32倍速CD ROMドライブ復活作戦(99/3/27)

 昨年末から放っておいた32倍速CD ROMドライブですが、Mac OSも8.5にしたことだし、ひょっとしてもしかしたらと思い、引っぱり出してきました。

 実は今年始め、既に汎用CD ROMドライバー「CD ROM TOOLKIT 3.0(Systemsoft)」を購入して試して見てました。 しかし肝心の東芝製32倍速CD ROMドライブが、対応デバイスリストになかったのでがっかり(すなわち;ドライバーがインストールできない→何のために買ったか分からない→お金の無駄遣い→かーちゃんに怒られる)ということでこの件は闇に葬られておりました。


幻でおわるのか! 「CD ROM TOOLKIT 3.0」


 もっとも、「CD ROM TOOLKIT 3.0(Systemsoft)」はそれなりに現行のCD ROMドライブの性能アップ、また音楽CDなどの編集など色々使い道が有りましたので、まんざら無駄にはならなかったのですが。(どーみても負け惜しみ!)

 しばらくしてからSystemsoftのホームページを覗いていたところ「CD ROM TOOLKIT 3.0」の対応デバイスのアップデーターというのを見つけて確認したところ、所有しているドライブが追加されていることが分かり(ラッキー!)早速ダウンロード(無料です)、インストールしてみました。 結果はOK!  前回インストールした時の不具合も大部分解消され、晴れてPowerMacintosh7600/132(225)くんのCDドライブは32倍速仕様となりました

 ちなみに前回の不具合は;
>作動音が大きい。もともとの内蔵8倍速、Macintosh純正(松下製)品も電気振動音が結構耳障りだったが、32倍速 ドライブの音はまるでミニ掃除機がMacの中にはいったような感じ。これが、結構せわしくオン・オフするので、これはもうCDラジカセの代わりにはならないなー。

〜作動音は如何ともしがたいものの、せわしさはだいぶ緩和されました。これはドライバーを変えたためと思われます。

>CDラジカセといえば、Apple純正品でないため、サウンド出力端子カプラがMacのそれと異なる(3端子 vs 4端子)ため、そのままでは音楽CDが聞けない。(端子アダプター購入もしくは、製作が必要。)

〜東芝製ドライブとMacの基盤端子にあうような端子ケーブルを買ってきた(つもりだったが、違った端子サイズのものを買ってしまい、結局ハンダ対応でなんとか対応。端子内配線位置も違っていたので、少々手間取ったがなんとかクリアー。)

>電力セーブ、メカ保護のためか、データアクセスしてないときはドライブが止まる。 で、アクセスを始めるとドライブが回り出すのだが、一定速状態になるまでの加速時間が必要なため、タイムラグが生じてしまう。ちょっと興ざめ。

〜このタイムラグは仕様上しょうがない。転送時の早さを差しい引いて許容範囲といたしましょう。

>これが一番の問題なのだが、どうもVideo CDに対応していないようだ。 ドライバーソフトのせいなのか、ハード自体に問題があるのかわからないけど、いままで問題なく再生できたVideo CDが再生出来なくなってしまったのだ(ソフトを立ち上げようとすると、やっぱり爆弾がでてしまう)。 それ以外の、ビデオデータの再生は問題ない。 (この件についてはさらに解析が必要。)

〜ドライバーが正式対応になったため、ビデオCD再生時のトラブルはなくなりました。ばっちり再生してくれます。

ということで、32倍速CD ROMドライブ復活作戦は成功利に終わりました。めでたしめでたし。(何のことはない、ソフトがバージョンアップされただけじゃないか、とのお言葉もいただきそうですが。)

(さて、交換した元々ついてたCD ROMドライブ(8倍速)の行き先は…、次回のネタといたします。)


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