池谷・張彗星 2002C1 2月の姿

2002年2月24日 19時00分〜30分の間に40秒露出4コマ
60秒露出4コマ合計8コマ合成
PENTAX75SDHF+LV20mm+QV-3000EX(広角側)
P2-Zで自動ガイド 2x2ソフトビニング 中央部トリミング
感度+3 中山町松森城森林公園にて撮影
 透明度が比較的良かったので、夕焼けが残る中、早めに撮影しました。拡大率を落として撮影したのですが、コマは明るく、尾が複雑に分岐しながら伸びています。満月近い月明があったのですから、月がなければ本当素晴らしい姿を見せてくれそうです。ファインダ−でもよく分かったので、もしかすると5等台かもしれません。

2002年2月22日 19時17分〜24分の間に40秒露出4コマ合成 2002年2月20日 19時19分〜35分の間に40秒露出6コマ合成
R200SS(20cm反射)+LV15mm+QV-3000EX(広角側)
P2-Zで自動ガイド 2x2ソフトビニング 中央部トリミング
感度+3 伊予市谷上山にて撮影
R200SS(20cm反射)+LV15mm+QV-3000EX(広角側)
P2-Zで自動ガイド 2x2ソフトビニング 中央部トリミング
感度+3 伊予市谷上山にて撮影
 満月に近づいてきた月がたいへん明るく、また低空のためコントラストが悪くなりました。ただ尾はかなり長く伸びているようで、画像の左に向かって伸びています。明るさの見当は、バックの星が少なく良く分かりませんが、月明の中でも、コマの部分が良く分かりました。この日はガイドエラ−が少し多く、左右に少し伸びてしまいました。  天頂近くに上弦の月があり条件が悪くなったため、20cmで拡大して撮影しました。全体的にコントラストが悪いのですが、左に淡く長くイオンの尾が伸びています。また、彗星のコマ付近は、イオンテイルの濃淡が分かります。光軸がずれてしまったため、左側の写りが悪くなってしまっています。

2002年2月15日 19時08分〜24分の間に60秒露出4コマ合成 2002年2月12日 19時08分〜25分の間に60秒露出4コマ合成
PENTAX75SDHF+LV25mm+QV-3000EX(広角側)
P2-Zで自動ガイド 2x2ソフトビニング 中央部トリミング
感度+3 中山町松森城森林公園にて撮影
PENTAX75SDHF+LV25mm+QV-3000EX(広角側)
P2-Zで自動ガイド 2x2ソフトビニング 中央部トリミング
感度+3 伊予市谷上山にて撮影
 尾を分かりやすくするため、バックの荒れを覚悟で処理していました。彗星から伸びる、シャ−プなイオンの尾が分かります。またコントラストが悪いながら尾が長く伸び、12日とは少し感じが変わりました。この日は月がすぐ近くにありました。今後月明かりで、しばらく条件が悪くなります。明るさは7等くらいでしょう。  尾が大変淡いながら、左にまっすぐ伸びています。おそらくイオンの尾のようです。低空ながら透明度もよく、7.5cm20倍でも尾が伸びている方向が分かりましたが、どこまで伸びているのは分かりません。彗星の右上の星が7.5等ですので、明るさは7等台です。これから期待できます。
2002年2月15日 19時09分〜3分露出 2002年2月12日 19時04分〜3分露出
PENTAX 200mmF4開放  フィルム センチュリア400
 P2-Zで自動ガイド
一部をトリミング  伊予郡中山町 松森城森林公園で撮影
PENTAX 200mmF4開放  フィルム センチュリア400
 P2-Zで自動ガイド
一部をトリミング  伊予市谷上山で撮影

2002年2月6日 19時15分〜5分露出
PENTAX 200mmF4開放  フィルム ロイヤルゴ−ルド400
 フォトガイドで自動ガイド
一部をトリミング  伊予郡中山町 松森城森林公園で撮影
 この日が初めて撮影したものです。彗星独特の青緑色がよく分かりますが、尾は分かりません。明るさは8等台のようですが、低空のため暗く感じます。
 

2/4に6cm15倍の双眼鏡で観察したところ、明るさは約9等ほどでした。ただ、低空と薄雲のため、形状や尾は全くわかりませんでした。
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