Linux CONFERENCE の「翻訳者会議」へ向かう。40分遅れで入ってみたら、意見交換のまっさい中。ちょっとした部屋に FSIJ、GNU、JF、JM、Debian、KDE、*BSD、Mozilla、GNOME、Postfix など、各プロジェクトのみなさんが集結し、苦労話、我々はこういうふうにやってる、人材募集のこと、翻訳に使う道具のことなどについて。
またやりましょう、という話になる。
終わったあと、中井さん、佐藤さんらと飯。
アテネ五輪の聖火ランナーが本郷を走る、ってんでカメラ持って見に行った。春日通りの沿道には人がたくさん。あいにくの雨ということで遅れ気味で、通過したのは14時ちょっと前くらい。
「規制予告車」と書かれたパトカーに続いて、サムスンとコカコーラの広告車が走る。それからしばし待ち、続いて白バイやスタッフ関係者(?)の外人さんの乗ったバイクが通過。そしてようやく聖火ランナー。伴走して何人かの外人さんも走る。直後にはワゴン車なども。
ランナーは FIRE HOUSE の前付近で止まって、次のランナーに火を渡した。走り終えたランナーや伴走の人達が速攻でワゴン車に撤収。窓から手を振りつつ去っていった。なんてことはない、あっという間の出来事であった。写真
ちょいと資料作り。普通ならパワーポイントあたりでプレゼン作るのだろうけど、パワーポイントも MS Office もインストールしてないので、HTML と CSS と JavaScript を使った mozPoint を試してみる (Word の文書や Excel のシートを見るために OpenOffice.org は入れてるので Impress 使えばいいのかもしれないけど)。
使うのは単純。必要な JavaScript のコードや CSS を CVS でチェックアウトし、適当な Web 領域に展開。サンプルの HTML の中身も単純。普通に HTML を書いていけばよい。
ただ、デフォルトの HTML があまり美しくないので、HTML 4.01 Strict にしようと思ったら、附属の CSS が適用されずにはまる。よくみてみると、CSS を動的に追加する JavaScript が、document オブジェクトの最初の子供が html 要素であることを仮定していたのだった。getElementsByTagName を使って head 要素を取り出し、そこに link 要素を追加するように書きかえて回避。そのほかいろいろ。
<xsl:template match="a/@shape" />みたいなのを XSLT に入れることで回避してますが、どうにかなんないかな…
www.gnome.gr.jp など、GNOME.GR.JP のサーバはサーバ移設作業のため、見えなくなっています。今週末から来週頭の間には復帰する予定です
Web は復活しました。ML や DNS についても引越し中
XML Catalog の設定をがりがりと。
XML Catalog というのは、public や system な識別子、あるいは URI を入力とし、URI を出力とするエンティティマネージャのためのデータベースのようなもの。
Debian の場合は xml-core パッケージで基本的な設定が作られる。DTD をインストールするパッケージごとにカタログが /etc/xml/ 以下に作成され、それを /etc/xml/catalog という「root」ファイルから「delegate」されるようになっている。
パッケージごとのパッケージのインストール、root カタログからの delegation などの操作は、パッケージの postinst で update-xmlcatalog コマンドで実行される。
update-xmlcatalog の羅列はパッケージの作成時に dh_installxmlcatalogs コマンドで postinst に押しこめることが可能。
docbook-xml、scrollkeeper、sgml-data といったパッケージで、この XML Catalog の設定は成されているので、それを参考にしつつ、w3c-dtd-xhtml や xbel のパッケージを改造する。
デバッグには libxml2-utils パッケージ附属の xmlcatalog コマンドが使える。引数として public 識別子や system 識別子を指定すれば、最終的にどのような URI に書きかえられるかがわかる。-v で、どのファイルをどう検索しているかが表示されるので役に立つ。
昼飯食いに外へ出る。あじさいを見に行きたいな、と京ぽんでググると、「文京あじさいまつり」が今日から、ってんでへ行くことにする。ふらふらと白山まで歩く。本郷に通ってたころに住んでた向丘のアパートは、白山上商店街の裏手だった。この商店街をじっくりと歩くのは久しぶり。見覚えない店が出来てるというのは、まぁいいとして、通っていた銭湯が白木屋に変わってたのは悲しかった。風呂なしの人は西方の銭湯に行ってるのだろうか。とんかつ屋で昼飯。
白山神社は大賑わい。あちこちにカメラ持った人が。屋台は町内会によるもので、値段は安い(おなかいっぱいだったので何も買わなかったが)。写真を撮る。雨のあとならより綺麗だったかも。
白山通りを歩いて南下し、オリンピックに立ちよって帰宅。
Mailman の設定。メールアドレスが foo@example.com で、ウェブの URL が http://mail.example.com/mailman/ というふうに設定したい場合ではまる。
まず、/cgi-bin/mailman/ などという URL を /mailman/ で済ませるために、apache の設定で
ScriptAlias /mailman/ /usr/lib/cgi-bin/mailman/
とする。さらに、メールアドレスのドメイン部分や、URL のドメイン部分の設定を /etc/mailman/mm_cfg.py に設定。
DEFAULT_HOST_NAME = 'mail.example.com' DEFAULT_URL = 'http://mail.example.com/mailman/' DEFAULT_EMAIL_HOST = 'example.com' DEFAULT_URL_HOST = 'mail.example.com' DEFAULT_SERVER_LANGUAGE = 'ja' DEFAULT_URL_PATTERN = 'http://%s/mailman/'
さて、bin/newlist コマンドで foo@example.com といった引数で、メーリングリストを作ると、web_page_url は mm_cfg.DEFAULT_URL_PATTERN にメールアドレスのドメインパートの値を適用したものが使われてしまう。bin/newlist の後で、bin/withlist -l -r fix_url foo すると修正される。コードを見たけど、どうもすっきりしないなぁ。
都内某所に自由に使える SunFire V20z が入ったというので触りに行く。debian-amd64 ML に流れていた ISO イメージを焼いてブート。言語選択まわりがちょっと変なところ以外は大した問題なく進行。しかし、grub のインストールではまる。
インストールの途中で grub のインストールはエラーになるし、インストールした grub でブートすると、initrd の読みこみのところで、
Error 28 : selected item cannot fit into memory
というエラーが出て止まる。ググってみると LILO 使えばとりあえずは良さげではあるものの、使った ISO には LILO が入ってない。時間切れで終了。
Debian on Dell Servers にあった ISO イメージを使い、32bit な i386 の Debian (woody) をとりあえず入れておいた。これは問題なし。