エボラ出血熱が米国でも患者が発見されて、エボラ熱病をこれ以上 拡大させないためには、現地での医療を隔離だけでではなく、有効 な薬を投与するしかない。 しかし、欧米のエボラ治療薬は、実験的なものであり、大量生産を していず、少量しかないことが問題になっている。このため、米国 の医師など、少数の患者しか投与できないでいる。 しかし、日本の「ファビピラビル」は2万人分もある。なぜ、この 薬を使わないのか、不思議である。欧米諸国は、自国の薬に固守し ているが、それでは感染の拡大は止まらない。 米CDCは、患者の数が来年1月には最大で140万人に達する可能性 がある予測しているのに、現地の患者たちを隔離だけで、治療をし ようとしない。このため、患者はなるべく、隔離施設に収容されま いと抵抗して、このために患者数を拡大させているように感じる。 そろそろ、日本は積極的に、「ファビピラビル」が2万人分もある ことを世界にアピールして、早期にエボラ出血熱を沈静化させる必 要がある。 そうしないと、世界の各地に飛び火して、手の付けられないことに なると思う。 米国で患者が出たことで、治療方針を変えるように、日本は訴える べきである。 日月神示の言葉 今に病神の仕組にかかりて臣民苦しむ時が近づいたぞ、病はやるぞ 、この病は見当とれん病ぞ、病になりていても、人もわからねば我 もわからん病ぞ、今に重くなりて来るとわかりて来るが、その時で は間に合わん、手遅れぞ。地16帖 この言葉の意味がエボラ出血熱のような気がしている。 さあ、どうなりますか? ============================== エボラ死者3338人、実際は上回る恐れ=WHO 2014年 10月 2日 04:47 JST [ジュネーブ 1日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は1日 、西アフリカのエボラ出血熱感染者数が9月28日時点で7178 人、うち死者は3338人に上ったと明らかにした。 新たな事例の総数が2週連続で減ったが、実際はほぼ確実に統計以 上の数に達しているとして、WHOは数字の深読みを避けるよう注 意を促した。 ============================== 米国で初のエボラ感染確認、リベリアから渡航の男性 2014年 10月 1日 10:59 JST [30日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は30日、 西アフリカのリベリアから米国に渡航した男性が、エボラ出血熱に 感染していることを確認した。米国で初の感染確認となる。 CDCのフリーデン所長によると、男性は9月20日にテキサス州 に到着。その6日後に治療を受け、2日後に同州ダラスの病院の隔 離施設に収容された。 フリーデン所長は、記者会見で「この患者と接触した誰かが数週間 以内にエボラ熱を発症する可能性は十分ある」と指摘した上で、感 染が拡大しないよう、あらゆる措置を講じる方針を示した。 西アフリカ滞在中にエボラ熱と診断された医療・支援関係者が米国 で治療を受けた例はあるが、米国内でエボラ熱と診断されたのは これが初めて。 ============================== 米病院、当初エボラ熱感染疑わず 抗生物質の処方だけで帰宅 【ナイロビ共同】米国で初めてエボラ出血熱の感染が確認された 男性について、AP通信は1日、男性がテキサス州ダラスの病院を 9月26日に訪れた際、リベリアから渡航したことを伝えたにもか かわらず、病院側はエボラ熱感染を疑わずに抗生物質を処方しただ けで帰宅させていたと報じた。男性の家族の話という。 世界保健機関(WHO)は1日、西アフリカで流行するエボラ出 血熱の感染者が疑い例を含めて9月28日までに7178人に達し 、3338人が死亡したと発表した。リベリアでの感染拡大が著し く、死者は5日間で160人以上増え、1998人に上った。 2014/10/02 06:08 【共同通信】 ============================== 米国初のエボラ感染者、子ども含む最大18人が接触 2014年 10月 2日 06:11 JST [ダラス 1日 ロイター] - 米国内で初のエボラ出血熱感染者が 確認されるなか、ダラス郡の保健当局者は1日、現時点で子どもを 含む12─18人がこの患者と接触した可能性があるとみて、これ らの人々を対象に経過観察を行っていることを明らかにした。 患者の男性は28日、病状が深刻化したため、テキサス・ヘルス・ プレスビテリアン病院に入院した。ただ、男性はその2日前の26 日にすでに同病院で診察を受けており、その際、病院側は抗生剤を 処方しただけで男性を帰宅させたことが判明している。この結果、 この男性と接触した人が増えた可能性があるとみられている。 男性は週末、ダラス地区に住む5人の生徒と接触した。当局では、 この生徒らを含め、男性と接触した可能性のある人全員について、 向こう21日間、経過観察の対象になるとした。 ============================== エボラ出血熱患者に薬 富士フイルム発表 9月26日 18時55分NHK 富士フイルムは、グループ会社が開発したエボラ出血熱には未承認 ですが、治療には効果が見込めるとされる薬が、緊急対応としてフ ランス人の患者に初めて投与されたことを発表しました。 