ひさびさにマック錯誤禄(99/1/24)

 別にたいしたことやってる訳じゃないんですが、土曜日曜暇なんでマックで遊んでいる訳です。(やっぱり冬は寒いんで、テニスも人気がなく、スキーもそれなりにお金かかっちゃいますから、お家の中でマックいじっているのが一番平和なんですよね。)

 〜1. Mac OS 8.5をインストール…!?

 既に昨年末にPowerMacintosh7600/132(225)は、Mac OS 8.5にアップデートしてたんですが、少々不具合があり、その対策をしこしこやっておりましたが、このたびめでたく解決しました。 

 不具合というのは; ファイルを開いたり、セーブしたりしたりするときに開くウィンドゥのなかにある、ボタンとか、サブメニューの表示が見えない(塗りつぶし)状態になってしまう事象。 Mac OS 8.0では発生しなかったが、8.5にアップデートした頃から現れた。

 はじめのうちは、まー愛嬌かな?と思っていたものの、インターネットメーラーEudora Pro (2.1-J)にそろそろ不満がでてきていたため、最新のEudora Pro 4.0J試用版を試そうと思ってインストールしたところ、設定メニューの機能ボタン欄が全く見えない。 
 あれこれ試してみたら、どうやらATI製のグラフィックアクセラレーションカード "XclaimVR 3D" の"ATIグラフィックアクセラレーター機能拡張ファイル"が悪さをしていることを発見。 この機能拡張をはずすと、画面描画/文字列スクロールの性能が落ちるのがハッキリわかるものの、MacOS 8.5を使い続けるためには、しかたないかな〜、と思っていた。 
 しかしながら、やっぱり文字列がずりずり移動してゆくのが許せないので、インターネット上でATI社ホームページをさがしてみたところ、ありました、ありました。 最新のアップデーターファイルがダウンロードしてくれと待っていました。 
 すぐさまダウンロードしてインストールしたところ、いままでの不具合が解消。おまけに、性能も良くなった様。 MacOS 8.5と共に新しい、"XclaimVR 3D" のドライバーでさらに快適な環境になりました(実際MS IE4.0上での画面スクロールはかなり速いものになりました。 めでたし、めでたし。 久々のヒット。)

 〜2. Eudora Pro 4.01-Jr試用版;

Eメーラーの定食ならぬ定番"Eudora Pro"。 実にわたしがインターネットを始めてからずっと使い続けていたのがPowerMacintosh7600/132を購入した時、おまけでついていた"Eudora Pro 2.1.3J"。 機能は不足なく(むしろ持て余していたくらい)すばらしいメーラーなのですが、残念なことにHTML〜ハイパーリンク対応になっていないため、メールの中にホームページアドレスなどがあってもクリック一発、(ブラウザを起動して)即そのページへジャンプ、なんてゆう気のきいた使い方はできませんでした。 
 これが、最新のバージョン”Eudora Pro 4.01J”だとお茶の子さいさい(うっ、死語だ!)にやってのけます。
 特に最近料金なしのダイレクトニュースを色々申し込んでいるため、毎日美味しそう、おもしろそうな記事がはいってきますが、そのたびにアドレスをコピー&ペーストでは興醒めしてしまいます。(なによりブラウザをわざわざ立ち上げる必要があり、めんどい。(面倒は、発明の母ですね。)
 そこで、某Mac雑誌に試用版(30日間)がCD-ROM記載ありましたので、インストールして使ってみることにしました。

 ところが、ところが設定(アドレスとか、なんとかとか)は設定OKのはずなのだが、うまく作動しない。 メール送信はOKなのだが、受信がうまくゆかない。 受信しようとしてもPPPアクセスしにゆかない(modemを動かそうともしない)のだ。 いろいろ設定を変えたりP-ROMクリアしたり、PPP(ダイヤルアップ用ソフト)を変えたり、メールソフトをインストールしなおしたり、涙ぐましい努力を続けたのだが直らない。 
 しょーがない、旧バージョンで続けるしかないか? と思ったが、思い直して最後のトライとして、ハードディスク内に別パテーションを設けてインストールしているMacOS 8.5.1(普段使っているMacOS8.5とは別に、同じようなOSをインストールしているのです。)にインストールして試してみました。
 結果は良好。全く問題なく作動しました。 つらづら解析してみると不具合の原因は旧バージョン"Eudora Pro 2.1.3J"のフォルダーが残っていたためと判明しました。(旧バージョンのアドレス帳などをそのまま使おうとおもって、旧バージョンをそのままに新バージョンをインストールし、同じ名称のフォルダ、ファイル(アプリケーションのコントロールには影響しないだろうと思われたものだけ)を交換するような妙なインストールをしたため、不具合が発生してしまった様です。(新アプリが旧ファイルの設定で作動していた?) なまじっか作動するから混乱してしまった。(自分のことは棚にあげておいて…) こういう不具合が生じるから、旧ファイルは云々と説明書にかいとけよな…。)

