16の段階でやっていいのか。くそっ。PKの取り合いではじまった前半からなんかおきそーな予感はしてたが、オーウェンのシュートは凄かった。テレビ見ながら叫んでしまったもの。いやあ、ほんとに凄い。スピードもかわし方もシュートの正確さも凄い。18歳かあ。やっぱ小野も先発で使うべきだったなあ。関係ないけど。このままイングランドがリードしたままで行けばいいなあと思っていたら、アルゼンチンのFKにやられた。あれはしゃあない。あそこであんなトリックプレーするかっ。ありゃまいった。もう前半だけで2試合分は楽しめたもん。で、後半早々、ベッカムがファールに報復して一発退場してまったもんだから、あとは知恵と勇気と感動モード。いかにイングランドがアルゼンチンの猛攻をしのぎ、隙を見つけてオーウェンが点を取るか、PKまで持ち込むかという世界に突入するのであった。アルゼンチン相手に10人になっちまったんだから、他に手はないやね。トーナメントだから玉砕するわけにもいかんし。で、インスとキャンベルの芸術的な守備は人間業を越えてたし、オルテガなんか足がつりそーだし、イングランドみんなへとへとなのに、延長に入ってからアダムスが前線に飛び出そうと走る姿は身体ふるえたし、イングランドはひとりすくなくてへとへとだから一発狙いしかなくて、シーマンなんか自分の歳もかえりみずに必死になって全力でボール蹴ってるし、ああ、キャンベルのヘディングがと思ったらシアラーがファールとられちゃったし、なんやかんやで延長戦もすぎてPK。イングランドがPK戦になって勝ったの見たことないんだよな、不安だあと思っていたら、ああ、やっぱだめでした。外しそうだなあと思ってたら外しました。これでイングランドが勝つなんてできすぎな話はなかったのでした。イングランドってあたし的には優勝候補だったんだけどなあ。こんなとこで負けてしまった、いや、こんなとこでアルゼンチンに当たってしまったのがなあ。結局、グループリーグでルーマニアに負けて一位通過しそこねたのがあかんかったか。
 見終わった頃にはもうぐったり。4試合くらい見た気分。そこにはサッカーのすべてがあったという感じ。ゆつくり休んでください>イングランド。ああ、もっとオーウェンとかベッカムとかインスとかキャンベルとかアンダートンとかシーマンとかアダムスとかサウスゲートとか見たかったなあ。次にあのチームを見られるのはEURO2000か。うう。ユーゴといいイングランドといい、あたしが応援してる国がどんどん消えていく(泣)。すごく悲しい。もうぐったり。。。。
 気を取り直してMACLIFEのQTVRASのレビューを書いてメール。

○ 06/29

 So-netのデジタルマビカ活用講座とかいうページを作る。
 ああ、寝坊してドイツvsメキシコの最初の30分を見損ねた。例によってドイツは1点先制されるも、お約束通り同点においついて逆転して勝つ。んーん。ヘルナンデスとブランコのコンビは面白かったのになあ>メキシコ。で、なぜカンポスのユニフォームは昔みたいなダブダブの黄色ではなくなったの? カンポスのマイブームが終わったの?? 気になるなあ。
 ユーゴvsオランダ。オランダの方が強くてチームプレーがしっかりしているのはわかるが、だがしかし、あのユーゴはなに? なぜミヤトビッチにPKを蹴らせる? 今大会、体調不良かどうかしらないけど、絶不調やんけ。まあ、回りの動きが悪すぎてチームになってないというのもあったけど、ドイツ相手にしか燃えないのかしら>ユーゴ。ピクシーを変えるのはいいとして(なんか調子悪そうだったし、全然踏ん張れないみたいだったし)、なぜあそこで変える? もうちょっとひっぱってもいいでしょーに。ああ。ミヤトビッチではなくてピクシーがPK蹴っていればなあ。そうすれば、延長戦にはいって3-2でオランダが勝ったのに(結局オランダが勝っていた気はする)。後半、ピクシーをFWにあげてから全体がすごくよくなったのになあ。あのFKも凄かったしなあ。やっぱピクシーはデルピエロやジョルカエフみたいに2トップのひとりの方がよいと思うっす。もう歳だし。それにしても、ダービッツとセードルフの中盤の運動量の多さに負けたなあ。今回のオランダは強いぞ。ベルカンプのシュートは正確だし、オフェルマウスの足は速いし、セードルフとダービッツはずっと走りまくってるし。ファンデルサールはのっぽだし。引いたDFを崩すのが巧いし、前に出たDFラインを引かせるのも巧いし。クライファートはいらんね。
 ユーゴで一番悪かったのは「監督」だと思う。なぜあんな戦術を選択して、なぜあんな選手交代をするの? とりあえずピクシーを前線においておけば、動きが悪くてもあのFKみたいな一発を持ってるのに。なぜチームとしての動きが足りないの? もう、ドリブルでひとり突破してフリーになってから次の展開に持っていく、ってサッカーはできなくなっているのに。あれじゃせっかくワールドカップの復帰したのに、みんな不完全燃焼でしょう。うう。
 ああ、これでワールドカップの楽しみがまたひとつ減ってしまった。どんどんワールドカップが常連さんのものになっていく……。

○ 06/28

 暑い。日本カメラの連載を書く。
 フランスvsパラグアイ。ああ、緊張したあああっ。やっぱ開催国であれだけ強いフランスがここで負けてはだめでしょー、ってことで、緊張しながら見る。んーん。疲れた。ビデオテープは途中でなくなっちゃうし。。で、Vゴールを決めたのはリベロな人でした。ああ、こういうのが「勝負」なのだ。Vゴールモードでみんなへとへとで動けなくなってるときに、リベロがここまで入り込んでシュートしちゃうんだもの。大事なのはそれだよな、と。あたしは井原がそーゆー攻撃参加をしてくれるのを期待していたのよぉぉぉ。井原のシュートって弾道が低くてきれいだから好きってのもあるし。。
 なんやねんっ>ナイジェリア。ああ。期待していたのだが、老獪で巧いデンマークに1-4とボロ負け。初戦でスペインに逆転勝ちして油断したのだろーか。みるちのびっちも動かなかったし。ナゾの敗戦である。カヌもいまいちだったしなあ。やっぱ、ボール奪取とかプレスの練習はちゃんとやっとかないと、老獪なチームにやられるってことなんだろか。うーむ。
 次期日本代表監督は誰がいいかってんでテレビとか新聞がアンケートをとってるけど、いやあ、みんなベンゲルとジーコしか知らないらしい。ベンゲル・ジーコ・その他大勢なんだもんな。聞くだけ無駄ってもんでした。4年の長期政権なら、クライフを呼んで好き放題やらせるのもいいと思うんだけどなあ。クライフって今フリーでしょ? ベンゲルが今アーセナルの監督を辞めるとは思えないし。ベッケンバウアーという手も面白いかも。あと面白そうな人いるかなあ。さすがにようわからん。
 ちなみに、このページの訪問者は延べ58,000人に達しました。「延べ」って便利な言葉やなあ。この58,000人が国立競技場のスタンドを埋めたら、同じ顔が何千あるやら。

