「青春を返せ裁判」を支援する会 会報 2001年10月・第37号

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   第13回(定期)総会のご案内…P.1

   第13回総会への提案……………P.2

   勝利報告集会と(臨時)総会……P.4

   記録集を発行………………………P.5

第13回(定期)総会のご案内

「青春を返せ裁判」を支援する会
代 表  高 山 正 治

 会員のみなさま。支援する会の活動に暖かいご支援をいただき、大変ありがとうございます。4月の勝利報告集会と(臨時)総会には、多数ご出席いただきありがとうございました。
 さて、毎年秋に行っています(定期)総会を開くことになりました。これまでの活動を総括し、これからの活動について討議したいと思います。また、4月の(臨時)総会で保留となっていました会則の改正についても討議したいと思います。ご出席をよろしくお願いします。


日時:11月10日(土)午後2時から4時ごろまで
会場:岡山市民会館(岡山市丸の内2−1−1  086-223-2165 6頁に案内図)
議案:次頁に掲載


第13回総会への提案

 4月の臨時総会で、会則の改正(会の名称などを変更して会を継続させること)を提案しましたが、「裁判が終わったのだから会は解散すべし」という意見も出され、会則の改正案は保留となっていました。
 支援する会の会則で、目的は「青春裁判を勝利させ、統一協会の反社会的行為を市民に知らせる」こととしていましたが、名称が「『青春を返せ裁判』を支援する会」と、目的全体を表わしていなかったこともあって、解釈の違いなどが生じたように思います。
 支援する会は、この裁判を支援するために、裁判傍聴や署名集めなどを行うとともに、統一協会の被害を防ぐために、統一協会の実態を調べ、市民に知らせる活動などをしてきました。「純粋な若者が自分のように苦しむことがないように」という思いで、困難な中であえて提訴した原告の勇気に心を動かされ、また多くの被害者家族や元信者の被害根絶の痛切な思いを感じ、私たちは裁判勝利とともに被害根絶をめざして活動してきたのです(300余人の会員の約4割が被害者家族、元信者です)。
 裁判に勝利して、統一協会の詐欺的伝道の違法性が認められ、賠償金を支払わせることはできましたが、今も、原告が受けた被害をはるかに上回る深刻な被害を受けている被害者が多数存在し、また毎日多くの被害者が生まれています。残念ながら、まだまだ統一協会の実態、マインドコントロールの危険性などが知られていないのです。
 私たちは、「青春を返せ裁判」を支援する活動などを通して、その実態や危険性などを知りました。統一協会の被害を防ぐため、それらを市民に知らせなくてはならないという重い責任を感じています。
 支援する会は、統一協会の実態を市民に知らせ被害を防ぐという残された課題を達成するために(実態調査や相談活動なども行います)、会則を一部改正し、再出発します。
 また、この機会に、会員の再登録をしますので、継続していただける方は、次の会計年度(2001年10月〜2002年9月)の会費を送金してください。
 会員のみなさまには、これからの活動の大切さをご理解いただき、会員を継続していただきますようお願いします。

会則の改正案(  が改正部分)
 会則を次のとおり改正します(変更部分はアンダーライン)。
第1条(名称) 本会は、カルト被害を考える会と称します。
第2条(事務所) 本会は、岡山市内に事務所を置きます。
(※新事務所は、河田英正法律事務所に移転します)
第3条(目的) 本会は、統一協会をはじめ、詐欺的な勧誘・教化で人生を奪うカルトの問題を考え、被害をなくすため活動します。
第4条(会員) 本会は、本会の目的に賛同し、会費を納める個人および団体で構成します。
第5条(会費) 本会の会費は、年1口1,000円で、個人は1口以上、団体は3口 以上とします。
第6条(財政) 本会の財政は、会費、寄付金などで賄います。
第7条(役員) 本会は、次の役員を置きます。
 代表(若干名) 本会を代表します。
 幹事(若干名) 本会の業務を処理します。
 監査(若干名) 本会の会計を監査します。
(※幹事の中で相談して適宜事務局担当などを決めたいと考えています)
第8条(機関) 本会は、次の機関を置きます。
 総会 毎年開き、年間方針など重要事項を決定します。
 幹事会 代表幹事で構成し、総会方針を具体化して執行します。

