駅伝大会 in スズカ・サーキット
(H10.02.08)

 2/8は、会社の駅伝大会でした。 今年で29回目。製作所、お取引先、地元自主参加、地元小学校・中学校チームなどなど、参加チームは合計115。 1チーム10人走ります。クラス別に走行距離、レベル分けがされていますが、我が職場のチームは”むりせず・苦労せず・楽して走ろう”のJOYクラスにエントリーしました。


開会式直後の光景。まだなにも知らないM氏。このあと彼に不運が。


 当日の天気は、大会開会前こそ青空一杯、風ほとんどなしの絶好の駅伝大会日和でしたが、本番レース・スタート後、しばらくしてからにわかに雲行き怪しく、ときおり小雨を交えた突風が吹き荒れる大波乱の駅伝大会となりました。 一時は雨足、風ともに強くランナーはビショ濡れになりながらタスキを渡すシーンもありました。


スタート前光景。白バイの先導でランナーが走るなんて本格的!

 AM10:00。各車ならぬ各走者一斉にスタート。我がチームのエースS氏も人混みのもまれながらの疾走。 彼は、みんなの期待を裏切ることなく、みごとクラス第2位でタスキを第2走者に渡すことが出来ました。 ご苦労様。 さすがにゴール後はしんでました。


AM10:00 各走者(115チーム)一斉にスタート。


激走につぐ疾走の結果、パドックで死にそうになってるS氏。クラス第2位は偉い!


 第2区走者は、第1区のS氏と最後までトップランナーの座を争ったH氏。結局第2区走者に甘んじましたが、それでも第4位をキープして戻ってきたのはさすがです。


第2区走者H氏のスタート後の余裕の表情。彼は、先日のスキー帰りからずっと頭痛に悩まされてきましたが、この激走(快走?)後すっかり直ってしまったそうです。
なんてゲンキン&タフなんでしょ。

 その後、着々と順位を落としてゆきました(!?)が、最後に何位になったのかは、私は知りません。(なんていいかげんな!)


 さて、走区が進むに連れて天候のほうは、ますます怪しくなってきました。雲足はやく、風が吹き出し、そしてとうとう雨も混じり始めたのです。丁度このころ私(7区)は、ウォーミングアップエリアでジョギングしてましたが、突風に雨でウエアはびしょびしょ。 このままうちへ帰ろうか、などと不届きにも思ってたりして。

 我がチーム6区ランナーのM氏が、丁度この悪天候に運悪くタスキを受けて、1周約2.2Kmのアップダウンの激しいコースに挑みました。 雨がひときわ激しくなり視界をさえぎります。上り坂は、突風で押し戻されます。 それでも彼は力の限り前進を続け、ようやく次ランナーへのタスキエリアが見えるところまでたどり着きました。(なんて感動的なシーンなんだろう!)

が、次ランナーが見あたりません。 なんてことでしょう。彼の次のランナーはまだコースにでてきていなかったのです。(我がチーム、ピーンチ!)

冷静な読者はすでにお気づきでしょうが、この次ランナーとは、なにを隠そうだったのです。 不運のランナーM氏がゴールしたころ私は、まだトレーニングウエアーを脱いでの準備中でした。 余裕をもってコースへむかったつもりが、途中から係員にせかされるようにコースへ。 そこで寒さと怒りに震えるM氏からタスキを受け取りあわてて走り出しました。(このころには、雨は止み、まぶしい日の光がコースさしていましたが、とても楽しむ余裕など無く走り出した私でした。(結局25秒ほど待たせて氏まったMさん、ごめん。)


快晴の中、濡れたコース上を走るわたし。なにが哀しくって、
サーキットを自力ではしりゃなあかんのだー。


このあと、大きな天気の崩れはなく(風は結構つよく、ときおり突風がふいてたけど)取り敢えず無事にみんなゴールしました。 うちに帰ってから昼飯をかけこみ、そのあと爆睡したのはいうまでもありません。


寒い中、応援にきてくれた家族(長女)。おかしもいっぱいもらってハイポーズ。
後ろに見える雲が、いかにも寒そう。
(実際風は冷たい。これが名物”すずかおろし”です。)


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