秋好です。 あけまして、おめでとうございます。 この正月初め、4日ばかり宿に篭って、いろいろ考えてまいりました。 少し、ながいので、添付にて送信します。 ことしも、よろしく、ご指導ねがいます。 ============================== 「日、出づる国」 今年は平成帝の即位から14年、神武帝からでは皇紀2662年となり ます。暮れに松飾を立て、元日から3ヵ日は国旗を揚げました。 湘南の爽やかな朝風にたなびく、日の丸の美しさにはいつもなが ら惚れ惚れします-----。 この正月初め、熱海の温泉宿に3泊して英気を養ってきました。 海辺に建つ水葉亭の露天風呂から、相模灘向こう西太平洋の水平線 にご来迎-----ウマヤド王子が摂政になられて、大国:隋に文書を送 った時、「日いづる国の天子より----」と、お書きになった心境が よく判るのでした。 10年ぶりに初島を訪ね、この寒村には過ぎたモダニズムとも思える エクシブ初島クラブに驚きつつ、最上階の中華店から真白き霊峰を 眺め、歌人や画家が好んで描いた心象も充分に察しがつくのでした -----また、日本アルプスなどに妨げられて、この美しくも孤高な峰 が眺望できない方々には申し訳ないような気がしたものです。 日は昇る 孤高な峰を 照らしつつ 鴎に迎えられて熱海港に帰っての一句です。 さて、英気を養いつつ、つらつら考えたことを記してみましょう-- ♪ 古事記 敗戦後、国家神道に連なるものとして否定された日本神話として、 “古事記”はユダヤ民族の神話である“創世記”のように面白い。 我らが皇紀という、神話に連なる暦を持っているように、彼らはヘ ブライ歴を持っており、今年は5762年となるようです。「古きが故 に尊し」とする漢民族も真っ青になる古さです。 さて、古事記の 概要ですが---- 上表文-----オオノ・ヤスマロという書記官が天皇側近の舎人ヒエダ ノ・アレイから聞き取り記したことを、3巻にまとめて献上します、 という序文。 上巻--------天地創造から神武天皇まで 中巻--------神武の東遷から応神天皇まで 下巻--------仁徳から推古女帝まで -----ということで7世紀の先祖が書き残してくれた聖典です。 神風の 伊勢の海の 生ひ石に 這ひもとほろふ 細螺の い這ひもとほり 撃ちてしやまむ :読み「かむかぜの いせのうみの おいいしに はいもとおろう いしだみの いはいもとおり うちてしやまむ」 ------などのように歌もふんだんに散りばめられ、その芸術性は “創世記”など、遠く及ばないでしょう。 まだ、お読みでない方 は現代語訳の文庫本が出ておりますから、どうぞ。 面白くて、何 度でも読めるでしょう。 王朝風呂から出ては寝転んで読み、日本晴れの朝食後にコーヒーを 飲みながら読み---- ♪ 獅子心王 小泉メルマガは毎週,木曜に配信される。 「ライオンハート」という-----12世紀、英島のイングランド地方の 王:リチャード1世にあやかったのか、純ちゃんの髪型がライオンに 似ているからか。 4日間、パソコンに縁なく過ごして、肩が楽になる。 ♪ 小泉ビジョン 猛暑の昨夏は、漢韓両民族の反日政権による内政干渉にめげず、愛 国の靖国神社に参拝。 この年初は天皇家の伊勢神宮に参拝。 健全な民族主義者ぶりは、 さすが「獅子の心をもつ総理」なり。 1・政治システム-----{地元→議員×官僚→国会}型の立法を改革 2・外交安保-----------米国追従型の外交、米軍下請け式の軍事か らの脱却 3・国家観-------------国家戦略の策定(いわゆる国家アイデンテ テー) 4・経済構造改革-----年成長1.5〜3.0%を目指す 5・生活 々 -----豊かで、かつ誇りのある暮らし 6・地方活性化--------地方分権による中央集権の打破 7・危機管理-----------ぬるま湯、平和ボケからの脱出 密室、派閥の保守政治をぶち破った総理らしく、若手議員と市民論 客(このコラムの愛読者など!?)