○ 06/27

 MacintoshWireのデジカメ特集用の原稿を書く。
 要するにメンタリティの問題なのかなあ。
 日本代表が「強い」ときって、どうしても、リラックスしてできているときか、キレてしまってイケイケなときだけなんだよな。それ以外は「上手いけど弱い」という最低のチームなのだ。で、そのポイントは「勝負の精神」が足りないところにあると思う。「勝ち負けの瞬間」を嗅ぎ取る能力や、その瞬間に「勝負をかける」思い切りというか。例えば、アトランタ五輪でブラジルに勝ったときのポイントって、伊東なのだよね。普段MFでブラジル相手の守備に忙殺されていたはずなのに、あそこではなぜかゴール前まで一直線に走っていたやん。多分、ここが勝負だ、ってのを感じて、システムを崩してでも走っていったんだと思うけど。ワールドカップでは結局、キレて開き直ることはなかったし、そこまで追いつめられることもなかったし、システムを崩してまで勝負にいく選手もいなかった。まあ、その辺をラモスは怒っているんだsと思うけど。練習のしすぎでシステムにとらわれたのかもしれないし。ふだんの試合でも「ここが勝負」と感じたときに、そのまま世界が止まるような集中力を取り出せるようになれば、シュートをふかしたりはずしたりすることも減ると思うのだ。
 じゃあどうするかというと、やっぱ、海外遠征をたくさんするしかないんじゃないだろか。2002年はなんといっても予選がないのだから。
 次期監督は誰かなあ。個人的には2年間ベンゲルで、次の2年はヨハン・クライフってのが面白いと思うのだが。世界的な知名度も凄いし、絶対に点を取るチームにしてくれると思う。どうかしら? ファン・ハールってのも面白そうだな。要するに、欧州系で攻撃的な監督にしたいらしい>あたし。地元のワールドカップだから日本人監督で、なんて時代錯誤なことはいいっこなしね>日本人。
 ついでに、日本サッカー協会の幹部も全員クビだな。当然だな。川淵さんはチェアマン専任ってことで。やっぱ、協会委員長は加茂さんがよいんじゃないかと、相変わらず冴えていてわかりやすい解説を聞いていて思うのでした。サッカー協会会長はサッカーの知識はそこそこでいいから、政治力と財力があって外国とちゃんと渡り合えて、広い目で見られる人がよいです。
 イタリアは順当にノルウェーに勝つ。1-0だったけど。
 ブラジルvsチリといえば、すごいのはサンパイオ。いやあ、あのサンパイオがもうワールドカップで3点取ってブラジル内得点王なんだもん。いやはや。いいキャラクターだなあ>サンパイオ。先制点のときなんて泣きそうな顔してたもんな。いやあ、いいキャラクターだ。

○ 06/26

 眠いよぉ。眠いままGW誌の連載を書く。あとは、あれとそれとこれを書かねばならないのであった。ぐー←寝るなっ
 晴れていたのでデジカメ5台抱えてサンプルの撮影。SCNへ打ち合わせに行く。デジタルマビカ。
 あああああああああああああああああああああああほかあああっ
 最初の10分くらいで、あ、今日もやばいな、という予感はしたので、あまり期待しないように見ていたのだが、それにしても。。。。ジャマイカですらああいうチャンスが1回あったらちゃんと決めるとゆーのに。なんで日本のFWはDFをひとりかわしてシュートに持ち込むってのができんかなあ。なんでフリーで貰って打つことしか考えてへんのかなあ。はー。なんで、2連敗中のチームがスタメンをいじらんのかなあ。なぜ斉藤やなくて小村なのかなあ。なんで最初から4バックにせんのかなあ。4バックで行って、先制して逃げ切ろうとなったとき3バックにすればいいやないけ。そうすれば、絶対0点でおさえられたろーに。結局、4バックでないと点とれへんのやから。そもそも、3試合連続で(警告累積を除いて)同じスタメン同じフォーメーションのチームって、多分どこにもないよ。イングランドやって勝負かかった試合でオーウェンスタメンやで。
 なんで後半頭からロペスと平野いれへんかなあ。交代せななんともならんってわかってるやんけ。
 今日の平野は珍しくちゃんと平野だった。フリーキックもヘディングもパスも良かった。ああ、あのヘディングが入らなかったのは平野としてもショックだったろー。ろぺすも悪くなかったし。でも投入されたのは例によって2点取られたあとやった。小野ももっと早くいれとけばなあ。中山、変えたかったけど変えようがなかったしなあ。
 それにしても、だめやね。なぜあれで監督慰留するかね>サッカー協会。自分らの責任をごまかすためとしかおもえん。あるいは、外国から監督を呼ぶのが面倒くさくて逃げているか。とりあえず、日本を強くする気はないらしい>協会。
 やっぱ加茂さんの解説はいい。

○ 06/26

 GW誌の特集原稿を書く。MacintoshWireのコラムを書く。
 ベルギーvs韓国の試合は壮絶だった。感動的ですらあった。「悲願の一勝」を求めて力の限り走り回る韓国と、「決勝トーナメント進出」をかけているベルギーと。結局、1-1の引き分けで、「悲願の一勝」も「決勝トーナメント進出」もならず、オランダメキシコの決勝トーナメント進出が決定した。メキシコ、あなどってました。すみません。
 ドイツvsイランはそれはそれで面白かった。お土産をたくさんもって説明しながらペナントを交換するアベドザデは妙におかしかったし、気合いが入っているのか入ってないのかわからない表情も面白いし。でも底力の違いは隠せなかった。ベタベタに守ったが、2点取られたし、カウンターもアメリカ戦のようにはいかなかった。それにしても、クリンスマンの身体をくねらせて強引に決めたヘッドは凄かったっ。あれこそが点取り屋の鏡っ、って感じやったもんね。いやはや。えらいっす。
 ユーゴvsアメリカは、アメリカが全員攻撃全員守備で頑張ったのでユーゴがペースをつかめず、苦労する。なぜドイツ相手だとあんなにいいサッカーをするのにイランやアメリカ相手だとこんなサッカーになっちゃうんだろ。その辺がユーゴの欠点なんだろか。相手のサッカーと噛み合わないと調子がでないのである。ドイツとは噛み合ったのだ。さて、決勝トーナメント第一戦の相手はオランダである。噛み合いそうな気はするが、はてさて。ストイコビッチもなあ、2年前にワールドカップがあったら今の倍は動きがキれてたのに、って気がする。
 うーん、まだやらねばならない仕事がたくさんあるのに、時間と体力が……。眠いよぉぉぉ……。

