7月14日告示の都知事選の候補を選定する作業が自民党で進んで いるようである。 自民党は、桜井俊氏(62)の擁立の方向。 民進党は、蓮舫氏を「勝てる候補」と見込んで説得を重ねた。しか し、蓮舫氏は参院選に出馬し、選定作業は振り出しに戻って、未だ 候補者が決まっていないようである。 このままでいくと、桜井さんと野党連立候補の一騎打ちになるよう な様相である。しかし、そのときは、4年後のオリンピック時に、 都知事選挙で、桜井さんが負けると、開会式での知事と閉会式での 知事が違うということになる可能性がある。 さあ、どうなりますか? ============================== 都知事選 自民に桜井氏推す声2016年6月28日(火) 8時44分掲載 都知事選 桜井氏推す声強まる 自民都連、再説得へ 東京都の舛添要一前知事の辞職に伴う都知事選(7月14日告示 、31日投開票)に向け、自民党都連は27日、党本部で幹部会合 を開き、候補者としていったんは出馬を固辞した前総務事務次官の 桜井俊氏(62)の擁立を求める声が相次いだ。都連は週内にも候 補者を選定したい考えで、桜井氏の再説得を含め調整を急ぐ。 (産経新聞) ============================== 都知事候補選び、各党苦戦 後出しジャンケン有利説も 2016年6月25日05時07分朝日 舛添要一前知事の辞職に伴う東京都知事選は、7月14日の告示 まで残り20日間を切った。各党は参院選を戦いながら候補者の選 定を進めているが、「政治とカネ」で追及される可能性が低く、知 名度がある適任者探しに苦労している。 舛添氏の辞職が濃厚になった直後、いち早く動き出したのは民進 党だった。党幹部は知名度抜群の代表代行、蓮舫氏を「勝てる候補 」と見込んで説得を重ねた。しかし、蓮舫氏は参院選に出馬し、選 定作業は振り出しに戻った。 擁立作業を左右しているのが参院選だ。参院選では、民進、共産 、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党は32の全1 人区で候補者を一本化し、共闘態勢で臨む。民進党の岡田克也代表 は、都知事選でも「野党4党プラス市民連合という枠組みは重要だ 」と強調。参院選の足並みの乱れにつながる動きは許さない構えだ。 一方、党都連側から名前が挙がった候補は、長妻昭・党代表代行 、長島昭久衆院議員、元鳥取県知事の片山善博氏、元岩手県知事の 増田寛也氏、前厚生労働事務次官の村木厚子氏、元都副知事の青山 (やすし)氏らで、自民、公明側が名前をあげる人もいる。 都議会民進党(旧民主)は長妻氏、長島氏、片山氏に候補を絞り 、都連に提案したが、調整は難航しそうだ。都連幹部は「参院選が 終わるまではどの党も足踏み状態にならざるを得ないだろう」と話 す。 一方、参院選での与党有利の世論調査結果を受け、自民党からは 「都知事選の候補者を早く決めて、参院選に力を投入するべきだ」 との声も出始めた。