カルト被害を考える会 会報 2003年7月・第42号
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仏教系カルトの勉強会をしました

 去る3月15日(土)6時から岡山めぐみ教会において、勉強会が開催されました。19名と多数の参加があったことは、喜ばしいことでした。
 高山牧師より、全国弁連東京集会の報告に引き続いて、「幸福の科学」、「顕正会」について、話していただきました。いずれもカリスマ性を持った教祖を中心に、前者は本による布教を、後者は主に若者を対象に強烈な布教活動を展開しているとのこと。
 「心を奪う」ことを目的としていることは共通していますが、それに対抗していくには、いいところはいいところとして認めつつ、気長に、何故そこでなければいけないのか、組織の中に嘘はないのか、を問い続けていくことが必要とのこと、そして入信動機として、家庭不安や社会不安があることが、話されました。(S)


第2回「勉強会」のお知らせ

2002年度の第2回勉強会を行います。会員、会員外を問いませんので、お誘いあわせの上、奮ってご参加ください。  ◇日時: 7月12日(土) 午後6時から8時頃まで
 ◇場所: 岡山めぐみ教会
      岡山市東古松2−7  п@086-233−3666
 ◇内容:
   ・ビデオ「家族がカルトに入ったとき−救出へのヒント」視聴
   ・最近の相談例と、これからの統一協会はどうなるか?(高山牧師)
 勉強会終了後、有志での会食会も予定しております。


第37回全国弁連東京集会の報告
高山正治
 2003年3月7日、第37回全国霊感商法弁連集会が東京で行われた。メインの講師は、イギリス統一協会創設者の娘、ドナ・コリンズさんということで、大きな会場は満員の盛況であった。
 午後1時から、主催者の開会挨拶と渡辺弁護士による基調報告があり、続いて、新潟青春を返せ裁判と京都献金訴訟の勝利報告が担当弁護士からあった。その他の裁判報告としては、浅見定雄先生が月刊誌「創」とジャナリスト室生忠氏を「名誉毀損」で訴えた裁判は、地裁判決に続いて高裁でも全面勝訴の判決の言い渡しがあった。山口広弁護士を「名誉毀損」として8億円もの損害賠償訴訟をおこした、「幸福の科学」による業務妨害損害訴訟は、地裁・高裁判決に続き、2002年11月8日 最高裁で勝訴が決定した。
 集会はここで休憩があり、ドナ・コリンズさんの講演と、質疑応答の時間となった。ドナ・コリンズさんは、イギリス統一協会の創設者を両親に持つ、祝福二世である。両親が統一協会の仕事で多忙なため、韓国に送られ、文鮮明の近くで生活したこともあるという。ドナさんは、韓国とイギリスの統一協会の違いや、幹部たちの生活を見るようになり、統一協会の組織や教義に疑問を感じるようになり、1992年22歳の時、自らで統一協会を離れ、今は結婚して二人の子どもにも恵まれ、優しい夫と共に幸せに暮らしているとのことである。脱会後の後遺症には苦しんだが、今は一人でも多くの人がこの組織を離れることを祈っているし、私に出来ることなら、お役に立ちたいと話された。
 質疑応答の時間には、崩壊している文鮮明家族の様子を話されたが、真の家庭・神の家族と言われる文鮮明一族のあまりにもすさまじい崩壊ぶりに皆が驚いていた。このような事実を知らないで、今も統一協会で頑張っている青年や主婦たちがいることを思うと、今後も「カルト被害を考える会」の働きを続けなければならないと思わされた。


ラスカル(=岡山CARP)予防ビラを配布

 4月某日、元CARPの学生メンバーの協力を得て、ラスカル(岡山CARPの現在名称)予防ビラを作成(4頁参照)、岡山の大学周辺の学生アパートへ配布しました。
 今回は、原案から彼らが案を出し合い、何度も校正、検討を重ねて作成。地図を貼り合わせながら各々担当地区を割り当て。放課後などに学生アパートの事前調査。
 そして当日の早朝、一斉に行動開始! 2日間にわたり6,7人のメンバーで約2500枚のビラを配布しました。
 学生人数に比べると少ないけれど、配布した当日に当事務局に新入生から「ビラを見た直後にアンケートが来たので即断りました」との電話が入りました。またCARPの側も、その後名称を変更したらしく、何らかの反響(効果)はあったようです。
 しかし、これで彼らの活動は終わるわけではないので、引き続き何らかのアプローチをしていきたいと考えています。


インターネット上の分派サイトなど

 インターネットも、いろいろな使われ方をしています。
 情報の発受信だけでなく、ネット上の店舗でショッピングしたり、オークションに参加したり、また自作品をネット上で販売したり、、、。それらの多くは、有益に利用されているのですが、それらの中には、詐欺情報や落とし穴が潜んでいることもあります。
 カルト団体も、ネット上に占いや人生相談などのサイト(ホームページの1ページ)を開設して、相談に乗るポーズをとって、警戒心の薄い人たちを勧誘しています。
 先日は、当「カルト被害を考える会」の掲示板サイトでも、統一協会分派に対する注意を促す書き込みがありました。その分派は、これまで知られていなかった分派ですが、統一協会を脱会したという人たちが「統一食口だった人たちDE話そう!」という掲示板サイトを開設し、身の上話などをお互いに書き込みながら交流し、親しくなった人を自宅などに招待して統一協会亜流の教義を植え込み、多額の献金を求めていました。献金の名目も「霊界解放」という統一協会ゆずりのものでした。
 幸い、その掲示板に参加して怪しいと気づいた人たちが、私たちの掲示板に書き込み、警戒情報を発信することができました。
 また、私たちのホームページには、統一協会などカルトの偽装団体の情報や正体を隠した勧誘方法などの情報が蓄積されています。勧誘されかけた市民は、ネット上の「検索」によって当ホームページにたどり着き、ほんとうの情報に触れ、また私たちの掲示板でアドバイスを受けながら、被害を最小限に食い止めることができています。
 私たちは、インターネット上の情報には警戒心を怠らず、また警戒すべきサイトなどの情報をさらに発信することができればと思います。(K)

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