○ 06/24

 昼過ぎに帰宅。
 情報を指の上に(びる)。知識は膝の上にあるという人もいるわ。天国は地獄だとも、地獄は天国だという人もいる(けいとぶっしゅ「Sat In Your Lap」)。
 今日あなたはどこへいきたいの?(びる)。ぼくらはどこでもない場所へ向かっている(とーきんぐへっず「Road To Nowhere」)。
 ああ、パラグアイナイジェリアに勝つとは。まさかスペインが予選落ちするとは。パラグアイに勝てなかったのがすべてだなあ>スペイン。おめでとう>チラベルト。
 勝負のあやが試合の順番に出たねぇ。決勝トーナメント進出を2試合目で決めたチームと最終戦で勝てばグループリーグ突破ってチームがあたると、やっぱモチベーションの差が如実に出るもんなんだろか。ノルウェーもそれで決勝トーナメントに出られたし。ブラジル的には意地でもノルウェーには負けるかっ、と思っていたはずなんだが。うーむ。個人的にはモロッコに出て欲しかったのだがな。
 日本も、もしかして、3戦目がアルゼンチンで、アルゼンチンがその時点で決勝トーナメント進出を決めていて流しに来ていて、日本はジャマイカとクロアチア相手に1勝1敗だったとしたら、もしかして、アルゼンチンに勝って決勝トーナメント進出ということになったかもしれない(そーなったらなったでクロアチアに得失点差で負けそうな気もするけどね)。
 Yahoo! Internet Guideに360度球体映像撮影キットのレビューを書いてメール。もうちょっとブラウザをチューニングして使いやすくした方がいいよ>IPIX。

○ 06/23

 通夜。ご冥福をお祈りします。

○ 06/22

 突然昔の知り合いから10年ぶりくらいに連絡があって、なんだと思ったら、高校時代の仲間のひとりが事故で死んだんだという。あまりに突然の話で呆然とする。水難事故。地元ではけっこう報道されているそうだ。けっこう遠いのだが、明日、通夜にでかけることにする。全試合リアルタイム観戦は途切れるがしゃあない。仕事は……ごめんなさい。
 どうもかなりショックらしい。わたしの知人の中では一番地に足をつけて生きようとしていただけに。なんてこった。
 コロンビアvsチュニジア。どよんとして集中できないのでフロに入ったらその間にコロンビアが先制して勝った。
 イングランドvsルーマニア。ルーマニアは老獪で、イングランドは若かった。ガスコインがいたらなあ。オーウェンもベッカムもいいけど、ああいう老獪な相手には老獪なおっさんが必要だったんじゃないかと。まあ、ガスコインって老獪というイメージではないけど。まさか1-2で負けるとは。コロンビアに負けることはないと思うけども。今回のイングランド、守備がちょっと怪しくない??
 中田ホームページを毎日楽しみにしていたのだが、もうそれも中断らしい。日本からろくでもないメールが殺到したからだそーだ。はー。十分考えられることなんだけど、それにしても、残念。テレビカメラに向かってVサインするのもラモスのいうことを真に受けて非難のメールを出すのも根っこは同じ。

○ 06/21

 うーむ。それにしてもなあ。日本は100%の力を出したと思う。でも、100%では勝てないってことだったんじゃないだろか。弱いチームが強いチームに勝つにはやはり「飛び道具」か「運」か「神がかり的な集中力」か、何がプラスアルファが必要になるわけで、特に今回のワールドカップは番狂わせがほとんどない(スペインが思ったより弱かったくらいか)わけで、飛び道具を持たない日本としては100%の力ではどうしても土壇場で勝てない、と。

 スポニチ日刊スポーツを買う。両極端で面白い。スポニチの一面見出しは「惜しいっクロアチアに0-1」「日本100%出し切った」「岡田監督執念総攻撃」「岡野駆け回った」「ナント走った走った!!これが“YAJIN”だ」「流れ変えた呂比須&モリシ」とすごく好意的。日刊スポーツは「連敗!!岡田監督辞意」「日本敗れたり」「決勝トーナメント絶望」「絶対に埋まらない1点差」「これがW杯だ」「点取らないサッカーなんてサッカーじゃない」「ウロウロ…何の為の岡野」「肩落とすスタンドの8割日本人」とすごくシビア。ここまで評価が分かれるのは日本としては珍しいことで、よいことだなあとは思う。

 ユーゴvsドイツ。ひー。いきなりユーゴ2-0とリードするし、ストイコビッチもこぼれだまとはいえ1点決めるし、この前よりみんな動きいいし、ストイコビッチも前の試合みたいに何でもかんでもボールを経由するんじゃなくて、ポイントポイントだけに顔を出してけっこう仕事してたし、「よしっ」と思ったら、ドイツの若い飛び道具やろうにやられましたああ。あのフリーキックは凄かった。あれでドイツ調子だしてイケイケであっという間に2-2で、そのままタイムアップ。うーん。勝てたのにねぇ>ユーゴ。でもまあこれでこのグループはユーゴとドイツが決勝トーナメント進出といっていいやろね。
 GW誌のQTVRAS日本語版レビューを書いてメール。
 アルゼンチンvsジャマイカ。ジャマイカが勝てば、って勝てるわけないやんけぇ。ジャマイカが勝てる相手なら日本が勝ってますってば。というわけで、ジャマイカ退場者も出たけど、5-0。
 イランvsアメリカ。アメリカの猛攻に耐えたイランが一発の完璧なヘディングで1点先取。さらにアメリカ猛攻猛攻でほとんどオフサイドルールが適用されない位置までアメリカDFが上がってきてそこへポンとダエイから抜けたパスをマハダビキアがダダーーーッと高速ドリブルで突っ走って2点目。さらにアメリカ猛攻するがまたイランがカウンターでだだーっと抜けるも、熱があるのかなんか病気なのかまともな体調ではないダエイがポロポロとはずしようがないシュートを外して、ダエイどーしたなぜキミはそこにいるっ状態のまま、アメリカ猛攻で、ドタバタとセットプレーからヘディングがゴールに転がり込み1-2で、さらにアメリカ猛攻するも、なんとかイランが逃げ切って勝利。勝つ瞬間なんかイランの控え選手がもうグラウンドに飛び込もうと待ちかまえていて、優勝したかのよーな騒ぎ。よかったなあ>イラン。あたしもうれしいよぉ。で、ダエイはどんな病気なのだ? 

