霊感商法など統一協会の被害対策にあたる弁護士連絡会や、
家族が信者となっている父母、救出の相談を受けている牧師、
支援する市民ら200人余りが、東京で集会を開きました。
集会では、全国霊感商法被害対策弁連の山口広事務局長が基調報告し、
統一協会が11月29日にワシントンD.C.で予定する国際合同結婚式に
資金と信者を集める反社会的動きなどを報告しました。
日本基督教団の川崎経子牧師は「家族の心構えについて」として、
「教える」のではなく「いっしょに考える」ことが肝心などと講演しました。
統一協会の分派=モーニングスター(MS)について、
各地の青春を返せ裁判、霊感商法(物品、献金)訴訟、
婚姻無効訴訟などの取り組みについて、ヨーロッパのカルト事情について、
統一協会の現状についてなどの報告があり、
岡山の山陽新聞に対する公開質問とその回答についての報告もありました。
また、集会参加者名で、北朝鮮にいる日本人妻や食料の問題が、統一教会・文鮮明の策謀(「日本人妻自由往来実現運動の会」・池田文子代表)に利用されることなく解決されることを強く希望する声明(TXT)を発表しました。