カルト被害を考える会 会報 2004年10月・第46号
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総会並びに講演会のお知らせ

 2004年度総会、並びに講演会を下記日程で開催いたします。
 昨年度以上の参加者を集めたいと思っておりますので、お誘いあわせの上、ご参加下さい。
日時; 10月23日(土) 2時〜5時
会場; 岡山国際交流センター(岡山市奉還町2−2−1)
     岡山駅西口より徒歩5分
参加費; 無料
内容; 開会 主催者あいさつ
    講演 「私の統一協会体験から」
        −生い立ち、入信、脱会、救出、裁判、それから−
        講師 清水与志雄牧師(日本キリスト教団、元原研会員)
    総会 活動方針決定、新役員選出、ほか
    閉会
・総会終了後、有志で懇親会を予定しております。会費3000円程度。


第40回 全国弁連集会報告

(省 略)


勉強会の報告

参加者 M 

日 時:7月17日(土)18:00〜20:00
場 所:めぐみ教会(岡山市)
参加者:13名
講 師:高山牧師

 7月17日(土)、めぐみ教会において6時からカルト被害を考える会の勉強会を開催しました。参加者は13名、広島県や香川県の県外からの参加者も5名いました。
さて、今回の勉強会の内容は、「統一協会の問題の過去・現在・未来」と題して高山牧師から話を聞きました。概要は以下のとおりでした。

 統一協会は、現在、世界では「世界平和統一家庭連合」となっている。統一協会と使っているのは日本のみ、これは宗教法人「世界基督教統一神霊協会」として認可されており、名前を変えると宗教法人で無くなるため、やむを得ず(社)真の家庭運動協議会としている。やがては宗教法人「世界平和統一家庭連合」を狙っている。
 

1 統一協会の教祖、組織、教義、活動
 @ ルーツ
   1930年代に李龍道から始まった神秘神霊教団で、後に性的な儀式が問題となる。韓国パクチョンヒ大統領の反共、勝共路線にのる。
 A 教祖
   文鮮明1920年生まれ、現在84歳
 B 教義
   金百文に師事した文鮮明が原理原本を書き、弟子の劉考元が原理講論を作成した。
   キリスト教とは神観が違う、陰陽の神、男、なぐさめの神、エバを奥さんにする予定がサタンに奪われた神。
 C 活動
   霊感商法による集金システム、月100億円が文鮮明に日本から送られていた。現在 でも月20億円、信者をただ働きさせる。
2 統一協会の問題点
 @ 社会的混乱(政治、経済、教育、宗教・・・)
   1993年の文鮮明入国には、大物政治家である金丸信が関わって不正入国させた。多くの政治家に私設秘書を送り込んだ。
 A 家庭的破壊(親泣かせの原理運動、家庭崩壊、献金、物品購入被害・・・)
 B 個人の人格破壊
   学業放棄(夜中1時、2時まで活動、両立できない)、精神的混乱、結婚問題(韓国で結婚できない障害者や田舎の貧しい人が相手)
3 救出活動
 @ 取り組む前に学ぶべき事
   早期発見、いきなりは無理、短期救出
 A 説得の方法 
今後カウンセラーの数が少なくなる。私自身も後数年しかできないと思う。
   同じ情報でも味付けが大切、弟子入りでないと覚えられない。情報があっても逆に対策に使われる。
 B リハビリ、社会復帰
   インターネット時代、組織の嘘情報を知ることが出来るが見る勇気がない、しかし、二世は見る。
4 家族の関わり方
  入口のみは本物、良いところがあることを知ること、理解すること、知らないと失敗する。
  自分を責めない。
5 文鮮明の家族は真の家庭?神の家庭?理想の家庭?
 @ 文鮮明、3人と結婚(多重結婚も)
 A 14人の子供達:後継争い、交通事故、離婚、薬物使用、自殺・・・
  ※事実を示しても「それには深い意味がある」と教えられている。救出には味付けが大切
以上です。


脱会者の手記−M.M.−

 僕は、大学一年の五月から翌年の四月まで、統一協会の学生サークル原理研究会(CARP)に所属していました。一年生だった当時の夜、下宿にいた折「今サークルで、大学一・ニ回生を対象に、アンケートをしているんですけど、協力してもらえませんか?」と尋ねて来られ、そのアンケートに答えました。それがきっかけです。
 今になって考えると、アンケートなら学内でやった方が効率がいいし、何よりわざわざ夜に来るのは、不自然に思いますが、当時はそうは思わず、アンケートに答えた後、サークル紹介をされて、統一協会の知識も全く無く、面白そうだと思ったのでホイホイついていき、六月にはCARPの人たちと共同生活をするまでになっていました。
 その反面、学校の友人関係が疎遠になり、徐々に行き場を失っていたことも事実です。
 二年生になり、四月下旬に実家に帰省していたときには家族も既に知っていて、帰省の翌日に問い詰められて軟禁され、その日に、半ば無理やり統一協会の実態に関する本を読まされました。CARP内では、ほとんど教義しか詳しく教えられていなかった為もあって、その本の数ページを読んだだけでショックを受けました。
特に印象的だったのは、「文鮮明は、3回も結婚をしていて、その子供達も麻薬常習であったり、自殺をした人もいる」という部分で、結局それが決定的になって、脱会を決意するにいたりました。
 信仰歴があまり長くないこともあって、それほど深い傷も残らず、脱会後の現在、入会前の友達とも再び仲良くなり、新しい友達も出来て、楽しい学生生活を送っています。
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