日銀が、市場の期待を裏切り金融緩和を行わなかったので、円高に 急速に振れている。しかし、105円には、期待がなかったとして もいずれなっていたレベルであり、びっくりすることはない。 しかし、100円を割り90円台になったら、それは行き過ぎであ り、財務省・日銀は躊躇なく為替介入・量的緩和を行うことである。 民間金融機関が所有する国債がマイナス金利で、金利がほとんどな いので、売り急ぎが出ると金利が急上昇しかねない。このため、マ イナス金利はやめたほうが良いと思う。 銀行は有望な投資先がないので、日銀の当座預金にマイナス金利を かけるのは、行き過ぎである。また、現実的にも、マイナス金利で 住宅市場も活性化していない。企業全体に、国家全体に何のメリッ トもない状態である。 ということで、日銀当座の金利をゼロにするべきである。 平均購買平価より高くなる100円以下の円高には対応する必要が ある。 5月6日の株式市場も混乱が予想できますね。 さあ、どうなりますか? ============================== 2016年 05月 3日 14:09 JST ドルが106円割れ、2014年10月以来の安値 [シンガポール 3日 ロイター] - 3日の外国為替市場でドルが 対円で下落し、一時約1年半ぶりに106円を割り込んだ。オース トラリア準備銀行(中央銀行、RBA)の利下げを受けて、円が豪 ドルに対して急上昇したことが背景。 ドルJPY=は一時2014年10月以来の安値となる105.91円 をつけた。 豪ドル/円AUDJPY=Rは1.5%安の80.36円。