知る人ぞ知る。知らない人は知らないって訳で、長らく幻になっていたIBM/PC互換機用Macエミュレーター”EXECUTOR(エグゼキューター;米アーディ社)”が製品版(E版のみ)になって発売された、という記事をMacPower4月号に見つけてさっそくダウンロードしました(http://www.ardi.com/)。
以前から某雑誌でその存在は知っていたものの、よもやこの世にあらわれるかと思っておりましたが、MacPower記事ではSony
VIOノート上でうまく起動した、とありましたので、それでは我がマック上(のWindows95)でも出来るはず、と試してみることにしました。
もっとも、デモ版であるので制約はあるとのことですが、ともかく試してみました(概説では10分間のデモが可能とありました)。
なんとか、Virtual PC上Windows95の中にインストールした状態が下の画面。
ここまでは、すんなりといったのですが、いざ下記のかじりかけリンゴのアイコンをダブルクリックしましたが、うまく作動せずフリーズしてしまう事、数回。
しばらくじっと我慢の子をするなり、リスタートするなり、当初なかなかうまくオープンしませんでした。
「やっぱりWindowsエミュレーションソフト上でMacエミュレーションは少々むりなのかしらん?」
しかし、ここであきらめては今朝6:00起きでダウンロードした(それも約20分くらいかけて)努力、投資(というほどでもないけど)が無駄になってしまう。
そうこう再インストールを繰り返すなど涙ぐましい(?)試行錯誤を行ったところ、
えっt!、じゃじゃーん!うまく開いたじゃありませんか;
上の画面ではわかりにくいかもしれませんが、Mac画面上のVirtual PC上に展開してるのが、”EXECUTOR(エグゼキューター)”です。
試しに、中央下にアイコンが見える"Ultimate Solitaire Demo"(ソリティア)を行ってみました。
結果はなかなかのもの。トランプの動き、サウンドともにMac上(MacのOS上で、という意味ですよ。)でプレイしてるのとあまり変わらない快適さでプレイすることができました。(もちろん、グラフィックの動きには少々ぎこちなさはありましたが。) MacPower記事によれば、エミュレーションするCPUはMC68040。システムはSystem6 or System7(もちろん英語システムのみ)ということなので、作動するソフトは限定されてしまいますが、可能性としては、日本語対応もあるということなので楽しみなソフトであります。 これで会社のIBM ThinkPadでマックのソフトが楽しめる!?もっとも、最新OSシステムMacOS8に対応できるのはまだまだ夢のようなものでしょうが。(それを実現するためには、IBM/PCもペンティアム2以上が必要かも?)
とはいえ、これがMacintosh上で行われているという事実を目のあたりにして、つくづくMacってすごいなー、と改めて思う次第です(じゃん、じゃん)。
実は、これだけのことが出来るようになったのも、我がPower Macintosh 7600/132をまたまたパワーアップした事によっているのです。 この内容については別記事としたします。