The 30th 駅伝大会 in スズカ・サーキット
(H11.02.07)

 やって参りました、記念すべき第30回駅伝大会。 
この日に為にどれだけの人々が、どれだけの努力を費やしたことでしょうか。
どれだけの汗と、涙が流されたこてでしょうか。 
中には、家族を顧みず練習に励んだ人もいたはずです。 不治の病と宣告されながらも「駅伝をとったら、俺には何ものこらない!」と、家族/医者の制止を振り切って病院から抜け出してきた人もいるかも知れません。 それもこれも、この「サーキット駅伝」に身も心もとりつかれた成れの果て。 駅伝とは、それだけ罪作りなスポーツなのです…。

 そんなこととは、まったく無縁の我がチーム「もうこれ以上走れない!」。
普段の努力/実績はともかくとして、今年は前回の順位(ジョイクラス17位)を上回ることが、目標です。(なんて、都合のいい。)

さて、当日の天気は絶好調! 心配していた「鈴鹿おろし」も今日だけはお休みの様です。


開会式前の風景。中央付近で偉そうに考え込んでるのは、昨年の侵入社員のT氏。
実は、考えていたのではなく立ち寝入りしていたことが、数秒後に判明。
 



開会式前に会場上空を通過した気球。
なんの為に通過したのかは不明。



さて、開会式の終了後は恒例ミニマラソン。一応本番コースを事前に走行できるとあって、かなりの人数が一斉にスタート。 下はスタート直後のメインスタンド前。
さて、これからコース一周説明いたしましょう。

別に意識して、右側の女子高生?の後を走っていたわけではありません。


メインスタンド直線最後の第一コーナー。ここが、鈴鹿サーキットで行われるレースでの一番の見どころですが、駅伝ではここではありません。 ましてや、ここでのブレーキング競争は残念ながら見られません。


スタート後すでに数百メートル。なかにはこの時点でへたばってしまう人も。


さて、第一コーナーを過ぎるといよいよ魔の上り坂。 車も息切れしそうな坂を一気にのぼっていきます。(これってS字なんですけど、わかります?)

ミニマラソンということで、老若男女が参加してます。右下隅に女の子がみあえます。 将来の東京女子マラソンの選手になるかも。


S字登りを通過しホットひと息。が、前方に見えるのがハートブレーク”ダンロップ”坂。 あれがなければ駅伝に参加しようという人も倍には増えるんだろうな。 とにもかくにも、あの坂を超えなければ走者に明日はない。


それにしても、えー天気どすなー。


 魔の”ダンロップ”坂を過ぎてシケイン下にでれば、あとは下り坂。もうゴールは近い。(でもあと数百メートルあるんだな、これが)


たいてい、この付近では意識がモーロー。 できれば、一服したいと思うのは私だけだろうか?

 以上、サーキット駅伝コースを一周しましたが、雰囲気味わっていただけましたでしょうか? 


さて、本番スタート直後。 今年のドラマのスタートです。

第二走者のH氏。かれは宇都宮に転勤となってしまいましたので、これが最後の勇姿となります。 寒い栃木からそのままの服装できてしまったため、他のランナーと一目瞭然ですが、結果は好成績。 人を外見で判断してはいけない、という見本でした。


Hさん。来年も出張対応でお待ちしてます。


第一区を今年も7分台で走り切ったS氏。彼も栃木に転勤組のひとり。彼が、いなくなってしまった後をだれが継ぐのだろうか。 あの誰かに追い詰められたような疾走がもう見られなくなるのは寂しい。 「カンバーク、シラーイー!」

コース一周2.2Kmであるが、この区間をはしる時間で、次のように考えられている。

6分台; クレージーだ。一体おまえは何ものだ! 人間じゃねーな?
7分台; むちゃくちゃはえーやっちゃなー。一体何くってんだ?
8分台; むちゃはえーなー。来年もがっばてなー。
9分台; いや、おつかれさん。 無事にかえって来れてよかったなー。
10分台; おまえ、何しにきたんだ。はよけーれ。
11分台; (おそろしくて、とてもかけない。)

いやはや、厳しい世界です。駅伝は。


 幸い、全走者予想を大幅に上回る大健闘で、ジョイクラス7位!
 下は、結果がでてからの談笑のひととき。


さて、この中央のおひとはだれでしょうか?

   1)通りすがりのただのおやじ。
   2)「はやくどいてくんねーかなー」と思っているお掃除の係りの人。
   3)栃木に転勤してしまう二人をうらやましく見つめている元同僚。

 答えは、……。(本人に聞いて下さい。)

 ということで、ことしの駅伝大会は例年以上に盛り上がりをみせてくれた大会となりました。 天気も結果も最高の結果となった今大会。 栃木への二人の転勤者もよい思い出となったのではないかと思います。

 ところで、来年果たして走者として参加できるのでしょうか?
と、ひとりお腹をなでる私に気がつた人は、きっと…いない…。


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