裏岩菅山に戻ってきたのが、13時27分。 ほとんど休まずに通過する。長い距離を歩いてきたのに、身体はそれほど疲れを感じていない。 久々の山であり、さらには素晴らしい景色に気分が高揚しているからであろうか。 裏岩菅山から岩菅山へのプロムナードを眺め、気合いを入れて下りにかかる。
岩菅山到着、14時6分。 往路では気づかなかった山桜を暫し愛でる。 北アルプスの山々は すでに雲の中であったが、逆に往路では雲に隠れ気味であった 四阿山がハッキリと見えるようになっている。 少々休んだ後は、一気に下る。
ほぼ岩菅山の見納めと思い、シャッターを切る。 岩菅山だけでは物足りないが、裏岩菅山、さらに烏帽子岳を加えれば、素晴らしいコースになる。 これくらいのボリュームと景色があってこそ、遠くまで来た甲斐があるというものである。