カルト被害を考える会 会報 2008年5月・第54号
発行=カルト被害を考える会 TEL.086-231-2885 FAX.086-231-2886
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※事務所が富田町から弓之町に移転しました
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<もくじ> 講演会のお知らせ
講演者と書籍紹介
統一協会最新情報
文家で他界・離婚した子供たち

講演会のお知らせ

 全国霊感商法対策弁連で活躍されている紀藤正樹弁護士が、5月29日(木)岡山に来られることになりました。カルト被害を考える会の主催でも下記の内容で講演して頂けることになりましたので、ご案内申し上げます。貴重な機会ですので、会員の皆様お誘い合わせの上、ぜひご出席ください。※現役信者の方の入場はお断りいたします。
 演 題  「カルトの現状と問題」
 講演者  紀藤 正樹 弁護士(霊感商法対策弁連)
 日 時  2008年5月29日(木)
 場 所  国際交流センター2階 国際会議場
         (岡山市奉還町2−2−1 TEL086-256-2905)
 主 催  カルト被害を考える会・出エジプト会

<講演者と書籍紹介>
紀藤正樹氏
大阪大学大学院法学研究科博士前期課程(憲法専攻)修了。
日本弁護士連合会消費者問題対策委員会「ダイヤルQ2部会」「宗教と消費者部会」「電子商取引部会」の委員等を歴任。
現在同委員会副委員長(電子商取引部会担当)。リンク総合法律事務所所長。
全国霊感商法対策弁護士連絡会所属。
ほかにインターネット消費者被害対策弁護団団長、近未来通信被害対策弁護団団長、内閣府の消費者教育専門家も務めている。
市民の立場から、一般の消費者被害はもちろんのこと、宗教やインターネットにまつわる消費者問題、被害者の人権問題、児童虐待問題などに取り組んでいる。
著書に『インターネット犯罪大全』(インフォバーン、2004)、『失敗しないネットショッピング』(岩波書店、2002)、『21世紀の宗教法人法』(朝日新聞社、1995)など。ほか共著書に『刑事裁判を見る目に確かさを』(成文堂、2005)、『消費者トラブルQ&A』(有斐閣、1999)、『Q&A 宗教トラブル110番』(民事法研究会、1999)など多数ある。2007年2月に、山口貴士弁護士と共に、『カルト宗教 性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか』を出版。

「カルト宗教―性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか―」
    出版:アスコム ≪紀藤正樹・山口貴士 共著≫
    価格:1980円
 近年、次々とカルト宗教における性的虐待、児童虐待の実態が明らかになり、大きな衝撃とともに社会問題になりつつある。日本では児童虐待自体が非常に新しいテーマであり、特に新興宗教などのカルト集団内での性的虐待、児童虐待についてはほとんど研究されてこなかったことが、その衝撃の大きな原因と考えられる。本書は、カルト問題の先進国といえるアメリカにおける研究論文を翻訳紹介、実際にカルト宗教内で虐待され、脱出してきた人たちの生の声を明らかにしていく。また、カルト被害救済の第一人者である紀藤正樹氏、内外の虐待問題に精通した山口貴士氏に、現代の日本で起きている事件を検証しつつ、アメリカでの事実やその後の研究をどのように生かしていくべきかを解説していただく。非常に現代的テーマでありながら、今までまったく論じられてこなかったことから、また今後も同種の事件が頻発する可能性があることからも、大きな反響とともにロングセラーとなる可能性を秘めた、カルト問題を考えるうえでの貴重な一冊である。

(アスコムHPより)

