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11月21日 マルチな体験

 この週末は、ややスケジュール過密でしたが、結構面白いものとなりました。何が、面白かったかと言うと、違うジャンルの音楽を一度に体験できたことです。土曜日の夜は、仕事上で世話役をしている「ジャズコーラスを楽しむ会」、日曜日の午前中はいつもの「鷲宮ウィンドアンサンブル」、そして午後は「J-Saxer Quartet」の練習。場所も東京・恵比寿、埼玉・鷲宮町、浦和市と違います。ジャズコーラスは当然歌いますし、ウィンドでは指揮を、そしてJ-Saxerはサクソフォーンを吹くというものです。同じ音楽でも、これだけ違うことをやる人もあまりいないのでは?というより、それぞれの活動が、自分にとって相乗効果みたいなものが働いたと感じました。
 フィンランドにタピオラ合唱団という団体があります。そこでは、ただ歌うことだけでなく、楽器を演奏し、違う音楽を楽しむことで、メンバー一人ひとりの音楽活動の幅を広げている実績があります。たまたま、昨年、前指導者のエルッキ・ポホヨラ氏を日本のコンクールの審査員に迎えた時に、氏の著書をいただき、そのことを知りました。この合唱団は1996年にユネスコ賞をもらうなど、その活動は世界的も評価されています。
 カラオケならともかく(?)、なかなか違うジャンルの音楽を演奏面で体験することはあまりないのではないでしょうか。でも、これが結構面白いことなのです。実際のところ、私にとっても、2つの組み合わせはあっても、3つの組み合わせはなかなか訪れて来ませんが、次のチャンスには積極的にやろうと思っています。
 みなさんも、既成の概念にとらわれることなく、いろいろな音楽を演奏面で実体験してみませんか? ちなみに、ジャズコーラスや吹奏楽に参加してみたいと思う方は、ぜひ、私までご一報ください。そこには楽しい音楽の世界が待っています。

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