ジョン・ストレルキー作品のページ


John Strelecky 作家、講演家、冒険家。7万キロに及ぶ世界放浪の旅の末、32歳の時に「やりたいことが見つかる世界の果てのカフェ」にて作家デビュー。出版から一年も経たないうちに読者の口コミで世界中に広まりベストセラーに。現在までに七大陸45ヵ国以上で出版され、累計 500万部以上、ヨーロッパでは2015年から9年連続で年間ベストセラー賞を受賞。執筆活動に限らず、テレビやラジオ、講演活動等を通して、自分らしく生きる方法を世界中の人々に伝える。また、世界中をバックパッカーとして旅し、アフリカ、南米、東南アジア、ヨーロッパ、中国等、多くの国で長い時間を過ごしている。

 


                          

 
やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ ★★ 
 原題:"The Cafe on the Edge of the World"         訳:鹿田昌美  


世界の果てのカフェ

2003年発表

2025年11月
ダイヤモンド社

(1600円+税)



2025/12/07



amazon.co.jp

世界で累計 500万部以上、ヨーロッパでは9年連続して年間ベストセラー賞と聞いて、読んでみました。

主人公の
ジョン、休暇を取り車で出かけますが、高速道路が渋滞し、ちっとも前に進めず。待っていられないと高速道路を降りて一般道を走り出したのですが、道に迷ったのか、何もない場所を走るばかり。
ガソリンも無くなってきて心配しだした時、やっと見つけたのは一軒のカフェ。
早速店に入ったところ、ウェイトレスの
ケイシー、料理人のマイクが親しみを見せて迎え入れてくれるのですが、そこは何と<しつもんカフェ>
そしてそのメニューの表紙には、“
人生を変える3つの質問”が書かれていた。
ジョン、その質問にどう答えればいいのか困惑しますが、ケイシーあるいはマイクが、親切に相談に応じてくれる。
その結果、最後にジョンがたどり着く答えは・・・・。

ジョンとケイシー、あるいはマイクとのやりとりが楽しい。
要は、自分の人生においていちばん大事なことは何か、それがわかると人生が一変する、ということなのですが、本書に感激するかどうかはそのひと次第、でしょう。

正直、展開は面白く、好感を持ちましたが、自分への影響というとそれ程のことはない。
というのは、若い頃仕事で無理をさせられて一時腎臓を悪くする等々のことがあり、それらのことでその時に考え方が変わりましたから。
考え方が変わる時期は人それぞれ、と本書でも言っていますが、まさに私の場合は上記の時だったと言えます。

はじめに/1.最悪なドライブ/2.何もない交差点/3.見えない夕日/4.しつもんカフェ/5.ふしぎなメニュー/6.あなたはなぜここにいるのか?/7.メニューの文字/8.崖っぷちの感覚/9.生きている理由を知ってしまうと/10.質問の答え/11.存在理由を満たすため/12.ウミガメの話/13.人生の無駄/14.実業家と漁師の話/15.広告からのメッセージ/16.だからぼくたちは、もっとモノを買う/17.自分へのご褒美/18.あなたは死を恐れるか?/19.あなたは満たされているか?/20.お金の心配/21.幸運な出来事/22.運がいい人の法則/23.ゴルフボールの話/24.7日に届く小包/25.コスタリカの夕日/26.新しい1日/エピローグ

       


         

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