Apache ドキュメント翻訳の手順

日本 Apache ユーザ会の活動 の一つとして、Apache に附属しているドキュメントを翻訳しよう、とい うプロジェクトが立ちあがりました。(参照: ドキュメント翻 訳のための ML を開設)

このページでは、メーリングリストで進行中の翻訳作業の手順につい て簡単に説明します。

何を翻訳するのか

翻訳する原本となるのは、CVS サーバから入手できる Apache 1.3 系列 のドキュメントの最新版です。

apache.org の CVS サーバから htpd-docs-1.3 モジュー ルを入手します。具体的な入手方法は The Apache Web Server Documentation Project (日本語訳) を 参照してください。

翻訳の進め方

複数のメンバーで複数の文書を翻訳することになりますので、進捗管 理が必要となります。そこで、翻訳の開始の宣言や、翻訳の草稿の提出な どの段階ごとに一定の形式でメーリングリストにメールを送る、という手 順を取るようにしています。

基本的には、翻訳文書の予約、草稿の提出、最終稿の提出、 apache-docs へ送付して commit、という流れになります。それぞれの 段階において、

      Subject: [R] 1.3/htdocs/manual/new_features_1_3.html.ja.jis
    

のように、段階を表わす記号 ([ ] で囲んだもの) に、 ファイル名を付加したものをメールの Subject: に書いてapache-docs-jp メーリングリストへメールを送ります。

Subject: のルール (記号)

段階を表わす記号としては次の6種類があります。

Subject: のルール (filename)

filename は、CVS 上で

      httpd-docs-1.3/htdocs/manual/index.html
      

というファイル名であれば、先頭の httpd-docs-1.3 を 1.3 と省略し て

      1.3/htdocs/manual/index.html
    
のように短くします

作業の流れ

具体的には次のように行ないます。

  1. 翻訳対象を心に決める:-)
  2. 翻訳対象の原本に対応する日本語訳が存在するかどうかを確認
  3. 存在していれば "[U] filename" の Subject: で「更新」を宣言 ([F]へスキップ)
  4. 存在していなければ "[R] filename" の Subject: で「予約」を宣言
  5. "[1] filename" で1回目の草稿を apache-docs-jp へ提出
  6. "[n] filename" でn回目の草稿を apache-docs-jp へ提出
  7. "[F] filename" で最終稿を apache-docs-jp へ提出
  8. apache-docs@apache.org へ提出
  9. commit される
  10. "[C] filename" で commit したことを apaceh-docs-jp へ報告
  11. 終了

翻訳の際に注意すること

文字

アラビア数字か漢数字か

というのはどうか?

送り仮名

(既存のルール、たとえば「朝日新聞の用語の手引」に従うといったの はどうだろうか。ただし「朝日新聞の用語の手引」は書籍を購入する必要 があり、Web で自由に参照できるわけでもないので、強制はできないか も...)

対訳表

(準備中)

HTML

翻訳の際の HTML 文書のルールは Apache Documentation Project の Standard に従うようにする。

翻訳元のドキュメントのバージョン (CVS 上での revision) を

      <!-- English revision: 1.40 -->
    

という形式で HTML中に記述すること。

進捗状況

http://apache2.apache.or.jp/~yoshiki/apache/ で参照できます


Last modified: Wed Nov 29 21:44:24 JST 2000