モンテーニュ通りのカフェ

2006年 フランス

キャスト:セシル・ドゥ・フランス(ジェシカ)アルベール・デュポンテル(ルフォール)ラウラ・モランテ(ヴァランティーヌ)クロード・ブラッスール(グランベール)アンヌリーズ・エスム(ヴァレリー)クリストファー・トンプソン(フレデリック)ヴァレリー・ルメルシエ(カトリーヌ)シドニー・ポラック(ブライアン)フランソワ・ロラン(マルセル)ジュザンヌ・フロン(マダム・ルー)ダニ(クローディ)

監督:ダニエル・トンプソン

孫娘のジェシカに語る祖母のマダム・ルー。「ある朝、荷物を詰めてパリに向かった。歩き回ってやっと見つけた仕事がホテル・リッツの清掃係。セレブに憧れたけど、私にはなる術がなかったから、そこで働くことにしたの」「そう」「仕事は見つかった?」「まだ」「この町を出たほうが。あいつと別れたことを吹っ切れるわよ」「おばあちゃんがいる」「パリに行きんなさい、ジェシカ」

うちは女を雇ってないとジェシカに言うギャルソン長のマルセル。「ここは特殊なんだ。ここは小宇宙なんだ。道の清掃員も来れば近所の家政婦もモデルもアラン・ドロンも。この界隈で唯一のカフェだからね。それで女は絶対に雇わん」「どうして」「ならわしだから」「お願い、雇って」「17日の夜はピアノコンサートと舞台とオークションがある。給仕が病気で休んで人が足りない。それまでどうかな」

昼メロはもうやめて舞台の仕事に専念したいとマネージャーに言うカトリーヌ。「もうテレビの仕事はたくさん」カトリーヌに大ファンですと言うジェシカ。「いつもテレビで見ています」「ありがとう」ピアニストのルフォールに朝食を届けに行くジェシカ。「ありがとう。コンサートへは?」「行ったことがない」「なぜ」「音楽は好きだけど、クラシックは難しくて」「そんなことはない。「キラキラ星」を作ったのはモーツァルトだ」「ホント?」オークションの準備をする富豪のグランベールにいよいよねと言う愛人のヴァレリー。ホールの管理人のクローディにもう引退だなと聞くマルセル。

息子のフレデリックにコレクションは私がきちんと処分すると言うグランベール。「お前の将来も考えている。だからほっといてくれ」「あんたは別の楽しみがあるのでは」「ヴァレリーのことか」「財産をむしり取られるぞ」「私が愛したのはお前の母さんだけだ」泊まる部屋がないと言うジェシカに金持ちのパパでも探せばいいと言うフレデリック。結局、ホールの楽屋で眠る羽目になるジェシカ。

カフェで映画監督のブライアンに自分を売り込もうとして失敗して落ち込むカトリーヌ。「畜生。ムカつく」ブライアンにカトリーヌはいい女優だと言うジェシカ。「なぜ君は彼女が好きなんだ」「いろんな顔を持っているから」ホテルのロビーで話し合うフレデリックとヴァレリー。「父に僕たちのことを話した?」「とても話せないわ」「僕はダメ男か?」「お父さんとうまく関係が作れない」「君は金が目的だろ」「お金は好きよ。彼に話せば?私たちは3年前から関係があったと」「……」「じゃあね」

聞いていたのかとフレデリックに聞かれ、なんとなくと答えるジェシカ。「部屋はあったのか」「ないわ。もう田舎に帰る。祖母がいるから」「おばあちゃん子か」「そうね。おばあちゃんに育てられた。さっきの2人の会話、昼メロみたいだった。ヨリを戻したいの」「いや」「父親と争うのは虚しいわ」「君の人生はどうだ」「4歳で両親と別れて、助産婦の学校で先生にレイプされそうに。それで婚約者にふられてパリに来たの」

妻のヴァランティーヌに別れるのかと聞くルフォール。「私はあなたのピアノが好き。銀行員だったら結婚してないわ」「僕にはピアノしかない。今後もずっと。だがこの環境じゃなく、病院や森で弾きたい。音楽を知らない人たちに聞かせたい。こんな格式ばった衣装など」「私はどうなるの」「君次第だ。契約なんかどうでもいい。金なんかいらない。湖のほとりで二人で住もう」「あなたの才能に全てを賭けたの。後悔はないわ。子供もいないし。今までなんでもやってきた。秘書、マネージャー、看護婦。でも田舎で主婦なんてできそうもない」

カフェでブライアンと芸術論を交わすが、自己主張し過ぎたと落ち込むカトリーヌ。「あれじゃ嫌われるわね」クローディに泊めてと頼むジェシカ。「いいわよ。カトリーヌ、ジェシカよ。ソファでよかったら寝て」一生映画に出れないと言うカトリーヌを励ますクローディ。私は単純だとルフォールに言うグランベール。「君は複雑そうだ」「僕だって別れてしまえばおしまい。妻は13年間支えてくれた」「妥協しないのは厄介だ。その上、強い意志か」「僕は妻を愛してる」眠れずに通りを歩くジェシカをオークション会場に連れていくフレデリック。「夜中にうろうろして何かが見つかったか」「あなたかしら」

今夜は戦場になるとジェシカに言うマルセル。「コンサート、舞台、オークション。終わったら、みんな同時に来る」花束を贈られて「ありがとう」と言うクローディ。「私はミュージシャンになりたかった。でも残念なことに才能がなかったの。それで彼らの近くで仕事を。とても満足してるわ。あなた方のおかげで幸せな人生だった」

