デルタ・ループ・アンテナの解析

デルタ・ループ・アンテナは、三角形の各辺を足した合計が 1波長になります。

まず、水平部の1/2波長ダイポールに対して、両側1/12波長を取り除くために 位相を反転したモノポールを重ねます。

  1. 基本1/2波長ダイポール部。
    LENGTHXPHITHETAPHASE
    0.5090900
  2. 1/3波長にするために両側に1/12波長の位相を反転(PHASE=180)した モノポールを作ります。
    LENGTHXPHITHETAPHASE
    1/12(1/4-1/12)9090180
    1/12-(1/4-1/12)90-90180
  3. これでデルタ・ループのベースとなる1/3波長部分ができます。
  4. ベースの両端に1/12波長モノポールを重ねます。
    LENGTHXPHITHETAPHASE
    1/12(1/4-1/12)90-300
    1/12-(1/4-1/12)90300
  5. さらに1/4波長モノポールを重ねる。
    LENGTHXZPHITHETAPHASE
    1/401.29901500180
    1/401.2990-1500180

デルタ・ループ・アンテナの分解

1/12波長波長のWEIGHT値は7にしていますが、放射インピーダンスが ダイポールの半分より小さいので、これでは誤差がでます。


「Analysis」の「Configure」値
アレイアンテナのConfigure
「Ground Plane...」の値
The effect of ground is ...included
CONDUCTIVITY5.0 MILLIMHOS/METER
FREQUENCY14.0 MHz
EPSILON15.0


THETA CUT面(1) THETA CUT面(2)


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