
1989年06月
福音館書店刊
第61刷
2005年11月
(1300円+税)
2009/02/01
amazon.co.jp
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井原万見子「すごい本屋!」を読んでいたら、お薦め絵本として出てきたので思わず読みたくなり、図書館で借りてきました。
この絵本、覚えあります!
たしか娘に読んだ、と思います。その時から好きな絵本でした。
“あき”が誕生する前に、おばあちゃんからあきのおもりを頼まれてやってきたのが、きつねのぬいぐるみ“こん”。
そのこんの腕がほころんでしまい直してもらおうと、こんとあきは2人だけで列車に乗り、おばあちゃんの住む砂丘の町を目指します。
あきがまだ小さかった頃のこんとの絵も素晴らしいのですが、砂丘の町へ向かう途中、度重なる事故に見えながらも、いつも「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と気丈に応えるこんの姿が、良いんですよねぇー。このこん、私は大好きです。
そのこんの「だいじょうぶ」という声が小さくなっていってしまう、あき以上に本気で心配しました。
絵本っていいなぁ。
小説はネット書店でも選んで買うことができますけれど、絵本は書店で実際に見ながら買うもの、と思います。
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