突然、ブルース・リー登場

1997年7月、香港は中国に返還される。そんなわけで、香港の映画を考えて見る。香港で思い出す映画といえば、古くは1955年の「慕情」もっともこれはアメリカ映画であるが。1970年代前半のブルース・リー、そして、80年代のジャッキー・チェンとそれぞれ年代によって思い出す映画があると思う。私はやはりブルース・リーの印象が特に強い。
96年1月、返還を前にして、やっと香港に行くことができた。「慕情」のビデオを見直し、古くエキゾチックな東洋を探しての旅だったが、そんな面影など微塵もなく、ジャッキー・チェンの映画のころと比べても格段に近代化されていて、半分以上がっかりした。でも、シンガポールなどに比べて、ごちゃごちゃとした雰囲気がとても気に入った街ではあった。
というわけで、私の好きなブルース・リー。1973年公開の「燃えよドラゴン」これは、映画としてよくできたと思うし、ブルース・リーがあれほどかっこよく描かれていた映画はほかにはないと思う。
死因について謎も多いし、その短い生涯も波瀾万丈で面白かった。
まあ、ほとんどの人は、ブルース・リーといえば、「燃えよドラゴン」が最初のその出会いであると思うが、実は、それ以前にテレビの探偵物「グリーン・ホーネット」の助手の「カトー」役で、活躍していたのである。
そのころのテレビの6時台は、日本テレビの「グリーン・ホーネット」とTBSテレビの「バットマン」が、人気を二分していたような気がする。
「カトー」役のブルース・リーは、黒づくめで、黒マスクといういでたちで、最も我が家が白黒テレビだったので、そう写ったのかもしれないが。日本人の空手使いという設定で、なかなかかっこよかったのであった。 1940年生まれ、1973年死亡

ブルース・リー出演作品

 
作品名制作年監督主な俳優コメント
ブルース・リーのグリーン・ホーネット1967年  
ブルース・リー電光石火1967年   
かわいい女1969年   
ドラゴン危機一髪1971年   
ドラゴン怒りの鉄拳1972年   
最後のブルース・リー ドラゴンへの道1973年   
燃えよドラゴン1973年   
ブルース・リー 死亡遊戯1979年   
ブルース・リー 死亡の塔1981年   
クローン人間 怒りのスリー・ドラゴン1982年   
ブルース・リーの神話1984年   
ストロングゲスト 史上最強の映画スターは誰だ!? 1990年