 それにしてもアメリカにサッカーは似合わぬ。何故だろうと思うのだが、やはり戦いぶりにそのお国の「テイスト」というものが欠けているからだ。ワールドカップの最大の楽しみは、世界サッカー博覧会としての一面であり、各国がそれぞれテイストを持った戦いぶりを見せてくれるから我々は日本以外のチームの戦いも楽しめるのだ。アジア最終予選を見た人なら、イランのサッカーと日本のサッカーと韓国のサッカーは異なったテイストを持つことが理解できているはず。そういう点で、アメリカのサッカーにはまだアメリカのテイストがない。われわれがアメリカに対するイメージとアメリカの行うサッカーのイメージが重なったとき、多分、アメリカにサッカーが定着したといえるのだ。

 今日の審判はおとといとはうってかわって、流す流す流す流す流す……。大会中に何度もレフェリングの基準が変わっていいのかあああっ。がるるーっ。

○ 06/20

 MacintoshWireでデジカメ特集をやるというので打ち合わせにでかける。
 勝ちを意識しすぎて攻め手が単調になって結局相手を崩せないときの(いつもの)日本代表がそこにいた。
 日本vsクロアチア。…………。負けたあああああっ(号泣)。
 うーん。ボバンもボクシッチもいないクロアチアだったのに。ジミー大西だっていたのに、あ、アサノビッチか。
 普段の力を普段のように出していたけど、普段通りでは勝てないのがワールドカップなのであった、って感じなのかしら。中盤は支配して押してはいたんだけど最後のラインを崩せなくて点が取れないという優位に進めながら勝てない日本代表そのものだったという感じがあって、すっげー悲しい。NHKでラモスが怒ってた。スーケルは、一度だけ自分の型にハマったとき、点を取った。日本は、あとひとつの動きが足りなかったように思う。100%ではやってたかもしれないけど、今の日本だとそれじゃ点は取れないわけで、例えば、あのジョホールバルとかソウルでの試合ではそれができていたけど(でもイランに2点取られた)、今日は普段の日本代表だったからだめやったと。「あれ、なぜキミがここにいるのだっ」というような動きというか。一瞬の工夫というか。相変わらず岡野が出たのに右サイドをちょっとしか使わなかったし。中田がPA内にボールを持ち込んだとき、なぜかFW3人のポジションが重なってパスだしどころがなくて失敗したし。オフサイドライン付近での前後の揺さぶりが見られなかったし(強豪国を見てるとこれが凄い。FWが下がったと思ったら2列目が飛び込むしで、マークを外したりスペースを作ったりしてるわけ)。
 クリエイティブというか、何とかしようという意味では、アルゼンチン戦の方がよかったんじゃないか。攻め手が少ない分、工夫が見られたというか。ストッパーの中西がふたり抜いてセンタリングとか、名良橋が内側に入り、外からさらに中西が飛び出てくるとか。要するに「普段通りのサッカーをしたら勝てなかった」っていっちゃっていいんじゃないだろか。少なくとも、よいときの日本代表ではなかった。「普段」のパスミスもするしサイド攻撃もするけど、攻撃が単調で、何かが足りない日本代表だった。ガムを噛もうが笑顔をみせようがどーでもいいけど。形相を変えないと普段以上の力を出せないんだとしたら、笑顔はいかんのかもしれないがね。
 少なくとも、アルゼンチン戦の方が「惜しかった」と思う。
 ああ。城批判やサッカー協会批判がぞろぞろ出てくるな。
 まあ、日本代表の試合っぷりや勝ち負けより、自分がテレビに映るかどうかの方が重要な「さぽーたー」とやらもいっぱいいたみたいだしな。
 メキシコvsベルギー。前半はショックで見てなかったんだけど、いつのまにか、メキシコが0-2で負けていた上にレッドカードでひとり減っていた。それが、である。まずベルギーDFがPA内でファールをおかしてレッドカードで退場になり、PKを決めて1点差。凄いのは2点目である。左サイドからものすごく速いクロスがGKとDFの間を低く抜けたかと思うと、右から詰めていた「ボールを足で挟んでピョンと飛ぶ技」が得意なおにいさんが風のごとくとびこんできて、なんと、届くか届かないかギリギリで左足アウトサイドで決めたんである。当然左からくるボールに対して左足アウトサイドで飛び込んだのだから、身体は仰向けで、蹴ったあと尾てい骨から着地するってゆー凄いシュートだった。右足では届かないとゆーとっさの判断だったんだと思う。多分日本に欠けていたのはこれだったんじゃないだろか。結局2-2。
 オランダvs韓国。んーん。いきなり前半で0-2。チェ・ヨンスも出てきたのだが、ホン・ミョンボもいたのだが。終わってみたら0-5。圧巻は3点目のベルカンプと5点目かなあ。ベルカンプはDFをかわす動きが凄かった。それ以外は怪我のせいかいまいちだったけど。5点目は、DFのラインはこうやって崩すのだっていう見本じゃないかと思う。ひとりがFWにパスし、そこで手詰まると戻って、今度は2列目の選手が前に出てパスを貰って、と、前後の動きと短いパスをやりとりしながらDFラインを崩し、さっと入り込んでシュートするっていう、日本代表に見せて上げたい遅攻の見本。それにしても0-5やで。しまいにはオランダも主力選手ひっこめちゃったんやで。ああ。

○ 06/19

 モービルPCの残りの原稿を送り、フロに入り、あずさ57号に乗って塩尻まで出かける。GW誌の取材でエプソンにお邪魔したのである。せっかく長野まで行くのだから、いろいろ写真でもとってこようとデジカメを5台も持っていったのだが、けっこーな雨と風で華奢な折り畳み傘の骨がぐにゃりといってしまったほど。くっそぉ。さすが技術者って感じで、取材は盛り上がるが、雨なのである。ああ。遺跡そばとかいうあやしい観光地的な蕎麦屋で蕎麦を食すが、さすがに手打ちなのは確かなのであった。旨い蕎麦には旨い水である。
 日経01の連載を書いてメール。
 ナイジェリアvsブルガリア。うーん、ナイジェリアのサッカーってワクワクしておもしろいっ。でも最初の1点はけっこー華麗にカッコよくとったものの、そのあとはことごとくキーパーやDFにはじかれ、後半はブルガリアが攻めにでてあやうくなるもなんとかバーなどに助けられて逃げ切る。いやあ、レッドカードもなかったし(イエローはたくさんでていたけど)、カヌも顔見せしたし、よしとしよー。何しろ、どんな動きでもしなやかなんだよなー。無理を感じさせないとゆーか「柳」的とゆーか。
 スペインvsパラグアイ。チラベルト凄かったけど、でも、スペイン、どーしたの? なんとゆーか、あかんちゃうやろか。強豪組最初の脱落とゆーか。攻めてはいたけど点を取れる気がしなかったもの。ひとりひとりは上手いんだけど、チームとしてどっかに問題ありゃせんだろか。特にMF。
 ああ、クロアチアに勝てるかなあ。どー考えても無理な気がするが、でも勝ってくださいませ。