統一協会最新情報

1、文孝進死亡
供物となった文孝進様
文鮮明の長男・孝進(45歳)が3月17日朝、心筋梗塞で亡くなった。
19日、統一協会式の葬式、世界昇華式が行われ、2500人の参列者があった。
孝進は19歳の時、36家庭の洪成杓の長女・洪蘭淑15歳と結婚し、5人の子供がいるが、蘭淑は夫の暴力に耐えきれず離婚した。その後、孝進は崔妍娥と再婚し4人の子供がいる。
 教祖文鮮明には何人かの女性がいて、多くの子供がいる。文鮮明の最初の結婚は1945年で、崔先吉との間に長男の聖進がいる。聖進は80年代に統一協会と父親の文鮮明と断絶し、統一協会から離れている。聖進の妻・金東淑と子供たちは一時期統一協会を離れていたが、最近、金東淑と二人の娘たちが文鮮明のもとに帰っている。
 次女の文信淑は、日本統一協会会長・大塚克己の息子と結婚した。
 文鮮明の二番目の妻と言われた金明姫は、1955年に喜進を生んでいるが、1957年まで崔先吉が戸籍上の妻であるから、金明姫が文鮮明の妻であるはずがない。その金明姫の生んだ喜進も1969年に死んでいる。
 そして3番目の息子が、文鮮明と韓鶴子の間に生まれた鶴子の長男・孝進であるが、この文孝進が3月17日、心筋梗塞で45歳の若さで亡くなった。
 韓鶴子が生んだ5番目の子は、次男の興進であるが、興進は17歳の時1984年1月2日、交通事故で亡くなった。
 文鮮明の子供は他にもまだ2人亡くなっている。鶴子が生んだ3番目の子、恵進は生後7日で他界している。そしてもう一人、11番目の栄進、彼はネバダ州リノのホテルで投身自殺をした。
 すなわち、真の父母・天宙天地真の御父母様と自称している文鮮明の子供たちは、5人も死んでいるのである。
 では、統一協会の食口たちはこの出来事を、どのように受け止めるのであろうか。
 統一食口の思考は、これらの出来事はメシア家庭がすべての人々の救いのために、愛するわが子を供物として捧げられたのだと説明され、それを信じ受け入れるのである。
 では食口の家庭に同じようなことが起こるとどのように理解するのか。それは、自分たちが責任分担を果たさなかったからだと言われる。サタンの讒訴だ、蕩減が重いだの散々脅されて多額の献金を要求され、霊感商法の犠牲者となり、身ぐるみ剥がされてしまう。
 同じことが起こっても、メシア家庭と食口ではなぜ解釈が違うのか。
 それは教義の中で、堕落論と蕩減原則を叩き込まれるので、その教えから逃れられなくなるのである。

2、統一協会の後継者問題
 統一協会の後継者有力候補としては、7番目の顕進と8番目の国進、そして12番目の亨進の3人が挙げられる。最有力者は7番目の顕進で、彼はハーバードの大学院を出ており、カリスマ性があり、指導者としての素質を備えている。現在W−CARPの会長であり、数年前から顕進が提唱するコアバリューが多くの学生たちをひきつけている。
 第2候補は国進で、彼は統一協会の経済部門を担当している実力者である。
 そしてダークホース的存在が、末の息子・文亨進で、彼は最近一挙に株を上げている。
 亨進もハーバードの哲学科を出ており、比較宗教や神学を勉強しており、牧会者として韓国本部教会の責任者を任命され、実績を出している。
 その文亨進が今年4月18日に、世界平和統一家庭連合の世界会長及び韓国会長に就任した。これは統一協会の牧師として、教会部門の最高責任者となったということである。
 では、後継者最有力候補の顕進はどうなるのかということであるが、やがては顕進が統一協会全体の最高責任者になることは間違いないことだと言われている。すなわち、7番目の顕進が中心になり、8番目の国進と12番目の亨進が副会長のような立場で3人体制になるのではないかと、私は推測しているのだが如何なものであろうか。
 いずれにしても、統一協会問題はまだまだ終わらない。

○追加報告としてもう一つ・・・最近行われた韓国の選挙結果
 第18代総選挙の結果、統一協会が作った政党「世界平和統一家庭党」はすべての選挙区に245人の候補者を立てたが全員落選。13人の候補者を立てた比例区は総投票数の2%を満たすことができず、政党登録取り消しとなった。何か、麻原彰晃のオーム真理教の選挙が思い出されるような滑稽な選挙結果だが、笑えないことは、この選挙のための資金が、またもや日本の壮婦からの献金や霊感商法から出ていることである。
 統一協会は教祖文鮮明も88歳となり、世代交代をしようとしている。はたして息子たちの代になるとどのようなことが起こるであろうか、この団体からは目が離せない。

2008年4月26日 高山正治


文家で他界・離婚した子供たち

1番目の妻・・・崔先吉  子供・・・聖進(統一協会を離れている)62歳

2番目の妻?(入籍していない)・・・金明姫 子供・・・喜進(14歳で事故死)

3番目の妻・・・韓鶴子 14人の子供(内4人が死亡、4人が離婚)
         1、誉進(離婚)    47歳
         2、孝進(離婚・死亡) 45歳
         3、恵進(死亡) 生後7日目で死亡
         5、興進(死亡) 17歳で自動車事故
         6、恩進(離婚) 朴珍成と離婚 再婚
         8、国進(離婚) 劉順珠と離婚 朴知鋭と再婚
         11、栄進(死亡) ネバダ州リノで投身自殺

文鮮明の子供たちの内、
           5人が死亡
           4人が離婚
           3人が再婚

これが真の家庭、理想的な家庭と言えるのか、疑問である。

2008・4・25 高山正治


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