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no.115 2004年 7月3日 明日はサマーコンサート 

 このコーナーの原稿を6月4日に準備していたのですが、更新せずにそのままにしていたら、無情にも月日が流れ、時は7月。明日は、鷲宮ウィンドアンサンブルのサマーコンサートの開催という日付になってしまいました。そのコンサートは、午後2時から鷲宮町中央公民館で開かれます(詳しくはトップページの"Concert information"をご覧ください)。その前に、いつものように曲目解説を書きましたので、ご紹介します。


「楽しく 踊って 明るく 南国」
(素敵に曲目解説)

 「楽しく 踊って 明るく 南国」。そんなイメージの曲を第2部のステージに集めてみました。みなさんも手拍子、足拍子、歌って、どうぞご一緒に楽しんでください。


サウス・ランパート・ストリート・パレード
 アメリカ・ニューオリンズの通りの名前「サウス・ランパート」。1936年、クロスビー楽団のドラムのレイ・バデュークとベースのボブ・ハガートが作曲しました。マーチ調のデキシーランド・ジャズ・ナンバーで、楽しいパレードの様子が目に浮かびます。聴きどころは、ピッコロ、クラリネット、トランペットのソロ。それぞれソロを、稲橋雄一、西川 駒、荻野敦が担当します。乞うご期待!


恋のカーニバル
 サンバの心地よいリズムに乗って、歌って踊って、という明るく楽しい曲です。「サンバ」はブラジルの踊りの音楽で、大掛かりな山車と踊りのパレードで有名な「リオのカーニバル」をご存じの方も多いことでしょう。聴きどころは、手拍子に乗ってチューバ佐々木義輝とユーフォニアム山田裕子が吹きまくる部分。みなさんもご一緒に手拍子をどうぞ。ゲスト・ドラマーの森洋太のリズムの刻みもお聴き逃しなく。


モリタート
 原曲の「三文オペラ」については、話が長くなりますので、ここでは割愛させていただきますが、1928年にブレヒトの台本で、クルト・ヴァイル作曲で初演されたオペラに使われている2番目の曲が「モリタート」。ジャズのスタンダート曲としても知られます。この吹奏楽版では、兼田敏が巧みに編曲し、テーマを演奏するトロンボーン、ソロを演奏するトランペット、テナー・サックス、クラリネットが軽快な4ビートに乗って演奏します。それぞれ、浪川学夫、千葉秀成、木田麻子、風間美佳、風間美希が担当。今回はじめて風間姉妹の同時ソロが実現しました。


フラワー
 テレビで活躍する堂本光一と堂本剛のKinKi Kidsが1999年に歌ってヒットした作品です。南国の海の香りをたっぷりと味わわせてくれるメロディーとリズムの明るく楽しいナンバーです。中間部のブラス・セクションにサックスも加え、一緒に踊りたくなるような、楽しい作品に仕上げてみました。

(指揮者 江川善裕)

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