○ 06/18

 モービルPCの取材原稿を書いて送る。MacintoshWireの連載を書いて送る。
 歯医者へいって前歯の治療をされる。
 デンマークvs南アフリカ。うーん。デンマークが勝てると思ったんだけどなあ。つらいよ。次の相手はフランスでしょ。
 フランスvsサウジアラビア。フランスが順当勝ちといっていいのだが。。。
 なぜ急にレフェリングが厳しくなるのだ? 協会からもっと厳しくとるよーにとあったみたいだが、それにしても、ジダンのは即レッドかなあ。途中から急に厳しくなるのはやっぱ問題じゃないかしら。ジダン、次は無理としても、決勝トーナメントの一試合目はどーなるんだろ。だって、どう転んでもスペインかナイジェリアでしょ、あたるの。それがジダン抜きではねぇ。困ったもんだ。日本vsクロアチアもこの分だとレッドでるよなー。

○ 06/17

 東京国際フォーラムなんてとこを使って、Windows98の発表会である。いやはや、いろんな発表会へ行ったけど「全席指定」なのははじめて。メディアによって座る場所を変えさせられたのかなあ。パイが投げられたとき、誰が投げたかすぐわかるよーにだろーか。生ゲイツも出てきたことだし。いやはや。各メーカーの「社長」もやってきたし。NECや富士通はともかく、SONYの出井さんが来たのはびっくり。
 発表の内容はWindows98だから特に目新しい話もなかったんだけど、とりあえず、インターネットの統合はやたら強調してた。
 →の写真は最後の質疑応答の風景(COOLPIX900で撮影)。本当は両側にMSの社員がひとりずついたんだけど。カット。よく見るとわかるけど、マイクが2つしかない。成毛さんと古川さんはマイクを持ってたけど、ビルゲイツ用マイクはなかったわけ。で、ゲイツが喋るとき、どっちがマイクを渡すかで大喧嘩がはじまり(ウソ)、古川さんが勝ったのでした。その同時にマイクを差し出した妙な間がおかしかったす。ゲイツも歳を取ったなああ。SFで見た生ジョブズもずいぶんおっさんになったもんだと思ったけど、ゲイツの場合おっさんになったというより老けたなあという感じがある。
 質疑応答コーナーでは挙手した記者が質問するんだsけど、司会者にさされる場所がだいたい真ん中あたりだけだったので、やはりヤバいこと聞きそうなメディアや専門的な質問をしそうなメディアは端によけて避けたねって話をあとでする。週刊東洋経済は米の景気はバブルやないかとか、日本の経済をよくするにはどーしたらいいと思うかとか、そういう質問が出て楽しかったからいいんだけどね。
 受付で渡された紙袋には重たい木箱があって、さて、こいつはなんやろと思って開けたら、4色和菓子セットでした(←)。見てわかるとおり、Windowsのロゴで使われている4色なのね。でも食べ物には向かない色やと思う。うう。おいしそーな組み合わせじゃないもの。
 発表会後、各知人らと国際フォーラム内の喫茶店で飯を食いながらサッカーの話やら業界の話やら。その店がまた注文をとりにこないわ、出てくるのがおそいわ、ウエイトレスはブアイソやらでなかなか最近の都心近辺ではめずらしいとこなのでした。公務員が出向でやってる店だったのかしら?
 チリまたもや終了間際に同点にされて勝ちを逃す。オーストリアまたもや終了間際においついて引き分けに持ち込む。ああ。
 イタリアがこんな大会序盤からつおいとは。カメルーンがこんなにひどかったとは。見てると悲しくなるくらい、エムボマがボランチやらなきゃならん理由がよくわかる。エムボマがひとりでサイドをチェンジしたり長いクロスをほおりこんだりと変化をつけてるんだもん。なんかエムボマがボランチ兼ゲームメーカーなのね。それでもゴールを脅かせるところがフィジカルが強いチームのうまみやろな。イタリアも途中中盤がスカっとなったがデルピエロ登場でまたうまくまわるようになって2点追加。このグループはイタリアとチリかなあ。でもチリってどうも甘いしなあ。
 

○ 06/16

 ヘンな夢を見た。
 昼近くまで原稿を書いていたせいか、一日中眠い。
 ノルウェーvsスコットランド。半分寝てた。
 ブラジルvsモロッコ。うーん、さすがに自分たちのサッカーさせてもらえないモロッコだった。3-0になってかなりダレたけど、でもロナウドは凄いわやっぱ。おかげで眠気がとれました。フリーだと絶対外さないもん。レオナルドは惜しかったねぇ、1点くらいとって欲しかったす。いやあだんだん調子上げてきたブラジルはさっさとグループリーグ突破。多分、次のノルウェーにも勝ちにくるだろうから、そうなると、残りの3チームが全部1敗で並ぶわけで、もしスコットランドとモロッコが引き分けたら、得失点差勝負になるわけで、そうなると、初戦でブラジルにあたったおかげで「-1」で済んだスコットランドが初の決勝トーナメント進出って可能性もあるなあと。個人的にはスコットランドかモロッコに進出して貰いたいのだが。

 

○ 06/15

 フランス時間で生活しているので、毎日時差ボケである←なんやそれ。
 午後からSONYを取材。VAIO関連だけでもう5〜6回SONYへ取材に行ってるが、取材相手が毎回違うのが面白い。今度、本社1階にあるMuseumを見せて貰おっと。
 イギリスvsチュニジア。うーん。格が違うなあ。ベッカムは報道の通り、ゴルフ大会をさぼってスパイスガールな婚約者とデートしてたせいで先発からハズされていた(ほんまかいな)。ガスコインがいないので寂しかったけど、その分パス回しも速くて、世界的な潮流なのだなあと思うのである。
 コロンビアvsルーマニア。コロンビアってやっぱあましよくない。ルーマニアもそんなでもなかったと思うけど。
 ドイツvsアメリカ。いやあクリンスマンはやっぱうまいわ。ビアホフは力が入りすぎていたのかしら。ドイツは強いねぇ。順当に強い。メラーもいい感じで中盤をドリブルであがってたし。レフェリング的には、これ、一発レッドやないの? とゆーのもあったけど。うーむ。スライディングタックルの多いのが気になったす。
 見てると、格上vs格下の戦いか、同レベル同士の戦いかがけっこーはっきりとわかって面白い。格下が勝つのは難しいけど、引き分けることはできそう。でもあまりレベルが違うとそれすら難しいってことか。例えば、その国のレベルをABCで分けてみると(あくまでも試合を見たあたしの感想だけど)、アルゼンチンvs日本、イングランドvsチュニジア、メキシコvs10人になった韓国、フランスvs南アフリカ、クロアチアvsジャマイカはAvsCという感じ。これだけ差があると勝つのは奇跡、引き分ければ恩の字。ドイツvsアメリカやオランダvsベルギーだとAvsBというレベル差。ユーゴvsイランは難しいな。AvsBかBvsCか。同じレベル同士でも、ハイレベルでの争いか低レベルでの争いかで、後者だと試合がつまんなくて寝てしまう。前者だと、負けた方のダメージが深そうである。例えば、ナイジェリアに負けたスペインだ。どっちもレベルAだった。
 日経クリックの「コイツが欲しい」の原稿を書いてメール。
 くそっ。案の定、IE4を入れて以来、Win95がよくフリーズするよーになったぞ。FIFA98でときどきフリーズってのは前からあったが、頻度が上がったし、世界大百科もときどきフリーズする。やめてくれーー>MS。

