MacーWinネットワークごっこ(99/1/3)

 まずは下の画像をごらんください。
いったい何をやっているのかと言うと、愛機7600ちゃんとIBM ThinkPad310くんをEther 10BASE-Tクロスケーブルで連結しているところです。
(今では珍しくもなんともないでしょうが、かつてはロミオとジュリエットみたいな状況だったんでしょうね?)
 なんのためかというと、以前からやってみようと思っていた、DOS/V機とMACをEtherでネットワークを組む実践テストのためです。(本とかでは読んでても、実際試してみないとよく理解できないんですよね。 我が社でいう、現場/原物主義ってゆーやつですね。 →連休中も会社のことが頭から離れないサラリーマンの哀愁がただよいますね。)

 なお、IBMくんは、わたしが会社で仕事上仕方な〜く愛用しているやつです。(こういう場合、愛用とはいわないよね) 連休中ちょいと借用してきているだけです。 決して家で仕事しようと思ってこのクソ重い(3Kg超!)IBMくんを持って帰ってきたんではありません。 念のために。)


並んだIBMくんと愛機7600ちゃん。


 さて、順をおって作業を説明しますと;

〜1. 2台をEther 10BASE-Tクロスケーブルで連結
(IBMにはEther カードが組み込み済み。7600もEtherポート付き。)

〜2. IBM/7600ともにWindows95上でネットワークを組むように設定。
(7600はVirtualPC2.0 & Windows95を起動。お互いのPC本体を認識させる。従って、2台のWindows機をネットワークした状況です。)

〜3. お互いのPCデバイスの共有を設定。
(ハードディスク、7600内臓CD-ROMドライブ、7600内臓FDドライブなどの共有設定をON。 参照していた雑誌にはこの説明がなかったので少々てまどった。 以前MACで経験した共有設定を思い出しクリアー。見事えエクスプローラー上に合方のHDを表示。)


 以上の作業からどのような使い方ができるようになったかと言うと;

〜1. お互いのハードディスクを共有。データだけでなく、アプリケーションソフトさえも共有可能。例えば、IBMにしかインストールされていないMS Word97を7600上で作業することが可能。(下記参照)


なんと、Mac7600上でIBMにインストールされているMS Word97の作業が可能!

 説明を付け加えると、上記画面(Mac7600)内で、マックFinder上のファイルをWindows(VirtualPCのウインドウ)上にドラッグ&ペーストでコピーすることが可能ですから、マックのデータをIBMにコピーすることが可能になります。(この逆も可能です。)

〜2. Mac7600内臓CD-ROMドライブに入れたWindows95対応CD ROMをIBMで楽しむことも可能に。 実際、ムフフ系のCD-ROMを入れて試したところIBM上でストレスなく楽しむことができた。(Mac7600〜VirtualPC2.0 & Windows95上では、実写ムービーはとても見れたもんじゃない。 (ただし、例へWindowsファイルであっても、ムービーファイルをMAC OS & Quick Time MoviePlayerで開くとバッチシたのしめる。カラオケ用サウンドファイルなんかは、MAC OS上で聞くと別物のように良いサウンドで楽しめる。 この点IBMでは別途MIDI機器等が必要。)
 もちろん、FD(フロッピーディスク)ドライブもIBMで内臓ドライブのごとく使える。

〜3. Mac7600に接続しているプリンターもWindows上からそのまま使える。(こまかな、設定まで見てないが、MSワード、ペイントデータを印刷したが、特に不具合はなかった。)

(いやー、今回のテストを行って改めてMatintoshのすばらしさを実感した、と同時にWindows(95)のネットワーク機能の凄さに驚きました。 
 えっ? みんな知ってた? ふん、どうせワタシャ時代遅れのいなかもんですよ。)


 以上の結果からどういうことがいえるかというと…

 Windowsぐりぐりゲーム/ムフフムービーを楽しむのためには、FD/CD-ROMドライブがついていない安いDOS/V機(でもCPUはPentium2 300MHz程度はほしいし、Ether接続はマスト。)を手に入れればいいってことになる。(もっともハイエンドぐりぐりゲームソフトにこの方法が通用するかは疑問だが。)
 ますますハイスペックを要求するWindows対応のゲーム、(いやいや会社にあわせて)オフィスアプリケーションを使っていこうとした場合、どうしてもWindows(DOS/V)機を持たなくてはならない。(MAC上のDOS/Vエミュレーションソフトでは、スペックが追い付かず限界がある。)
 しかしながら今さらWindowsに乗り換える気はもとさらない。 
とすれば、周辺機器の一つとしてWindows(DOS/V)機 
 〜FD,CD-ROMドライブさえついてないノートタイプ?それともデスクトップ型を本体のみ?〜 
を追加するのは、快適なMACライフを楽しむために有効な手段ではないかな? と想うのである。(いわゆるMAC内臓DOS/Vカードならぬ、MAc外付けDOS/V機とでも申しましょうか? おまけにモービルPCとして使えるし。)

 でもこれって、いわゆる「ころびマックユーザー」ってやつかしらん?


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