「青春を返せ裁判」で統一協会 元信者が証言

400万円を献金、そしてニセ募金集め

 統一協会によってマインドコントロールされ、財産を奪われたうえ、他人にも被害を与える立場にされたB子さん(倉敷市)は、岡山地裁の「青春を返せ裁判」で次のように証言しました。
 1990年1月23日、岡山市錦町のバス停で『生活意識アンケート』をとられました。非常ににこやかなM子という人でした。何度も電話で『青年サークル』にさそわれて、「喫茶店でなら」と承諾し、中央郵便局のポスト前で待ち合わせ。しかし、連れて行かれたのは『岡山カルチャーセンター』というビデオ学習センター(実は統一協会の偽装した勧誘施設。当時は岡山市田町にありましたが、現在は岡山市南中央町の江口ビル6Fで『0kayama Education Academy』として活動)でした。そこでしつこく勧められ、そのカルチャーセンターに入会しました。
 そこに通う間に姓名判断を受け「変革の最後の年です」と言われ、(父と母、妹2人、弟1人を含めた3代前までの)家系図を書かされて「家が途絶える。弟さんの命が危ない」と言われました。いろいろなビデオを見て話を聞く中で、恐怖心を植え付けられ、再臨するメシアに救われることを信じるようになりました。そして2月22日、文鮮明がメシアであると明かされました。
 27日、特別の講義で「神様がいちばん喜ばれるのはお金だ」と言われ、恐怖心もいっぱいで、421万円を献金させられました。

「しんぜん会」でニセ募金

 1日間や3日間のセミナー受講のあと、『新生トレーニング』という1か月連続講義を受けました。毎日、仕事が終わって夜7時から9時まで受講し、感想文を書きました。『新トレ』の最後の方に、『万物復帰』(お金を統一協会に集めること)の実践がありました。『しんぜん会』の団体名で訪問して、小さな施設に援助するという名目でハンカチを売りました。東京にある団体ですが、岡山の統一協会で身分証明書をつくりました。想定問答集があり、「チラシは見せるだけで渡してはいけない」、「統一協会かと聞かれても『何なの?そんなところ知りません』ととぼけてあくまでしらを切る」、「ばれそうになったら上司に電話連絡する」などとされていました。

 この続きは、1996年1月24日午前10時30分から岡山地方裁判所34号法廷で証言が行われます。


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