○ 06/14

 ビクターのワールドカップ用ビデオテープをさらに買い込む。けっこー気に入ったらしい。
 日本vsアルゼンチンあああっやっぱアルゼンチンは強いっ。上手い上に身体も丈夫だし。困ったもんだ。やっぱ日本は高速ドリブルされると弱いし。相変わらず得点できないし。うーんと、中田も力が入っていたのか、プレースキックの精度が悪かったし、真ん中から後ろの人たちは守備で疲れるせいかどうしてもラストパスの精度にかけるし、シュートは全部枠の外だし。でも1点取って欲しかったなあ。川口は相変わらず凄かったしなあ。中西もどんどんよくなってる。もー小村いらない。名良橋-中西の右サイドコンビの攻め上がりも感動的だったし(あそこであれだけイケる中西はすごい)。うーむ。平野はもっとFWの真横くらいで「飛び道具」に徹底させるべきじゃないかしら。交代が遅かった気もするし(例えば、ユーゴの監督なんか、後半25分には3人とも変えたもの。そのおかげで流れを呼び戻して点を取ったし)。どっかのアナウンサーが1-0も2-0も一緒だからもっと早く交代を、といったのには笑ったけど。あほか。1-0と2-0ではずいぶん違うんだってば。クロアチア戦では負けたらもう決勝トーナメントへ行ける可能性がなくなるから、そのときはイランに勝った時みたいに、早めにどかっと交代して4バックにして点を取りにいくってゆー可能性はありそーだけど。
 それにしても、点を取ってくれよぉぉ。やっぱアルゼンチンは凄い。スペースもないし1対1も強いし。でもシュートの精度はいつもより悪かった気がする。守備で疲労がたまったのか、相手のチェックが強くていい形で打てなかったのか、力がはいっちゃったのかしらんけど。でも、少しでもはやく1点目を取らないと。もっと角度がないところからシュート打ってもいいんじゃないかなあ。普通のセンタリングじゃなかなか崩せないもん。
 それにしても悔しっ。強い国はなんだかんだいって、1点をもぎとっていくんだもんなあ。すごいもんだ。
 ユーゴvsイラン。うーん、イランがあんなに守備を頑張ってベタベタにやるとは。でもまあ、あそこも飛び道具が3人いるから(ダエイとアジジとバゲリ)いいんだよな。ストイコビッチが途中で下がってしまった。残念。やりにくそうだったしね。今は天才的な上手い選手より、パワーかスピードの人が必要なのかなあ。サッカー全体が組織的になってきて相手を研究して良さを消したりくずされにくくなってるから、それを突破するには「+飛び道具」しかないのかなあと。ユーゴの得点も飛び道具だし。そういう意味では日本は弱いよな。
 クロアチアvsジャマイカ。クロアチアはやっぱ気持ちいいサッカーするなあ。あの1点目のコーナーキックも凄かったし。あんなショートコーナーははじめてみた。でも、ジャマイカに点を取られるなよぉぉっ(泣)。ところで、スーケルがシュケルになったのってなぜ? 1996年にはスーケルだったよ。さておき、プロシネツキのシュートは上手かった。まさかと思ったもん。いやあ、クロアチアのサッカーって好きだわあ。ユーゴよりよかったんじゃないだろか。さて日本はどーやって勝とう。。。
 加茂さんの解説も好き。日本戦はやらないのかなあ。
 MobilePCの連載を書いてメール←ちゃんと仕事もしててえらい。

○ 06/13

 FM/Vファミリーの連載を書きあげてメール。やっぱDSC-V100はおもろい。QV-770は結局16分割の絵を2枚作るだけやもん。
 スペインvsナイジェリア。ひー。アモカチもカヌーもいないのになぜあんなに強いっ。ラウルのボレーシュートは凄かったけどなあ。ナイジェリアって反則や。まいった。
 韓国vsメキシコ。ハ・ソクジュはフリーキックを決め手先制点をとってうれしくて記念にスライディングしたらレッドカード貰いました。というかなんとゆーか、さすがにじわじわと疲れがたまって(あそこまでへとへとになった韓国ははじめて)、チェ・ヨンスもいないし。でもメキシコ相手にあんなに守備的にやらなあかんのかあ。勝って欲しかったなあ。残念だなあ。
 オランダvsベルギー。さすがに眠い。ベルギー的には勝ちと一緒やろーけど、韓国的にはつらい結果でした。でもクライファートはやっぱ問題だなあ。うーむ。
 で、バックチャージは即レッドっていう新ルールはどうなったの?????→ハ・ソクジュに適用されました。

○ 06/12

 日経クリックの原稿で使う図版を作ってメール。
 ターンテーブルを持ち出してオブジェクト用素材の撮影。もうちょっとちゃんとセッティングすればなんとか使えそうである。
 サウジvsデンマークパラグアイvsブルガリアフランスvs南アフリカ。全部見る。疲れた。
 弱小国は必死に守りを固めてきて負けないよう頑張るし、強国はグループリーグ突破を狙って勝ち点を稼ぎにくるし、ってわけでけっこう白熱しておもろい試合が多い。でもやっぱ、個人個人は巧いけどチームとしては強くないとことか、個人個人はそーでもないけどチームとしてはうまいとことか、いろいろ性格があって面白い。強い国はなんだかんだいって、1点をもぎとっていくんだもんなあ。すごいもんだ。
 合間にFM/Vファミリーの連載を書く。うーむ。QV-770が思ったより使えないヤツだったのでちょっと残念。
 で、バックチャージは即レッドっていう新ルールはどうなったの?????

