杉山家初代R君の記録

 

r199502.jpg (16671 バイト)我が家にSUZUKIのWagon−Rがやってきたのは、1995年も残すところ20日をきった、あわただしい時期だった。

妻が使うということと維持費の関係から、購入するのは軽自動車を決めていたが、数有る軽の中でWagon−Rを選んだのは、機能性もさることながら、
2人ともそのスタイリングが気に入っていたからだ。

新車を購入する余裕が無かったので、中古車を探してもらったが、人気車種のため、中古車市場でも高価格を維持していており、条件に合う車がなかなか見つからなかった。しかし、半年落ちのRX(新車価格約109万円)が見つかったため、予算よりオーバーだったが、100万円近くで購入した。オプションのカーステが付き、後付けのアルミをはいていた。

スペック

駆動方式 FF
車名・型式 E-CT21S-WRXL
トランスミッション 3速オートマチック
全長 x 全幅 x 全高 3295 x 1395 x 1680 mm
室内長 x 室内幅 x 室内高 1685 x 1180 x 1340 mm
ホイールベース 2335 mm
トレッド(前) 1220 mm
トレッド(後) 1200 mm
最低地上高 135 mm
車両重量 760 kg
乗車定員 4 名
ドア数 4 枚
エンジン 水冷直列3気筒SOHC12バルブ ノンターボ
型式 F6A
総排気量 657 cc
圧縮比 10.5
内径(ボア) 65.0 mm
行程(ストローク) 66.0 mm
燃料噴射装置 EPI(電子制御燃料噴射)
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量 30 L
最高出力 55 ps / 7500 rpm
最大トルク 5.8 kg・m / 5500 rpm
燃料消費率(10/15モード走行) 16.4 km/L
最小回転半径 4.6 m
ステアリング装置形式 パワーアシスト付きラック&ピニオン
タイヤ(前) 155/65R13 73S
タイヤ(後) 155/65R13 73S
ブレーキシステム(前) ディスク
ブレーキシステム(後) ドラム(リーディングトレーディング)
サスペンション(前) マクファーソンストラット式コイルスプリング
サスペンション(後) アイソレーティッド・トレーリング・リンク式コイルスプリング

スタイリングで購入したR君(我が家での愛称)だったが、乗ってみると「人気者」の
理由が良く分かった。・広く明るい室内 ・十分なカーゴスペース ・街中でキビキビ走る
と言った、日常の足として「必要にして十分」(いやそれ以上)の実力を発揮するのだ。
もちろん、100%満足ではなかった。
子どものいない杉山家にとっては右側にドアが1枚しかないことの利便性が感じられず、
上の写真からも分かる通り、駐車場の関係からも不便を感じる事の方が多かった。
また、ミッションが3ATだったため、承知をしていたとは言え、高速走行に難があった。

 

主な整備記録(記録簿より)

1995.12.10 11063km 購入(当初のナンバーは相模50た4297)
1997.01.13 20489km フロントディスクパッド交換
1998.04.02 30764km ファンベルト・クーラーベルト交換
1999.12.10 43426km 左右ドライブシャフトブーツ交換
2000.03.13 44671km プラグ・オイルエレメント・エアエレメント交換
2001.03.15 51600km ファンベルト・クーラーベルト交換
2001.08.07 54500km 下取り車として手放す


この車はセカンドカーとして主に街乗りに使っていたが、1度だけ長旅をしている。
それは、弟夫婦がこの車を使って名古屋まで行ったのだ。「そんなに苦ではなかった」
とのことだったが、音はうるさかっただろう。

普段、この車を使っていたのは妻なので、妻にはいろいろな思い出があろう。

r199503.jpg (14636 バイト)r199504.jpg (18251 バイト)

自分の思い出としては、この車で事故をしたことだろうか・・・
交差点でおかまを掘ってしまいそれほど長くないR君の鼻をさらに短くしてしまったのだ。

6年弱の付き合いだったが、現行R君への乗り換えのため、下取り車として
杉山家を去って行った初代R君の事は、決して忘れる事は無いだろう。

HOME