11.1. ACCEPTターゲット

このターゲットは他にオプションを必要としない。パケットに求められるマッチ条件が完全に満たされた時、ターゲットに ACCEPT が指定されていると、パケットは受け入れ (accept) され、もう、現在のチェーンも、同じテーブル内のどのチェーンも巡らない。ただし、他のテーブルのチェーンは進んでいくので、そこでパケットが破棄される可能性は残されている。このターゲットには特別な事柄は一切なく、オプションの指定も必要でないし、指定する余地もない。使用するには単に -j ACCEPT を指定するだけだ。

Note

Linux カーネル 2.3, 2.4, 2.5, 2.6 で機能する。