○ 06/11

 旅行代理店の見込みが甘かったんやろなあ。ちょっと考えてみたら、収容人員37,000人のスタジアムのほとんどを日本人でしめようなんてむちゃに決まってるとゆーのに。しかしひでぇな。見舞金5万円ってなんやねんっ。
 新宿で買い物(WC限定ビデオテープセットを見つけて思わず買う)及び雑誌記事のためのデジカメサンプル撮影。なかなか晴れてくれんなあ。
 MacintoshWireの原稿を2本書いてメール。
 イタリアvsチリ。バッジオが先発やないかっ。すげぇー。こっちでカズが、あっちでガッザがハズされたのに、石にかじりついてすべりこんだバッジオがこうして開幕スタメンだからなあ。よかったねぇ。それにしてもサ・サコンビは面白いっ。いやあ、珍しくイタリア初戦で勝利かと思ったが、結局引き分け。よく引き分けたなあという気もする。やっぱバッジオはすげぇ。PK取ったアレ、ぜったい手を狙ったで。
 カメルーンvsオーストリア。うとうとしながら見る。眠いんだもん。なんでエムボマがそんなとこにいるの? うーむ。ナゾである。
 で、バックチャージは即レッドっていう新ルールはどうなったの?????

○ 06/10

 DOS/Vマガジンの連載を2回分まとめてメール。
 歯医者。
 ワールドカップ開幕。いやあ、ネタもないのに延々と番組をひっぱるなあ>各局
 アルゼンチン戦の約12,000枚のチケットが実は確保できてなかったのが発覚したとか。ひでー。だって、競技場って収容人数が4万人以下でしょ。ってことは、仮に日本の旅行代理店たちが怪しいエージェントを含めて全部で2万枚確保していた(つもりだった)として(約15,000枚らしい-06/11)、12,000毎足りないってことは半分以下じゃん。それにしても、あほやなあ>旅行代理店。詳しい話を聞きたいね。つまり、旅行代理店はいったいどんなルートでチケットを確保しようとしていたのかってこと。普通の日本への割り当てがそんなにあるわけないもの。そもそもチケットって申込者の名前が刻印されるはずだしさ。その辺はどーいう手配になってたんだろ。あたしの知り合いにもアルゼンチン戦を観に行くって人がすごく多いんだけど(なんでこんなに多いんだろ。チケットあるんだろかと思ったもん)、みんな無事にいけたんだろーか。出発直前になって、現地へ行ってもチケットは確保できないかもしれません、キャンセルしますか? なんていわれても困るだろーに。
 ブラジルvsスコットランド。なんとなく、アルゼンチンvs日本戦もこんな展開になるんじゃないかと重いながら見ていたわけだが、初戦だからかなあ、ブラジル、よくなかったす。どんどん動かなくなるし。
 ノルウエーvsモロッコの方がおもろい。ノルウエーはひたすらフロなんだけど、フロってけっこー足技を使うし。つめが甘くて点が取れないんだけど、190cm以上がたくさんいるからセットプレーに強くて、相手もそれを警戒するあまりに慌ててオウンゴールしちゃうとか。モロッコは逆にみんなすばしっこくて運動量が多い。特に7番の動きが忍者みたいでおもろい。レベルはともかく、チームの性格がはっきりしてる分、見ていて楽しいのだな。どっちが予選突破するだろー(スコットランドって気はあまりしないもんなあ)。
 しかし、サッカーっておもろいわあ。

○ 06/09

 SHARPにメビウスPJについて取材に行く。うーん。なかなかいいかも。のっぺりした質感も最近のシャープ的デザインだし。
 アップルクリエイターズポートフォリオ初日のイベントへ行く。恵比寿の奥にある会員制クラブらしい。いやはや。原田社長の話はまあいつもの通りで、iMacの実物もなかったけど、いろいろと業界の人とかがいて、Oh!Xでライターしてた浦川君にも久々に会って、アップルの人とかへんしうの人とかとかと談笑する。
 夜、日経クリックへんしうぶへ行って打ち合わせと撮影。DSC-V100である。
 帰宅後、撮っておいたビデオを見て、寝ようと思ったらパリでワールドカップ前夜祭がはじまったみたいで、生中継してる。くっそー。ナマで見たいよぉぉぉ。ああ、あんな出鱈目なイベントをやってるのかあ。ムチャクチャだぜフランスっ。だって、平日の夜に首都の大通りをたくさん通行止めにして邪魔な街灯や信号をとっぱずして、で、やることといったら20mもあるあんな妙な人形でパレード! それだけで十分凄い国だと思うもの。TDLのパレードなんてカスみたいなもんよ。ああ、ああいう国に住んでる人が羨ましい。モナコグランプリやる国だなあ(モナコはフランスじゃないけど似たよーなもんやし)。終盤ちょっと退屈やったけど、結局うとうとしながら朝まで見てしまった。出てくるキャラのセンスもいいし。音楽のセンスもいいし。でも最後の最後は寝ちゃって覚えてない。くそ。巨人が1998と並んで、いろんなキャラが集合して、で、どーなったのら?

○ 6/08

 うーむ。さすがマイクロソフトである。記事を書くためにMicrosoft Moneyをインストールしようとしたら、これはMSIE 4.0がないと動かないとかぬかしやがってくれたりする。いやだったが拒否するわけにもいかないのでインストールする。無事完了したようだ。よかったよかった。こーしてみんなIE4.0を使わなきゃいかんよーになっていくんだろーなあ。Moneyも悪くはないが、一度頼り始めると、とことんそれに依存させるよーな、つまり、取り囲んだら離さない、とゆー親切さがあって、それってMSのソフトの特徴だなってことに気づく。あなおそろしや。せっかくIE4を入れたので、スクリーンセーバーにPointCastとTVガイドを設定する。うーむ。便利は便利だが、知らない間に勝手にインターネットにつないでデータをダウンロードしてくるって怖いぞ。特にダイヤルアップルータ使ってると、ほんとーに知らない間にデータひっぱってきてくれるもの。で、Mac用はなぜ日本語化してくれないの?>ポイントキャスト
 なんだかんだで日経WOMANの原稿を書いてメール。コンピュータショッパーズにDSC-V100の簡単なレビューを書いてメール。世界大百科事典のテープ(いや、MD)起こしをはじめる。やっぱMDは偉い。音もきれいだし。まだサラリーマンしてたころ、原宿あたりの交差点を歩いていて、ふと、データと情報と知識と知恵って全然違うもので、その区別がすごく重要じゃないか、ってことを思いついた。思いついただけだけど、もしかしたら、Oh!Xあたりにそんな戯言を書いたかもしれない。当人はすっかり忘れていたが、取材でまったく同じ話が出て驚いたわけである。
 昨日撮影したパノラマのステッチにぼちぼちとりかかる。うーむ難しい。三脚がいかんのかレンズがいかんのか。どうしても微妙なズレが生じる。レンズが広角になればなるほど上端と下端で細かいズレの影響を受けやすくなるのだ。かといってひとこまひとこま水平を確認していては時間がかかるし。かえって撮影枚数を減らした方がうまく行くケースもある。なんともはや奥が深い。

