日銀総裁の講演で、今後の追加金融緩和の手段について「マイナス 金利の深掘りと長期金利操作目標の引き下げが中心的な手段になる 」と説明した。 これを受けて銀行株が株価を下げて、日経平均が200円以上の値 下がりになっている。長期金利操作目標の引き下げということは、 銀行、保険、年金も影響を受けて、年金基金なども運用難になり、 日本経済における日銀は、経済を潰す方向になる。 需要を上げるのは、人口の増加が必要であり、マイナス金利だから といって、投資は増えない。黒田総裁や日銀官僚の頭が何か狂って いるように感じる。 日本を潰す可能性が高い日銀に、政府はクレームを付けて軌道修正 をさせないとおかしい。政府から独立を言っていると、日本を潰し てしまう。現時点、日銀は日本を潰しすための機関になっている。 何とかして欲しいものである。 明日午前、日経平均株価は大暴落でしょうね。また、円高が進むこ とになる。海外勢は日本から逃げることになる。日銀はETF買いを最 大限、行うのでしょうね。終値は少し値下がりにするのかな? さあ、どうなりますか? ============================== 日銀総裁、追加緩和「マイナス金利と長期金利下げで」 2016/9/26 15:29日経 日銀の黒田東彦総裁は26日午後、大阪市で講演し、今後の追加金 融緩和の手段について「マイナス金利の深掘りと長期金利操作目標 の引き下げが中心的な手段になる」と説明した。21日の金融政策決 定会合で導入を決めた長短金利の操作で、2%の物価目標の実現に 最も適切と考えられるイールドカーブ(利回り曲線)の形成を促す と説明した。利回り曲線の形状は「おおむね現状程度をイメージし ている」とした。 利回り曲線の操作で年間の国債買い入れ額が増減する可能性があ る。ただ黒田総裁は「仮に買い入れ額が増減しても政策的な意味合 いを有するものではない」と説明した。今回の決定で「政策の持続 性が高まる」と述べた。 「目標達成のために必要と判断すればあらゆる政策手段を活用す る」姿勢も強調した。経済・物価情勢や金融市場の状況次第では、 資産買い入れなど「質」や資金供給量の拡大ペース加速といった「 量」の緩和も、引き続き選択肢になり得ると説明した。 消費者物価指数(CPI)の「実績値」が安定的に2%を超える までマネタリーベース(資金供給量)を拡大するとした新しい約束 「オーバーシュート型コミットメント」については「誤解のないよ うに言うが、2%目標を引き上げたということではない」と指摘。 あわせて物価の見通しではなく実績値に基づいて金融緩和の継続を 約束することは「中央銀行として異例の対応」で極めて強い約束だ と表明した。 大規模な緩和を続けることで金融引き締めが後手に回りインフレ が加速するのではないか、といった懸念に対しては「誰もが『穏当 』と思う約束では効果は乏しい」と説明。大規模緩和を続けても「 物価が2%から大きく乖離(かいり)して戻れなくなることはない 」とも述べた。急速に物価上昇率が高まる場合には長短金利の操作 で調整するとしながら「基本的には2%を安定的に超えるまで大規 模な金融緩和が続くと考えてもらって結構だ」と語った。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