ういんどうず98あっぷぐれーど(99/6/05)

 最近はMacくんよりDOS/Vくんにかまっている時間が長くなってしまっています。別にMacくんが嫌いになったわけでも、飽きたわけでもありません。 DOS/Vくんの世話に忙しいのです。

 いまや(とっくに)Windows98はDOS/V機の標準OS。 会社はWindows95のままだったのであまり必要性は感じませんでしたが、買う雑誌読む雑誌すべてが
   Windows98Windows98、Windows98 
ってな感じでプレッシャーをかけてきますので、ついついアップグレードしなければいけないような強迫観念にかられまして、例によってNifty Serve掲示板で適当に手に入れました。

 気になるお値段は、(市販パソコンのプレイストール品ということで)市販パッケージ品の1/2以下で手に入れました。 (〜と、これにはおまけがついてまして、その後秋葉原にいって同じものを¥2000で売ってたのを見つけ、がっくりきてしまいました。)

 さて、そのWindows98のインストールがまた大変でした。Mac OSのアップグレードは何度も経験していましたから、そんなに大変なものとは思いませんでしたが、Windowsのインストールはなかなか難物。 Macだったら旧のOSが入っている状態のハードディスクに新しいOSをインストールすることはさほど難しいことではありません。
が、Windowsの場合、まずWindows98インストールディスクを手に入れるときから、その難しさは始まっていたのです。

 わたしがNifty Serve掲示板で手に入れたWindows98インストールディスクは「市販パソコンのプレイストール品(いわゆるフルパッケージ版というらしい)」ということで、OSが入っていないハードディスクにインストールするためのもので、あらかじめWindows95がインストールされているパソコンをWindows98にするためには「アップグレード版」という方を手に入れる必要がある、ということだったのです。 では私が手に入れたフルパッケージ版は全く使えないのか?というと、そうではありません。手は有ります。 そう、ハードディスクを一度まっさらにしてから、あらためてWindows98をインストールするのです!

まあ、たいしてソフトもデータもインストールしてませんでしたから、ここは思いきって一度ハードディスクをフォーマットしてしまうことにました。

 と、ここから目一杯Windows98インストール地獄にはまり込むはめに…、

その1;インストールに必要な「起動ディスク」をつくりそこねていた。←Mac7600くんに入っているVirtual PC & Windows95を使って「起動ディスク」を作成!

その2;Windows95で作成した「起動ディスク」は、実はFD(フロッピーディスク)でのインストールの場合にしか対応してなくて、Windows98〜もちろんCD-ROM〜のインストールのためには、Windows95で作成した「起動ディスク」を書き直してCD-ROMからインストールできるようにする必要が有る。 そんな〜、DOSのイロハさえ知らない私にそんなんできるか〜!

その3;とはいうものの、このままDOS/Vくんを粗大ゴミにするわけにはいかないので、手当たり次第「朝日パソコン」バックナンバーを読んだり、本屋へいってそれらしき本を買ってきて読んだり、涙ぐましい努力。

その4;で、結局は「Windows98起動ディスク」をとあるところから手に入れてさあインストールしようと…、FDディスクで立ち上げて、そしてさあセットアップ開始だ; 
プロンプト"A:\>_ "がでたらセットアッププログラムを起動して… ???
一体どんな呪文をいれたらいいんだ?

その5;「Windows95/98快適環境セットアップガイド(武井一巳、日本文芸社)」などという本でやっとわかった呪文;"A:\>D:SETUP " を入力してやっとCD-ROMが起動し、Windows98をインストールしはじめました。

これで終わりかな〜、と思ったら大間違い。
その後サウンドカード、ビデオカードのドライバーソフトを入れ直し、なおかつWindows98対応のドライバーにアップグレード(これらドライバーはインターネット経由でダウンロードしたもの)してやっとまともに使えるように。

サウンドカードはまだしも、ビデオカードにいたっては、プラグ&プレーといいながら最低限(640*480、256色カラー)までしかWindows98はサポートしていないため、結局そのカード対応のドライバーソフトをインストールしなければ使い物にならないということで、Macのいうプラグ&プレーとはちょっと違うなーって感じでした。

実は、パソコンのハードディスクにWindows98をいれはじめる前に、手持ちの(以前父親からもらった340MB IDE)ハードディスクでWindows95のインストールを一通り練習してから、御本尊の13.5GBにとりかかったのです。  

 簡単そうに思いましたが、さすがWindows。 Macユーザーの私にはまだまだ敷き居の高さを感じさせてくれた2週間でした。(たかがOSのインストールに2週間もかけるなんて、アンビリーバブルですよね!

(さらにまだまだ困難はつづくのです。)


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