太田光男/茨城県つくば市
「軽井沢の集い」作品3時間の完成、ご苦労さまでした。最初のタイトルのBGMが小さいような気がします。作者のそれぞれのユニークさがあふれていて興味深かった。
「千曲川旅情のうた」(滝本幸子さん)は落ち着いた画面の流れとナレーションがとても自然にマッチしていた。見てほのぼのとした作品に感じられた。大田ヱミ子さんの追っかけ中村知好さん……、小さなデジカメで全員にプレゼントされた作品集はさすがプロ……大拍手したい。
中沢 裕/長野県佐久市
「軽井沢の集い」のビデオ、ひとつひとつ拝見し軽井沢での集い、撮影会等が懐かしく思い出されました。作品集ではそれぞれに感じたことがそれぞれの手法で表されていたと思います。
目のつけどころ、編集のしかた、最後の仕上げ等、参考になるものがありました。目のつけどころの面白さでは、大田ヱミ子さんの作品、編集で参考になったのは滝本幸子の作品、カメラアングルや分かりやすさでは大田光男さんの作品でした。今回は5分間と時間を区切ったのも良かったと思います。
松下弘雄/北海道旭川市
35作品を何回か見せていただきました。記録と作品とでは、感覚は異なると思いますが、一番感じたことは「構成」がとてもよくなっていると思いました。1993年版「日本列島の春」と比べると、アナログからデジタルへ変わった映像の美しさに驚かされましたが、当時のビデオは現場音声がふんだんに盛り込まれ、楽しませています。今回の撮影地は、叙情的な土地柄だけに、作品では「水と緑と空気と」、「歴史かおる街海野宿」が好きですね。うんと見て、撮って、作って、現場音声と音楽と映像とのリズム(バランス)を学びたいと思います。
藤平田友市/石川県金沢市
JVA大会では、皆さまにお会いでき、楽しいビデオ談義をさせていただき、ありがとうございました。スタッフの皆さまご苦労さまでした。JVA大会作品を家内と一緒に見ました。私の作品について家内は厳しい批判でした。川野さん、私を撮影されて上手く編集なさってありがとうございました。家内は絶賛しています。映像はきれいだし、カット上のつなぎも上手でした。他の多くのみなさまの作品もよく出来ていて「それぞれの思い」が集約されていました。私は家内にやられっぱなしでした。次回の作品作りの参考になりました。またこの作品のためにビデオパッケージをプレゼントしていただいた埼玉の町田宏さまにも併せてお礼を申し上げます。
杉山辰蔵/愛知県豊明市
装丁、内容とも年を経るたびに豪華版の作品集を頂戴いたしました。
作品No.7弦巻正さまの「軽井沢の思い出」を大変興味深く拝見いたしました。画面の美しさ、ナレーションと音楽の優しさなど、どの部分を取り上げても当面私の「お手本」教材としてトレーニングに励みたいと思います。No.11青柳完治さまの「スタッフ奮戦記」も、私たちのカメラはチャンスを逃さないとなどと、考えて音楽が鳴り、舞台が明るくなると登場人物に「釘付け」となりますが、この作品はジッとそれを耐えて、スタッフの汗の光を追っております。松本さんが本性を剥き出しにしてサインを送る画面にはなぜか「?」が光と共に噴出しております。No.4丸田福治さまの「軽井沢に集う」と併せて拝見するには絶妙の組み合わせでありました。最後になりましたが、No.8日高義朗さまの「海野宿」の前半中頃の店先に登場する「くぬぎ」を食う「緑色のかいこ」と素朴な店主(おばさん)のカットがもっと見たいような気が残りました。ありがとうございました。
山本留男/愛知県瀬戸市
作品集はそれぞれ個性的な表現があって楽しませていただきながら勉強しました。ありがとうございます。同じ日の同じ時間に撮影したものがこれほど、撮影者、作者によって違うものかとつくづく思い知らされて、
1)構図の決め方 2)作品の組み立て方 3)編集の手法(タイトル、ナレーション、BGMなどすべて)
と良い勉強になり、これからの作品作りに大変参考になりました。これからもJVA会員の皆さまの純度の高い「エキス」をいただけるよう頑張ります。
北条栄治/長野県岡谷市
佐久市の中沢さんの「草笛いつまでも」は、地元ならではの作品で、大木さんの語りが印象的でした。自分の思い出インタビューを入れての余裕の撮影、タイトル通り大いに会員も楽しませてくれたのが、大畑房子さんの作品です。
原田さんの「古城と藤村の思い」は草笛のBGMがピッタリ。城跡の歴史が偲ばれました。滝本幸子さんの「千曲川旅情のうた」はナレーションが効果的で安心して見ました。大田光男さんの「草笛に心を」は、一人一人の表情が良くて、和やかな学習風景が伝わってきました。