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「『よかった!』の声があがった研修会」 (2001年4月10日)
  (静岡市/杉山隆一)

 温暖な土地として知られる静岡で、2月10日から11日にかけて、JVA静岡支部の冬季研修会が松本顧問を迎えて開かれた。
 1日目は静岡駅から10分程の所にある県の施設“もくせい会館”で午後1時から5時まで4時間を費やし、『ビデオ撮影するときの姿勢』を中心とした講義と参加者から提供されたビデオの講評が行われ、特により良い映像を構築するにはどうしたらよいかというアドバイスが懇切丁寧に行われた。
 参加者は、JVA会員以外に、静岡県内で活動していて、いろいろなコンテストに入賞したこともあるベテランが加わり、近年にない盛会であった。
 講義(座学)は一般的に短時間で安易に流されがちだが、4時間もかけた今回の講義はいわゆる痒いところに手が届くといった感があり、参加者は納得しながら熱心に受講し、極めて好評であった。
 2日目は、市内の名所である浅間神社に行き、撮影の実地指導が行われた。NHKのディレクターとしての経験と温和でユーモアセンスにあふれた先生の人柄が随所にあらわれた指導は、適切かつユニークであって、得るところ大で、参加者からは「眼からうろこ」の感があったという声が上がっていた。
 静岡で行われた今回の松本顧問による講義指導は、多くの人々に感動と感銘を与え、地方のビデオマンに新風を吹き込んだと考えられる。ここにその状況をお伝えするためにレポートとしてまとめた。

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