コンサートで途中でタキシードを脱いで、シャツ一枚になって演奏して拍手喝采を浴びるルフォール。オークション会場で母との想い出の彫刻をフレデリックが落札しようとしているのに気づき、出品をやめるグランベール。舞台で客の中にブライアンがいるのに動揺しながら、なんとか主役を演じ切るカトリーヌ。最高の演奏だったとルフォールに言うヴァランティーヌ。「でも、湖のそばはイヤよ」「じゃあ、海のそばにしよう」君の斬新な解釈に感動したとカトリーヌに言うブライアン。「私の映画には君が必要だ。主演だけでなく、脚本も手伝ってほしい」

こんなホテルに泊まるなんてと言うマダム・ルーに一晩だけよと言うジェシカ。「わかってるわ。いくらか知ってるもの。本当にいいの?」「前払いしたし」「リッツで働いたきっかけを」「明日話して。約束があるの」カフェに戻って、フレデリックと話し込むジェシカに、マルセルはもう閉店時間だと言うのであった。

★ロロモ映画評

様々な人が一か所に集まってそれぞれの人生を描くと言ういわゆるグランドホテル方式の映画はロロモの好みでありますが、この映画は芸術の都パリのカフェが舞台とあって、かなりお洒落な人生模様が描かれており、千葉県船橋市に住み、カフェに行くとしたら時間つぶしが目的のロロモにはちょっとハイソな映画でありまして、もっと本音をさらして生きんかいと言う気分にさせられるというか、道の清掃員や近所の家政婦の人生も語ってほしかったなと言う気がするわけです。

この映画はカフェと言う小宇宙だけで話が展開せず、カフェの周辺の劇場やホールやホテルと言う中宇宙で展開するのがずるいという気がしますが、これはロロモが基本的に狭いところが好きと言う嗜好性の問題かなと言う気もし、現在は西船橋の行田団地なるUR賃貸住宅で2LDKの部屋に住んでいますが、完全に一部屋は使っていない状態なので、もっと狭いlLDKの部屋でも十分でありますが、引っ越すのが面倒くさいので何十年もここに住んでいるわけです。

それでも同じところに20年以上住んでいるのでたまにもっと安いところに引っ越したくなりますが、引越しが決まったらとんどの賃貸物件では「契約を終える場合は退去の2~1月前に解約申し出をする」と決められているので、引越し予定日が決定し次第、早めに管理会社に連絡し、引っ越し業者へ連絡をして、見積もりをしてもらい、見積書の承諾欄にサインをすることで、引越し業者との手続きが完了します。

引越し予定日の1か月前に差し掛かると、インターネット回線の契約をしているので、NTTやプロバイダへ引越し手続きを行いますが、新居での開通工事に時間がかかる場合が多いため、早めに手続きせねばならず、粗大ごみは一般のゴミと異なって、捨てるのに自治体への申込みと手数料の支払いが必要となるわけです。

引越しまで2週間を切ると、現在の自治体と異なる住所へ引っ越しする場合は、引越し元の役所で転出届を提出して住民票を移し、届け出が完了すると転出証明書を受け取って、失くさないように保管し。国民健康保険を旧住所の役所で資格喪失手続きを行い、旧住所の役場に実印の印鑑登録を廃止する手続きをしておきます。

また旧居の電気の利用を停止するために、旧居で利用指定していた電力会社に契約を解除するための連絡をし、引っ越し日までの利用料金は、直接もしくは後日振込みなどの形で支払い。旧居のガスの利用を停止するために、旧居で利用指定していたガス会社に契約を解除するための連絡をし、引越し後すぐにガスを使えるようにするため、新居で利用するガス会社で開始手続きを行い、引っ越し日までの利用料金は、立会いの際に直接支払うか、後日振込みなどで支払い、旧居の水道の利用を停止するために、現住所の管轄の水道局へ連絡し、利用料金を精算する手続きを行い、引っ越し日までの利用料金は、立会いの際に直接支払うか、後日振込みなどで支払、郵便局では、引越し後一年間は、郵便物を自動的に新住所へ転送してくれるサービスがありますが、続きが有効になるまで一週間程度かかる場合があるため、早めに届出をし、NHK受信料の住所変更手続きも行います。

引っ越し作業の当日は、ガスと水道の場合、住んでいる場所の条件によって、立会いが必要になることがあり、荷物の搬出や掃除などが終わったら、旧居の鍵を返して明け渡し、新居では、電気と水道は入居したら自分で開栓・開始を行い,ガスの開栓は、自分で行うことができないため、業者の人に開栓作業をしてもらう必要がありますが、開栓作業の際は、ガス機器を設置した上で必ず立会いをしなければいけないため、スケジュールを確認しておく必要はあるわけです。

引越し後は旧住所と異なる市区町村へ引っ越した場合、引越しから14日以内に新住所の管轄の市区町村役場へ転入届を提出し、マイナンバーの住所変更もし、新住所の役場で改めて印鑑を登録し、国民年金の住所変更や国民健康保険の加入をし、運転免許証の住所変更手続きやクレジットカードの住所変更手続きや銀行口座の住所変更を行う必要がありますが、ロロモは独身男性で車もパスポートも持ってないので、一般の家族持ちの人なんかよりはるかに引っ越し手続きは楽なはずですが、それでも上記の作用はするのは面倒くさいので死ぬまで行田団地を出ることができないのかなと思ったりしてしまうのでありました。(2019年2月)

得点 34点

もに戻る