ULT SOUND
1980年のワールドツアーで使用されていたシンセ・ドラム。ドラムパッド4個と音源モジュールが基本構成です。機番はDS−4。
「LIVE AT BUDOKAN 1980」で見る事が出来ます。このライブでは2セット使用。
ドラムセットの右側(ステージを見て左側)に見えるのがULTのシンセ・ドラムです。(SL500)
  ★そうでしたねー。ありがとうございます。うろ覚えのうろ覚えでした。これがまた、子供心にかっこよかったんです!(nakanaka)

海からの贈りもの
「NTTDATAスペシャル 海からの贈りもの クジラ・ヒト・地球の未来」(日本テレビ、3/9/1990放送)というTV番組で、坂本龍一がテーマ曲を担当した。出演は影山民夫、ライアル・ワトソン他。新聞テレビ欄に「坂本龍一、鯨とセッション」などと書かれていた。(nakanaka)

ユニバシアード福岡大会
●(1)細野晴臣が、1995年、福岡で行われた「ユニバシアード」の開会式の音楽を担当。この模様はTBSテレビ系で放送された。
しかし、開会式は殆ど全く映されず、スタジオでゲストのスポーツ選手とのトークや、一緒に彼らの思い出のVTRを見たりと、これらに終始した。結局開会式で映ったのは、入場行進ぐらいだっただろう。 開会式が流されないのは、そういう取り決めでもあったのかもしれないが。
大会式典音楽よりのリミックス盤が「GOOD SPORT」として発売されている。(gonsi)
●(2) 細野さんが担当した開会式の音楽のリミックス盤の「GOOD SPORT」というタイトルは当然、細野ソロの「SPORTS MEN」の歌詞からとったものです。細野氏も公認。(ブロイラー)HP=「モフモフ〜モスモスのまねまねサイト」
  ★どうも私がアナウンサーという職業を好きになれない理由は、実況中継がうるさいなあとよく感じるからです。確かに、とてもありがたい情報を提供して下さることもあるのですが、たまにスポーツ中継等を見てみると、必要以上に喋って、まるで「間」をあけるのがまずいかのようです。ラジオとテレビは違うと思うのですが。。。NHKが一番落ち着いていますね。特にオリンピック等でも、開会式でのアトラクションにこんなに話が必要なのかなあと思うときがあります。話がずれてすみません。(nakanaka)

浦賀和宏
小説家。1978年(YMOデビューの年)神奈川に生れる。19歳のとき、『記憶の果て』(現・講談社文庫)でメフィスト賞を受賞。主人公の高校生がキーボード少年で「ライディーン」を神がかりで演奏する場面が印象的だった。
その後発表した小説のなかに細野のアルバム『SFX』にかんする薀蓄が出てきたりして、読者としては「こりゃYMO者だな」と思っていた。ほかにもオービタルやニューオーダーなどテクノ関係の固有名詞がオタクっぽく頻出する作品群で、人肉嗜食の主題を好んで取上げ、ダークな鬼畜っぽさが漂う。
2002年発表のメタフィクション探偵小説『浦賀和宏殺人事件』(講談社ノベルス)では、作中作のメイントリックにYMO関係のレアグッズが使用されている。ちなみに作中作は『増殖』所収のスネークマンショー「若いやまびこ」のパロディ。(box)
  ★これは知りませんでした。かなり楽しんで読めそうですね。(^ ^) 78年生まれということは、リアルタイムでYMOを聴いておられた訳ではなさそうですが、YMOもテクノも好きな作家のようですね。文学関係でこうしたコメントをいただけてとても嬉しいです。m(_ _)m(nakanaka)

うるせぇぞ この野郎!
1980年4月23日、某大手出版社から発行された雑誌『写楽』の創刊イベントを日本武道館で敢行した際の教授の言葉。
 武道館でYMOが見れるということで会場は超満員(すべて招待客だったらしいが)。ところがYMOはアリーナのど真ん中に深さ数cmのプールをつくったり、数曲アコースティック(アコギ)・バージョンで演奏した以外はスネークマン・ショーのメンバーとコントを繰り広げた。
 実際は観客から見えないところに、いつものコンサートのセットがあったらしいがその状況を面白がっていたYMOはコントを続行。その結果、当然観客は大激怒。招待客の中の一人の篠山紀信は椅子を蹴飛ばして帰ってしまったらしい。  ブーイングを続ける観客に対して教授が「うるせぇそこの野郎!」とどなった。
 その模様はこのイベントの1週間後ラジオで放送され、2000年にはこの怒鳴る教授と観客をなだめる幸宏氏が収録された『ONE MORE YMO』が発売された。
 ちなみにアコギ・バージョンで演奏されたのは、「中国女」「花は何処へいった」「グリーン・バック・ダラー」など。それぞれ『YMO GO HOME』『ONE MORE YMO』に収録されている。(七篠権平)
  ★うーん、教授らしいエピソードと言えば、そうかもしれません。でも、客はなぜ激怒したのでしょう?──と、今となっては思いもしますが、よく考えると、これは怒っても仕方ないですよね。今でこそ“語りぐさ”にできるのかもしれませんね。しかし、こうしたことを、私はほとんど後になって知ったと思うと、当時もう少し年齢が高かったらどんな反応をしていたでしょう。むしろ反感を覚えていたのか、いや、やはりYMOが好きになっていたのか。。。後者でありたいです。
 ちなみに、『YMO GO HOME』には「中国女」「花は何処へいった」、『ONE MORE YMO』には「グリーン・バック・ダラー」が、それぞれ収録されております。(nakanaka)

U.T.(超地球的存在)
●(1)楽曲「UT」に於いて細野氏の『UTという言葉をご存じじじじ』に坂本氏が答えている内容は、『はい、ああ超地球的存在です』 坂本氏いわく「恥ずかしかったので、わざとモゴモゴ言った」とのこと。(L.I.氏)
●(2)U.T.はUltra−Teresstrialの略です。意味は「超地球的存在」なのですが、細野氏によると映画「E.T.」のE.T.と同じ意味だとか。(U/Q)

売ってなんかやるもんか!
BGM制作当時のユキヒロの心情。「ライディーン(雷電)」しか求めてこない一部のリスナーに対する裏切りとして制作された「BGM」は後々には評価の高いアルバムとなりますね。当時の広報の方は「売れ筋ではない」事に憤慨なさったそうであります。(平川史明)