日本の今後を見ていると人口減少になる。この考察。 Fより 日本が長期に人口減少になることが明確になっている。しかし、 日本の公共事業は、人口増加を前提に組み込まれている。この構造 は破壊しているため、利用者の伸びがないことを前提に施設のリニ ューアルを考えるしかない状態になっている。新しい施設やビルが できる時には、必ず、古い施設を潰す覚悟が必要である。新しい需 要が創造されたとき、古い需要がなくなることになるのです。1人 の持ち時間は、同じですから人口が減るということは、全体の使え る時間=消費が少なくなることになる。 ということは、企業の生き残りが難しいことになる。日本の市場だ けでは、売り上げが伸びないことになる。世界を相手に商売と考え ることが必要になる。ところが、日本特殊論や日本1国主義がまだ まかり通っている。このようなことでは、日本企業は世界に出て行 けない。出て行けないと、日本企業のほとんどは、売り上げの伸び を期待できないことになり。利益が出なくなる。 今、元気がいいのは、世界に飛び出したトヨタやホンダやキャノン などであり、この企業は世界に通用する製品を提供している。デフ ァクト・スタンダードになっているものや、技術的に優秀な物を どんどん出している。しかし、まだ多くの企業はクローズドな製品 を売っているだけ。もうそれではダメだ。 国内産業、特にサービス業はどうすればいいのか??これは市場の 創造しかない。マクドナルド、コンビミエンスストア、宅配便など 市場創造型のサービスは今までもたくさん、生み出されている。 この創造型ビジネスしかない。もし、今までどうりのビジネスであ ると低価格でもできるような仕組みを作る必要がでてくる。100 円ショップのようにだ。 それと、老人の人口が急増して、労働者人口が少なくなる。2人に 1人が失業となり、社会保障の考え方を変更するしかない。それと 、長期に働ける社会的な仕組みを作る必要がある。社会保障費の考 え方は全員一律から、必要な人だけに保障をする方向がいい。無料 パスを見ると一律70才以上年齢に支給しているが、これを、年金 の給付高に応じて、出すというような方向になるでしょうね。また 、就業年齢の上限をなくした方がいいのではないか?? 優秀な人は何時までも働いてもらい仕組みにした方がいいと思うが。 これも、欧米の仕組みを持ってくることになるようですね。付足し これも、文明熟度の時間差ではないですかね。