の意見,提言,策案を最大限, 採用されるらしい。 それこそ、日本民主主義の数歩前進となるでしょう。 ♪ 不屈のヤマト 我らの先祖は幾多の危機、国難を乗り越えて来た-----。 イ、蒙古襲来では小さな島国なのに、超大国:元による属国化を武 士道によって、断固迎撃し、台風の幸運もあって、これを撃退。 ロ、黒船来航の白色帝国主義による植民地化では、これに対抗でき ない封建政権を打倒。、有色人種でただ独り近代帝国を築いた。 ハ、南侵するロシア帝国に対抗し、これを満州、日本海で打ち破り 、スラブ民族の野望を撃ちくだいた。世界史上,初めて白人を破 って、植民地有色人民をはげました。 ニ、大東亜戦争で、世界戦史上、最大級の大暴れをして、アジアの 諸人民に独立のチャンスを与えた。 敗北しても、王家を守り ぬき、平和戦略に徹して欧州が束にならなければ対抗できない ほどの科学技術・貿易経済の平和大国となった-----度が過ぎて 我らは平和ボケになったが、「獅子の宰相」登場で早急に治り つつある。 ------そして、新世紀のいまは、官僚機構、政治手法などの金属疲 労やIT不況、不良債権などの経済問題が見られるが、なお対外資産 130兆円、個人貯蓄1400兆円という巨大な潜在能力を保持してい るのだ。 ♪ 現代ヤマトの活力 外交家:緒方さんや野球選手の:イチローや指揮者:小沢氏その 他多くの日本人が海外で活躍しているのを思う。また、真紀子さん の苦戦、ホテル税や広告バスなどの創意で地方分権を先取りしてい る慎太郎知事やゴーマニズムのよしのり氏や新しい教科書の西尾先 生、“明治天皇”を著したキーン先生、“台湾人と日本精神”を書 いた蔡コンサンなどを思う。タリバーン征伐で「旗を見せてくれ」 と、米国に頼まれ、「よっしゃ判った!」と、ただちに駆逐艦(平 和ボケ語では護衛艦)を派遣した小泉総理の英断------。 ♪ 親日国:台湾 台湾の半導体メーカーの会長:蔡氏の言葉がとりわけ思われた----。 「祖国・台湾よ、永遠なれ!」 「かつての祖国・日本よ、永遠なれ!」 -----祖国・台湾とは、中華民国という虚構を捨て、台湾共和国の 建国を願う言葉である。 そのことは、かの司馬先生も「台湾は実質上、独立というすばら しい運命に向かって進んでいる。川が海に入るような自然さです」 と,言っておられたらしい。 植民地支配といえば、白色帝国主義の厳しい収奪を思うものだが 、蔡氏は「国家予算の25%も投じて、台湾の近代化に寄与した」と 、大日本帝国の良心的な植民地経営を言うのだ。 そして、「もう 、謝ってばかりいないで、胸を張りなさい」と、マハテール氏のよ うに、我らを励ましている。だから、日本は「かつての祖国」なのだ。 昨夏、故宮博物院を見学のため、台北を訪ねたが、日本人と判る と、若者がサッと席を譲るのだった。これは学校や親がよく教えて いるからだ、と察しがついた。 反日教科書で「日本人は侵略者」と、戦後50年、繰り返し繰り返 し教え込んでいる、シナ大陸や朝鮮半島の歴代政権と、台湾政府の 違いは大きい。 ついでに言えば、台湾海峡の制空権を確かなものにするため、 台北はF-16を欲したが、北京に気兼ねして、クリントンは売らなか った。しかし、ブッシュはこの最強の戦闘機を台北に渡すことにし た。中国の「武力解放」への台湾の自衛努力も大したものだが、 米国の台湾防衛もこれで本腰が入った、といえるでしょう。 ♪ 東の大観、西の栖鳳 開いた扇子で、顔を隠した和服姿の日本婦人の襟足の白さ----- まことに、世界の男どもが垂涎の大和撫子。 高島屋で竹内栖鳳を見ましたが、「東の大観、西の栖鳳」と、謳わ れるだけあって、それの高潔な画風は水平線から昇る旭を見る思い でした。 油彩は肉食の西洋人らしく、脂ぎってギラギラしており、日本画 は菜食のヤマトらしく淡白で清楚な感じが実に好ましい-----と、思 えたものでした。 タイカンの華麗、セイホウの高雅いずれも日本美術の粋であり, 「日本精神の美学」といってよいのではないでしょうか。 ♪ 日本精神 ニッポン精神、またの名はヤマト魂の硬派としては、柔道、空手道 はじめとする武道があり、その土台には武士道精神(サムライ・ス ピリッツ)があるのでしょう。 武士階級を徳川軍事政権とともに打倒した志士たちが明治政府を 建てて、「和魂洋才」を国策にしましたが、この「和魂」が大和魂で しょう。それは「平和(秩序)のための闘魂」であり、「庶民レヴ ェルまで広げた武士道」だったでしょう----だから、機関車では機 関士、飛行機では操縦士、裁判では弁護士など「士」が量産された のでしょう。そして、武士という「戦士の芸術品」兼「高潔な支配 者」に憧れてきた庶民は「誰でも,努力すればサムライになれる」 新時代を歓迎し、切磋琢磨・研鑚奮闘して清やロシアといった大国 と戦えるほどの大日本帝国を作ったのでしょう。 ♪ 国家百年の計 ロシア帝国の敗戦を見て、セオドア・ルーズベルトは「今度、 日本は我が国と戦うことになるだろう」と、予想して、“オレンジ 計画”の策定を命じた、という。 オレンジは日本人の肌の色、黄色のことらしい。 果たして40年後、日米両国は太平洋を戦場に合い見えたが、大統 領は半世紀先を予見したことになる。大戦後、世界赤化の野望に燃 えたソ連を軍拡競争で追い詰めて、遂に不戦敗させ、「唯一の超大 国」となった米国は次の50年を考えているでしょう。 -----いかにして、米国主導で世界連邦を建設するか! 主導権を握るため、米国は全世界に派兵して、「世界の保安官」 を買ってでているのでしょう。 国際連合という会議体を地球政府 という実体のあるものにするのが、その国家百年の計でしょう---- 「しかし疲れるぞ、おい。せめて、東アジアのことは日本が見てく れんかな」と、いうのが米国の本音ではないでしょうか。 ユーゴがチトーというタガが外れて、民族紛争になったとき、 欧州諸国は「欧州のことなら----」と、息巻いたが、結局,米軍が 出張ることになった。独仏もまた、平和ボケだったようで-----。 われわれは、我等が父祖の果たせぬ夢だった「大東亜共栄圏」を 、新しく長い目で考え、その長期戦略を練る時期に来ているのでは ないだろうか? 一般国民を「地方人」呼ばわりし、内戦に苦しむ中華民国人を「 支那チャンコロ」呼ばわりした軍国主義者の失敗を、われわれは知 っているのだから----。いま、赤色政権の独裁下で苦しみ、時々、 命がけで東シナ海を密航してくる漢人を思えば、アフガン人のこと などお近くの大国インドなどにお任せして-----とも、思うのです。 ♪ すべては人類愛から始まる 米国に嫌われる面があるとすれば、人権外交や人道・自由の美名 の裏に国益が見え隠れするからでしょう。 国益とは、国際社会の 利己主義に他ならず、説得力を持たないでしよう。自他の利益をバ ランスする個人主義、国際社会では寛容な国家主義、幅のある民族 主義で、その理念を掘り下げれば人類愛にゆきつく祖国愛が肝要で しょう。 