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31.ウチの共有不動産揉めてます! |
【作家歴】、ボーイズ・ビー、県庁の星、Lady,GO、Run!Run!Run!、明日この手を放しても、女たちの内戦、平等ゲーム、WE LOVE ジジイ、嫌な女、ハタラクオトメ |
恋愛検定、週末は家族、頼むからほっといてくれ、手の中の天秤、我慢ならない女、エデンの果ての家、僕とおじさんの朝ごはん、ワクチンX、総選挙ホテル、諦めない女 |
僕は金になる、オーディションから逃げられない、たそがれダンサーズ、結婚させる家、終活の準備はお済みですか?、残された人が編む物語、息をつめて、この会社後継者不在につき、地獄の底でみたものは、腕が鳴る |
| 「ウチの共有不動産揉めてます!」 ★☆ | |
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母親が死去、実家の土地建物を売却し、兄弟姉妹4人で公平に分けようとしたところ、異を唱えたのは末っ子の小雪。 相場は8千万円ですが、一億円でなければ売却に同意しない、8千万円で売却するというのなら、自分への配分は25百万円にしろと。 その小雪、2年前離婚して実家に戻り、母親の世話をしてきた。その母親から、兄や姉たちと違い小雪は一人なのだから、遺産は兄や姉たちより多く貰いなさい、と言われたと主張。 長男で翻訳会社の経営者である春馬、長女で総合病院の看護師長である渚、次男で大企業に勤める秋人、渚の娘で不動産会社勤めであることから井上家売却を担当することになった葉月という面々、小雪の頑強な態度に頭を抱えます。 一方、井上家の兄弟姉妹4人も、それぞれに事情を抱えていることが順次明らかにされていきます。 さて、どういう結末に至るのか・・・。 親が高齢で死去、それぞれに家庭を抱える子どもたちが多い程、遺産が多い程、相続問題で揉めるというのは、“あるある”問題ではないかと思います。 その点では、井上家の相続騒ぎは割と単純。小雪をどう説得するかだけの問題ですから。 本作では、小雪の問題から、それまで疎遠だった兄弟姉妹の関係が密になっていきます。 最後は、それぞれ良い方向に歯車が回るのですから、(かなりうまく行き過ぎという観もありますが)コメディ感&ドタバタ感が少々あるホームドラマ、という印象です。 最後の“○○への○○”という言葉が快い。何かに迷った時、ひとつの指針になる言葉だと思います。 |
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