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no.77 8月11−19日 夏のシンガポール

 シンガポール、「暑くて寒い国?」。室外と室内の温度差がすごくあるので、こう表現してみました。外は、まとわりつくような湿気と30度以上の暑さ、それに対して中は、クーラーガンガンの涼しさを通り越すほどの室温なのです。場所によっては半袖シャツでは30分もしないうちに凍えてくるのです。特に冷え性の人には耐えられない環境かもしれません。上着一枚を持つことをお薦めします。夏のシンガポールとタイトルを付けましたが、これは日本から見た季節感。シンガポールは赤道直下の国なので常夏なんですね。成田から6時間20分ほどのフライトで着きます。近代化されたホテルが立ち並び、公用語は英語。人口は320万人で、中国系が77%、マレー系が14%、インド系が8%、その他1%という人々で構成されているそうです。通貨はシンガポール・ドル(1S$=約70円)です。
 そのシンガポールに仕事で行って来ました(いつも仕事なのが残念なところです)。今回は「アジア南太平洋合唱シンポジウム」という催しの視察でした。日本、韓国、台湾、香港、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールから合唱関係者と合唱団が集まってクリニックやコンサートを開くのです。朝9時から始まって、終わるのが夜のコンサート終了の11時頃まで。そのあとプライベートに反省会(ただの飲み会)をするので、12時をかるく回ってしまいます。そして翌朝は朝9時から・・・というような生活を5日間過ごして来ました。それに夜中(1時20分頃から)にNHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」を見ましたね。
 食事は、シンガポールの食事を出すレストランからスターバックスコーヒーまでいろいろありましたが、中華料理が一番美味しかったですね。ビールは「Tiger Beer」がお薦めです。なかなかマイルドで、毎日のように飲みました。ある晩、以前地元のスタッフに連れて来てもらったことのある中華レストランに行ってみました。注文のやりとりをして、ビールを飲んで待っていると周りから日本語の会話が・・・。なんと周りの卓は日本人ばかりじゃありませんか。確かに、ここの料理は美味しいのです。日本人にはぴったりの味付けなんですね。でも、フルーツの王様と呼ばれる「ドリアン」のデザートは、かなり勇気のいる味ですのでご注意を。その他のトロピカルフルーツは美味しかったですよ。
 最終日、夜11時のフライトであまりにも時間があったので、「中国皇帝船」というクルーズツアーに乗ってみました。途中、クス島という伝説の島に立ち寄るのですが、小高い丘に登ったものですから、暑いのなんのってありません。帰りの船中でうたた寝をして・・・時間を潰すのにも一苦労でした。

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