発表によりますと、富士フイルムのグループ会社の富山化学工業が 開発し、エボラ出血熱の治療にも効果が見込めるとされる薬の「フ ァビピラビル」が、エボラ出血熱の患者でフランス人の女性に投与 されたということです。 この薬はエボラ出血熱の治療薬としては承認されていませんが、今 回はフランスの政府機関の要請を受けて日本政府と協議した結果、 緊急対応として今月19日からエボラ出血熱の患者に初めて投与さ れたということです。 薬の投与を受けたフランス人の患者は、西アフリカのリベリアで医 療活動に従事していた看護師の女性で、現在はフランスで治療を受 けているということです。 エボラ出血熱を巡っては、安倍総理大臣が日本時間26日未明、ニ ューヨークで開かれた国連の会合で、日本企業が開発した効果の見 込める薬の提供などを行う考えを示していて、富士フイルムは、今 後も患者に提供できるかについて引き続き協議するとしています。 富士フイルムによりますと、今回の投与は、ほかの未承認薬と併用 する形で行われているということで、症状が改善しているかどうか は「メーカーの立場からはコメントできない」としています。 この薬はインフルエンザの治療薬ですが、重い副作用を引き起こす 可能性があることから、厚生労働省が条件付きで承認したものです。 ============================== コラム:エボラ流行は「人道危機」、別の病気の死者も増加へ 2014年 09月 29日 13:17 JST Michael Corones [26日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は25日、西アフ リカの5カ国でエボラ出血熱により約3000人が命を落としたと 発表した。また米疾病対策センター(CDC)は、有効な策が講じ られなければ、来年1月までに感染者数は55万─140万人に達 する恐れがあると警告した。 しかし、今年3月にギニアで始まり、リベリア、シエラレオネ、ナ イジェリア、セネガルに広がったエボラ熱の流行は、恐ろしい現実 のほんの一部でしかない。ギニアでは先に、エボラ熱に関する啓発 活動をしていた地元政府職員ら8人が住民によって殺害された。感 染者は医療機関での受診を避けている。WHOによると、医療従事 者のエボラ熱感染者は373人で、そのうち208人が死亡した。 国際的な医療関連慈善団体「ウェルカム・トラスト」のジェレミー ・ファラー代表によると、西アフリカの公衆衛生システムは壊滅的 状況に追い込まれているという。 その結果、来年はマラリアによる死者が4倍に増え、予防接種プロ グラムの破たんで子供がジフテリアやポリオや結核にかかるリスク が高まると専門家らは指摘する。医療の崩壊が出産の現場や糖尿病 や精神疾患の治療などにも影響することは言うまでもない。 つまり、これは時間との闘いだ。WHOのディレクターを務めるク リストファー・ダイ氏は、もし対策が部分的にしか成功しなければ 、エボラ感染は西アフリカで永久的な脅威になりかねないと警鐘を 鳴らす。 エボラ熱とそれによる巻き添え被害が広範な人道危機になる前に、 国際社会が感染を阻止できることを願うばかりだ。 *「これまでの感染者と死者の数」などのグラフィックは特集ペー ジ(こちら)でご覧いただけます。 *筆者はロイターのコラムニストです。本コラムは筆者の個人的 見解に基づいて書かれています。 ============================== エボラ出血熱 “患者は最大140万人に” 9月24日 6時21分NHK 西アフリカで患者が増え続けているエボラ出血熱について、アメリ カのCDC=疾病対策センターは、感染拡大の勢いが衰えなければ 、患者の数は来年1月には最大で140万人に達する可能性がある との予測を発表しました。 CDCは、西アフリカで過去最大の規模で患者が増え続けているエ ボラ出血熱について、今後の感染の広がりを予測しようと、先月末 から今月中旬までの間にリベリアとシエラレオネの2か国で報告さ れた患者の数やその増え方などのデータを基にシミュレーションを 行いました。 その結果、この2か国ではおよそ20日ごとに患者の数が倍増し、 WHO=世界保健機関のまとめでおよそ4800人と報告されてい る2か国の患者数は、今月30日までにおよそ8000人に増える と予測しました。 さらに、現地で治療に当たった専門家などへの聞き取り調査から、 報告されている患者数は氷山の一角で、そのおよそ2.5倍の患者 がいると計算しており、今後も感染拡大の勢いが衰えなければ、患 者の数は来年1月には最大で140万人に達する可能性があるとし ています。 CDCは、その一方で患者の7割を適切に隔離して処置できる医療 態勢が整えば、同じ来年1月までに感染拡大に歯止めがかかるとの 予測を合わせて発表しています。CDCのフリーデン所長は、「患 者を隔離できれば感染の広がりは急速に収まっていく」とのコメン トを発表し、国際社会による支援の強化を重ねて訴えています。 WHO「11月に2万人超」 一方、WHO=世界保健機関などは、23日、エボラ出血熱の患者 が11月の初めには2万人を超えるとの見方を示し、先月の想定よ り早いペースで感染が広がっているとの認識を明らかにしました。 エボラウイルスへの感染、または感染の疑いがある人はこれまでに 5864人、このうち死者は2811人に上っていて、このひと月 でほぼ倍増しています。 患者数の予測について、WHOは、先月末の時点では「今後、半年 の間に2万人を超えるおそれがある」としていました。