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(c)Yoshi NAGATSUKA
制作年:2006
サイズ: A3ノビ 200dpi
使用画材:LightWave8.3, Terragen for Mac 0.9, Adobe Photoshop CS,写真(アラスカの針葉樹)
出力:
EPSON PX-5500
Velvet_ Fine_Art_Paper


Waiting And Listening - Blackney Pass

能動的な観測は、観測対象に必ず影響を及ぼすと不確定性原理では言う。
ましてや観測対象を周囲の環境から切り離してしまえば、
対象のふるまいは変わってしまい、システム内での役割もわからなくなる。
ポール・スポング博士のオルカラボが、
フィールドでのパッシブ・センシングに徹しているのは、
観測による対象(オルカ)との相互作用を最小限にとどめ、
システム(海)の中でのオルカのありのままのふるまいを観測するためである。
かつてのように、カヤックを出してオルカとコンタクトを試みる事もなくなった。
建設から30年以上を経た今も、ブラックニーパスを望むハンソン島の岩場の上で、
耳を研ぎ澄ませオルカを待ち続ける。