 その他の議案(活動のまとめ、決算報告など)は、当日配付とさせていただきます。


勝利報告集会と(臨時)総会

 4月21日、岡山市本町の「山佐本陣」で、「青春を返せ裁判」の勝利報告集会と、支援する会の第12回(臨時)総会が開かれました。
 勝利報告集会は、槙尾監査の司会ではじまり、高山代表がこれまでの多くの個人、団体の奮闘や支援にお礼を述べました。河田弁護士は、「世界で初めて、求めていた判決が下った。精神的被害に賠償が認められ、被害をなくすそうと考えて提訴した原告の意図が報われた」と報告。浅見定雄東北学院大名誉教授(写真)は講演で、統一協会問題にかかわった経過、神戸地裁で出された判決には説得力がないこと、岡山の判決の意義は大きい等と述べました。

 総会では、葛原事務局長が司会をして開会。須藤幹事が議案を提案し、討論が行われました。
 討論では、会則の改正案(会の名称や目的など会則の一部を変更して、組織を継続させるという提案)について、「裁判が終わったのだから解散すべき」という意見や、「会の2つの目的のうち1つが終わっただけだから、継続すべき」という意見などがあり、会則の改正は次の総会まで保留することになしました。そして、従来の会のまま、記録集の発行などを進めることになりました。


記録集を発行

 8月末、支援する会は「青春を返せ裁判」の記録集『裁かれた統一協会』を発行しました。この記録集は、500冊余り製作し、会員(過去3年以内に会費を納入していただいた方に限らせていただきました)とご支援いただいた団体などに無料で配付し、残ったものを1冊1000円で販売しました。内容も装丁(タイム工芸にお願いしました)も好評でした。
 なお、あと少し残っていますので、ご希望の方には販売します。

 記録集(B5判105ページ)の目次
・記録集を発行するにあたって<高山正治>・・・P.1〜
・岡山原告の訴え<A男>・・・・・・・・・・・P.2〜
・私たちの”プロジェクトX”<河田英正>・・・P.3〜
・岡山の勝利を全国に<山口広>・・・・・・・・P.5〜
・「闇」を射す燦然とした輝き<有田芳生>・・・P.6〜
・岡山判決の成果は活かされる<浅見定雄>・・・P.7〜
・岡山地裁判決・・・・・・・・・・・・・・・・P.9〜
・声明<「青春をかえせ裁判」を支援する会>・・P.55
・控訴理由書・・・・・・・・・・・・・・・・・P.56〜
・広島高裁岡山支部判決・・・・・・・・・・・・P.81〜
・青春を返せ裁判高裁逆転勝訴<河田英正>・・・P.91〜
・岡山原告の訴え−最高裁に向けて<A男>・・・P.94〜
・最高裁決定・・・・・・・・・・・・・・・・・P.97
・最高裁勝訴決定について<支援する会>・・・・P.98
・人権侵害は国民全体の問題<葛原健志>・・・・P.99〜
・資料1(ビラ「ついに裁かれた統一協会!」)・P.100
・資料2(署名用紙)・・・・・・・・・・・・・P.101〜
・資料3(会則・入会申込書)・・・・・・・・・P.105

最近の出来事
4/10.神戸「青春を返せ裁判」が原告敗訴判決。
4/21.岡山「青春を返せ裁判」勝利報告集会(50人参加)
5/8.姫路・献金訴訟が和解(献金3,800万円に対し3,900万円支払う)。
5/27.カソリック大司教が合同結婚式に参加し、後に脱会。
5/30.フランスでセクト法が成立。
6/29.札幌「青春を返せ裁判」が原告勝訴(原告17人に2,952万円賠償命令)。
7/9.浜松「青春を返せ」訴訟が和解(原告5人に500万円支払う)。
9/21.世界平和女性連合が鹿児島市民文化ホールで計画していた映画会「マザー・テレサとその世界」が中止された(マスコミや市教委が後援を取り消して)。
9/28.全国弁連東京集会。
10/2.兵庫県の2人が神戸地裁に献金返還提訴。
10/16.福岡の霊感商法訴訟が最高裁で勝訴確定。

今後の予定
11/10.14:00~支援する会第13回(定期)総会(岡山市民会館)。

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