|
|
|
|
| 「やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ」 ★★ 原題:"The Cafe on the Edge of the World" 訳:鹿田昌美 |
|
|
2025年11月
|
世界で累計 500万部以上、ヨーロッパでは9年連続して年間ベストセラー賞と聞いて、読んでみました。 主人公のジョン、休暇を取り車で出かけますが、高速道路が渋滞し、ちっとも前に進めず。待っていられないと高速道路を降りて一般道を走り出したのですが、道に迷ったのか、何もない場所を走るばかり。 ガソリンも無くなってきて心配しだした時、やっと見つけたのは一軒のカフェ。 早速店に入ったところ、ウェイトレスのケイシー、料理人のマイクが親しみを見せて迎え入れてくれるのですが、そこは何と<しつもんカフェ>。 そしてそのメニューの表紙には、“人生を変える3つの質問”が書かれていた。 ジョン、その質問にどう答えればいいのか困惑しますが、ケイシーあるいはマイクが、親切に相談に応じてくれる。 その結果、最後にジョンがたどり着く答えは・・・・。 ジョンとケイシー、あるいはマイクとのやりとりが楽しい。 要は、自分の人生においていちばん大事なことは何か、それがわかると人生が一変する、ということなのですが、本書に感激するかどうかはそのひと次第、でしょう。 正直、展開は面白く、好感を持ちましたが、自分への影響というとそれ程のことはない。 というのは、若い頃仕事で無理をさせられて一時腎臓を悪くする等々のことがあり、それらのことでその時に考え方が変わりましたから。 考え方が変わる時期は人それぞれ、と本書でも言っていますが、まさに私の場合は上記の時だったと言えます。 はじめに/1.最悪なドライブ/2.何もない交差点/3.見えない夕日/4.しつもんカフェ/5.ふしぎなメニュー/6.あなたはなぜここにいるのか?/7.メニューの文字/8.崖っぷちの感覚/9.生きている理由を知ってしまうと/10.質問の答え/11.存在理由を満たすため/12.ウミガメの話/13.人生の無駄/14.実業家と漁師の話/15.広告からのメッセージ/16.だからぼくたちは、もっとモノを買う/17.自分へのご褒美/18.あなたは死を恐れるか?/19.あなたは満たされているか?/20.お金の心配/21.幸運な出来事/22.運がいい人の法則/23.ゴルフボールの話/24.7日に届く小包/25.コスタリカの夕日/26.新しい1日/エピローグ |