共産主義に勝利した資本主義は私利私欲を容認して、私ないしは 個人の活力を自由に発揮させるものですが、社会主義のもつ理想で ある弱者救済・福祉政策を採用することで、搾取などの欠点を補正 してきたのです----個人主義であっていいが、利己主義であっては ならないのです。国際援助は国際的福祉策の一種でしょうが、爆弾 といっしょに食料を投下するようなやりかたでは、どうにもならな いでしょう。 明治日本が台湾などで成し遂げたように、伝染病の駆逐や文盲の 一掃からはじめるしかないでしょう。 くどいようですが、“台湾人と日本精神”(蔡・コンサン著:小 学館文庫、2001年9月初版)をお読みいただければ、われらの父祖の 人類愛がよくわかります。日本と中国とアジアのことが、客観的か つ情熱的に認識でき、貴重な昭和史の史料としても、「不況にばか り気がとられている」われわれになにが足りないか----蔡先生は優 しく教えておられます。 昭和史の史料としても、貴重な一著ですので、是非ご購入、ご一 読ください。 神といい 仏といふも 世の中の 人のこころの ほかのものかは ------源 実朝 それでは、今年も良いお年になりますように! 秋好 ============================== アングロ・アメリカ アメリカ大陸を南北にわけ、南はラテン、北はアングロというの で、米国はアングロ族つまり「英人の国」と思っておりました。 が、1.4付:764-1の山岡氏の一文を読んで、ビックリ! なんと、「ドイツ人とユダヤ人の国」と言う。 それはゲルマン族やユダヤ族が支配的という意味でしょうか? ユダヤ族が米金融資本の主力ということは判りますが、ゲルマンは 米国のどの分野を握っている、とお考えなのでしょうか、ご教示願 いたい。これらのメールを盗聴できるエシュロンの無線基地はアン グロ諸国の英米加豪などにしかない、とサンケイなどから仕入れて いたので----。 ただ、米国内のお店のサービスや運転マナーの悪さは充分、想像 がつきます。サンケイ記者の片山氏も「郵便為替を取りに行ったら 、局でお金がない」そして、「切手が品切れ」など呆れたコラムが 同紙に載っておりましたし、似たような話は在米の友人からも時々 ,聞きます。 しかし,報道管制が酷いのは「臨戦体制」を敷いているからでは? 「自由国家はただの幻想」は言い過ぎでしょう。 ”アメリカ魂”という3分間フィルムが全米の映画館で上映されて おり、その都度、拍手が沸いた---と、朝日の駐在員も報じておりま す。 確かに、神学党を叩き潰し、なお基地団を追及している米国は利敵 行為になりそうな「言論の自由」は制限したいでしょうが、いまは 「言論の誘導」しかできていないのでは? 米国の国粋映画”パールハーバー”では、連合艦隊の会議が原っぱ で幟を立ててやっている、など考証のお粗末さは、同盟国である 我が国に失礼であり、友人知人には見ないようメールを打ったもの です。「黒人を副主人公級で登場させるように」という、指示がハ リウッドに出されてからは、たいていの米画は偉そうな黒人が活躍 するようになった---が、これは一種の言論統制なのか、黒人反差別 なのか? だが、ホワイトハウスを狙ったハイジャッカーに立ち向かった トッド・ビーマー君の勇気を考えると、多少の制限なり誘導なりは 仕方がないか、と思います。 同君の反撃で、ユナイテッド機は山林に墜落し、地上数百人の 犠牲をふせいだのだから---もし、自分だったら、ケイタイから女房 に電話を入れ、「みんないいか、さあ行こう」などと、死ぬ覚悟で テロリストに掛かっていけるだろうか? と、考えてしまいました。 パナマやリビアの時など、米国には時々やり過ぎも見られますが、 独裁をあそこまで憎むヤンキー、実力本位で黄色いイチロー(野球 選手)やコスギ(空手俳優)に喝采するヤンキーは嫌いになれない のです。 ---そういえば、今度は米人誘拐のアブサヤフ討伐で、海兵隊を フィリッピンに派遣したようですが。 1月14日 秋好 ============================== ” 怒りを忘れていない日本人” 秋好です。 いつも、山岡コラム,楽しみにしております。 今回は「1.14:774-1」号にて、 「これを読んでも怒らない、としたら,日本の将来は真っ暗 」と、 書いておられたので、弱っているところです。 ♪物価: 「日本は肉やガソリンどころか、米まで米国の四五倍 、高い」とは、知りませんでした。 しかし、何故か怒りが込み上 げてこないのです。 「日本が舐められている」と思われる報道に接しては、「なんて ことだ!」と、声を発して、「なんですか、また?」と、女房どの にたしなめられる日々なのですが--- 隣町の店が千円なのに、こっちの店で、4千円で売っておれば--- 茶道を嗜む女房どのでも怒りだすでしょうが、なにせ海のかなたの お店のこと。怒れ!というのは、ちと無理がある、というものでは? ♪怒り: 通常、人が怒るのは私憤では嘘や裏切りに逢った時 、義憤では正義や公平が損なわれた、と解釈した時でしょう。 値段が4倍も違うので、怒っておられるのは、「公平じゃない」か らで、義憤の一種となりましょうか? 「米国なら、暴動が起きるだろう」というのは、よく判ります。 なにしろ、米国は「人を殺すしか能のない銃」を市販している暴 力社会ですから。 しかし、日本では「先生が中学生にナイフで刺された」だけで、持 ち物検査をして、ナイフさえ取り上げてしまう平和国家なのです。 ♪大和: 最初の憲法が「和を以って、尊しとなす」から始ま る我が国は元来、平和愛好の民にて、「大いなる平和」すなわち「 大和」です。 よって、「怒りは争いのもと」として、自粛するような民族性の ようです。 もっともこの頃は、「日本語をはなす黄色いヤンキー」が増えて 、すぐ頭に来たり、切れたりする傾向も見られますが。 ♪世界平和: 大東亜戦争で大暴れして、完敗すると、「憑き 物が落ちた」ように大和に戻り、銃を捨て算盤を手にして、世界中 を駆け回って貿易立国に邁進---その為には、世界平和が条件でしょ う。 そして、アラブが石油価格を戦略とすれば、省エネで対抗し、日 本赤軍が「牢屋の仲間を放せ」と、ハイジャックすれば「人の命は 地球より重い」と、これを釈放する---我慢強い、というか腰抜けと いうか。 ♪ライオン: 10年前、フセインが米国に嵌められて、クエー トに侵攻したとき、「カネを出すから、戦うのはご勘弁を」と、 幕末の豪商みたいな腰抜けぶりで、世界の笑い者になった。「これ ではあんまりだ!」と、反省をしまして、自衛隊をアフリカやらカ ンボジアやら派遣するようになったのですが、「世界平和のために は、断固戦う」姿勢は今度のタリバーン征伐が、敗戦後、初めてで しょう。つられて、海上保安庁もスパイ船を断固追撃---「勇将のも とに、弱卒なし」の観ありし平成13年でしたね。 勇将とは、言わずと知れたライオンヘヤ‐のわれらが小泉ですが。 ♪怒っている日本人: 「あれだけ税金を投入したのに、なん だ?」という国民のいかりを恐れて、銀行は再編の最中であり、「 土建王国打倒の改革」を進める小泉内閣には「利権の保守・抵抗勢 力にまけないで!」と、高い支持率をあたえている---いま、日本人 はしずかに怒っている、と思われる。 ヤマトは静かに憤るのです。ワサビのこころです。骨を掴んで肉 を食らうヤンキーや真っ赤なキムチ鍋をつっつくコリアンとは、 気風が違うのです。 ---こう考えてきますと、「日本の将来は明るい」ような気がして きませんか? やはり、楽観的な秋好でした。