 ともあれ、さすがに新バージョン。 快適なEメール環境を提供してくれるので、試用を止めて購入することにしました。 購入はインターネット上で申し込みできました(クレジットカード決済だから、銀行/郵便局行くことも不要。さすが世の中、便利になったわ。) オンライン購入は市販パッケージ版の半額以下の値段です。(そのかわり、ハードコピーのマニュアルはありません。 ただし、電子データでマニュアルは提供されます。) 実際には、申し込みを行い、キーワードを買い取り、試用版の制約を解除する、という方法です。電子メールのやりとり2〜3回で購入作業が終了。 いや〜、インターネットショッピングはくせになりそうです。

〜3. Linuxをトライ;

 "Linux"って御存じですか?
いま巷で話題のフリーのUNIXベースのOSだそうです。 くわしいことは全くわかりませんが、UNIXっていったら、あのマイクロソフト社もビビるくらいの物凄いネットワーク用OSってものらしいです。
それがフリー(ただ)なんですから、物凄い勢いで世界中に広がっているそうです。(似たような広がり方をするものにコンピューターウイルスとかいうものもありますが。)
 この "Linux"OS、基本的にはIBM PCでしか作動しませんので、Macintoshオンリーのわたしには無縁のものであるように思われす。 が、私のPowerMacintosh7600/132(225)には、かの"Virtual PC"というIBM PC疑似ソフトがはいっていますから、このソフト上に"Linux"をインストールして、巷でうわさの"Linux"とやらを試してみたいと思っていました。(結構、初心者がトライしているっていう記事に、では俺も、って感じですね。)

 ものの本によると、このOS "Linux"はフリーかつプログラム内容も一般公開されているため、種類も一つだけでなく(容易に手を加えることができる!?)、亜流(?)もさまざまだそうで、OSの入手方法もパッケージ版市販、インターネットダウンロード(もちろんタダ)、雑誌おまけCD、などで可能だそうです。
インターネットでのダウンロードが一番手っ取り早いと思っていましたが、たまたま本屋で"Linux"インストールCD-ROM付録つきのDOS/Vマガジンを見つけ購入しました。(ラッキー!)

 さて、家へ帰ってからいそいそとインストールを試みました。 
OS"Linux"をインストールする前にVirtual PC上のMS Windows95が邪魔(というよりVirtual PC用のHD容量不足)ですから、この際思いきって別にVirtual PCを入れ直すことにしました。(HDに余裕がありますので、もともと4つのパーティションを分けていた内の一つにVirtual PCを改めてMS Windows95なしでインストール。)

 次にOS"Linux"をインストール。 雑誌の記事を参照しながら進めていきます。 聞き慣れない用語、作業を見よう見まねで進めてゆき、基本設定(OSそのものをインストールするまえに色々設定しなくてはいけないようで、HDパーティション分割、モニター、サウンド、ネットワーク設定など色々事細かに必要なんですね。)をなんとかクリアー(まことにもって、PC系のソフトのインストールは面倒くさい)でき、いよいよOSのインストール開始!。 
800MB程のインストールに1時間以上かかります。 延々と続くインストール。 ようやく残り数分になったとき、あれ?あれあれ? 画面が、……。 はてさてモニター出力の設定が合ってなかったのか、それとも他に原因なのか(多分こっちだ)、画面が真っ青、かつ文字らしきものが横長バー状態になってしまい、それ以上なにをやってもダメ状態になってしまいました。 やっぱりソフトIBM PCでは、うまくインストール出来ないみたい。 残念。 二日間もかけたのに……。

 というわけで、失敗に終わったOS"Linux"のインストール。 やっぱり補機としてIBM PCを買おうかな?と、ますます”ころびマックユーザー”に心傾く私です。


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