○ 06/07

 特製三脚を背負って東京駅へ行き、日本カメラへんしうしゃと待ち合わせて丸の内、新橋などでパノラマの撮影。その後ちょっと足を伸ばして前から目をつけてあった「カプセルマンシオン」を撮影する。これはなかなか凄い。黒川紀章のホームページへ行ってもカプセルマンシオンのことなんて全然触れてないのもけっこー深いポイントであろう。
 ちょいとオーサリングしてみる。うーむ。もっと正確な三脚が欲しいわあ。

○ 06/06

 一日中ボケーッ
 FIFA98してテレビ見てゴールデンログレスやって日経WOMANで使うソフト触ってキャプチャとってインターネット散歩して魚眼レンズ試してゴールデンログレスやってテレビ見て昼寝して部屋の片づけしてFIFA98やってテレビ見てグランパス負ける

○ 06/05

 午前中から秋葉原にてパナソニックの取材。取材用新兵器「MD」はなかなか使えそうである。
 日経WOMANの連載で取り上げるソフトをいろいろいぢる。うーむ。やっぱ「ライフプラン」って概念にゃ馴染めないなあ。

○ 06/04

 ねっとわーるど+いんたーろっぷ98へ。ひー。2-8までフルに使っていてなおかつMSもNetscapeもLotusも出展してないのだった。すごいわ。人も多かったし。
 MacWeekのためにゴールデンログレスのちょっとしたレビューを、MacintoshWireのために混沌の屋形船Directを書く。ゴールデンログレスしながら「ああ、ピンボールってサッカーと同じやなあ」と思っていたあたしはビョーキです。
 それにしても、中田のオフィシャルページは面白い。いやあ、毎日ちゃんと中田からのメールが公開されてるってのも凄いが、1日に1,000通届くというメールを中田がちゃんと読んでいるのも凄い。一番面白いのはその内容なんだけど。

○ 06/03

 日立デジタル平凡社、よーするに「世界大百科事典CD-ROM」を作ったとこへ取材。久々に文化的というかインテリ的とゆーか、そういう世界の人と話をしたんだけど、あれをどうやってDOS/Vマガジン向きにまとめればいいんだかなあ。今は「データと情報と知識」がごっちゃに扱われているけど、それは全然違うもんで、情報ばかりが重視されて「知識」が疎んじられてるって話を延々とした。
 記者会見の時の岡田監督って不機嫌だったわけで、なんでだろー、と。よくいわれるなぜはずすならカズを連れていったのか、という話だけど、カズにはずっと代表に帯同して欲しいけど選手としては使いどころがない、でもカズとしては選手として選んで貰えないなら意味がないと考えていた、みたいな感じではないかと。岡田監督がしつこく25人全員が代表だといっていたのはそういう意味だったんじゃないかと。日本代表としては、もうカズや北澤の時代ではなくなったというか、日本のサッカーって他の国と違って急激に変化してきたために、古いタイプの選手を置いておく余地がなくなってしまったというのはいえるんじゃないだろか。ある程度その国のサッカーというのができているなら、30歳を越えてようがそーでなかろーが経験のある選手を置いておく意味はあるんだけど、日本はそれを作っている途中だから。過渡期に頑張った者の不幸といえるかもしれない。
 もしかしたらガスコインもイングランドのサッカーが大きく変わる流れの中で居場所を貰えなかったのかもしれないなあ。
 日本対ユーゴ戦。いやあ、面白かったっす。負けちゃったけど。中田とキーパーの1vs1は面白かったし。最終的に相手GKに読まれて止められたけど、一瞬のどっちに蹴るかという駆け引きがあったってのが凄い。確かに点は取れなかったけど、多分、守備の形ができてきたから次は攻撃の練習をみっちりやってるんじゃないかと思うのであまり気にはしてないといえばしてない。あの平野のフリーキックが入っていたらヒーローだったのだが、もしあそこであれがズバッと決まっていたら、そらシナリオできすぎやしな。そんなおいしい話があるわけない。

○ 06/02

 日本代表が発表される。ひー。カズがはずれた。うーん。わたし思うカズの存在って、ロジェ・ミラなのよね。カメルーンの、40歳すぎて代表に呼び戻されて秘密兵器として君臨しちゃうロジェ・ミラ。なんかこう、ピンチになってこりゃやばいっってときに投入すると、よくわからん力を発揮してなぜか点を取ってくれるとゆー存在。今回の22人は、バランス的にちょっと理に走ったかなって気がする。まあ、日本代表的にいえば中山の方がよくわからん力を発揮する役目を担うことになってたってことか。
 でも総体的に、凄いメンバーになった思う。ちゃんと、徐々に、この人らはアジアではいいけど欧米相手には全然通用せんのじゃないだろか、って気がする人がはずされていっているもの。
 エスカルゴムックの最後の1ページを書いてメール。

○ 06/01

 コダックの新製品発表会へ行く。DC220と260である。DigitaOS搭載機である。うーん、面白い。とりあえず、スクリプトを自分で書けるってのが面白い。これが売れていろんな人のオリジナルスクリプトやアプリがインターネットを飛び交ったらおもろいだろーなあ。デジカメっていうより、カメラに特化したコンピュータになるからな。考えてみたら、DigitaOSを搭載した画像処理に特化したPDAなんてのも書けるんだよな。例えばニコンもCOOLPIX300にDigitaOSを積んで再登場させたら面白いと思うっす。
 何より、この世界もその気になればこういうユニークなアイデアが入り込む余地がまだあるのだって点が面白いのだと思う。やっぱ元アップルはえらいなあ。
 HomePCの連載を書き上げてメール。エスカルゴムックの原稿を1ページ書いてメール。
 イングランド代表にガスコインの名前がない? なぜ? なぜ? 襟を立ててプレーしても許す3大スターのひとりなのに←勝手に決めるなっ←ちなみにあとのふたりはストイコビッチとカントナ(笑)←そういえばカントナはまたナイキのCFにちょっと顔を出していておかしかった。
 取材用にSONYのポータブルMDを買う。モノラルモードだと140分録音できるという点に惹かれたのである。テープを裏返す必要もないし。今週来週と取材が続くので。
 吉田産業から出たFinePix700用のテレ/ワイドコンバータを買う。うーんこれはVRに使えるかも。


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