東京都知事の調査が出ている。これは電話調査であり、若者より高 年齢の有権者の意見が多くなり、その中で舛添氏がリードしている ということは、細川さんは何かの失敗していることになる。 最も重視する政策は、「景気や雇用」29%と「医療や福祉」25 %が多く、「原発やエネルギー」14%、「教育や子育て」12% 、「防災対策」9%、「オリンピックへの取り組み」7%となると いう。 まず、脱原発が14%しかないが、これは経済政策として公約して いることである。どうして、安全保障問題にしないのか、よくわか らない。 ロックリア米海軍太平洋艦隊司令官が、いつ日中戦争が起きるかわ からないと国務省の公式報道で行っているのであり、その観点から 安倍首相は中国に強気で対応している結果から出てきているのであ るから、それなら、戦争に備える必要があるはずが、そのようなこ とをしない。 特に、原発の使用済燃料が漏れると、その付近100Km範囲は人が住め なくなることは、福島第1の事故で皆がわかったはずである。 中国のミサイルが原発を目標にしていることは、ほとんど確実であ る。それなら、原発を廃止して使用済燃料を六ケ所村の一箇所に集 めてMOX燃料にして、中国や海外に売ることを考えるべきである。 経済問題とするから、池田先生などの経済学者ににやり込められる のである。安全保障的な問題であれば、経済問題より上位の問題で ある。日本人が全滅する話になる。 もう1つ、細川さんの失敗は、「脱成長」という政策である。東京 都民は、「景気や雇用」29%が一番重要な政策であると言ってい るのに、景気は低いほうがよいということで、左翼的に響いている。 これでは、子供がいる若い女性でも、自分の生活が苦しくなると支 持しないことになっている。「脱成長」というので、重要政策にな ってしまった感もある。 このままでは、細川さんは左翼の候補者であり、東京都民の心を掴 まない。 やはり、殿の部下たちは、国民が何を問題にしているのかという嗅 覚がないと言わざるを得ない。 ということで、殿、残念でした。 しかし、まだ小泉マジックがどう出るかがあるが、左翼的な政策は やめないといけない。 ============================== 原発再稼働反対が60% 共同通信世論調査 2014年1月26日 19時37分 共同通信社が25、26両日に実施した全国電話世論調査による と、原発の再稼働に反対するとの回答は60・2%に上り、賛成の 31・6%のほぼ倍だった。安倍晋三首相は原子力規制委員会の安 全性確認を前提に、再稼働を進める構えだが、否定的な意見が根強 い現状が鮮明となったことで難しい判断を迫られそうだ。安倍政権 の経済政策「アベノミクス」で景気が良くなったと実感している人 は24・5%で実感していないは73・0%だった。 憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使容認に反対すると答 えたのは53・8%を占め、賛成の37・1%を上回った。(共同) ============================== 都知事選、舛添氏リード 細川氏ら追う 朝日新聞調査 2014年1月26日22時00分 朝日新聞社は25、26の両日、2月9日投開票の東京都知事選 について電話調査を実施し、取材による情報と合わせて序盤の情勢 を探った。元厚生労働相の舛添要一氏(65)がリードし、元首相 の細川護熙氏(76)、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67 )、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)らが追っている。 ただ、投票態度を明らかにしていない人が4割おり、今後、情勢 が変わる可能性もある。 投票態度を明らかにした人を分析すると、舛添氏は支援を受ける 自民、公明の両党支持層の大半を固めた。無党派層の半数の支持も 得ている。 これに対し、細川氏は自主的に支援する民主の支持層の半数ほど から支持を得ているが、無党派層の支持は3割弱にとどまる。 宇都宮氏は推薦を受けた共産の支持層の大半を固め、田母神氏は 維新支持層から一定の支持を得ているが、いずれも無党派層には十 分浸透していない。 発明家のドクター・中松氏(85)、ネット関連会社役員の家入 一真氏(35)らは苦戦している。 同時に実施した世論調査で投票の際に最も重視する政策を6択で 選んでもらうと、「景気や雇用」29%と「医療や福祉」25%が 多く、ほかは「原発やエネルギー」14%、「教育や子育て」12 %、「防災対策」9%、「オリンピックへの取り組み」7%と続い た。 原発の問題を争点にすることは「妥当だ」が41%、「妥当では ない」が48%。原発の今後については「近い将来ゼロにする」が 64%、「ゼロにはしない」が18%、「ただちにゼロにする」が 15%だった。 「ただちにゼロ」層では細川氏と宇都宮氏への支持が多めだが、 舛添氏も一定の支持を得ている。「近い将来ゼロ」と「ゼロにはし ない」の両層では舛添氏支持が最も多い。 〈調査方法〉 25、26の両日、コンピューターで無作為に作 成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、東京都 内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は2557件 、有効回答は1544人。回答率は60%。 ============================== 創価学会婦人部 女性遍歴が激しい舛添氏に反感と学会関係者 2014.01.25 07:00 細川護熙元首相が都知事選に立候補し、旋風を巻き起こしている 。都知事選では自民党、そして連立与党を組む公明党が舛添要一元 厚労相を支援しているが、公明党は支持母体である創価学会の思惑 次第では、自民と袂を分かつ可能性もゼロではないという。 「公表は控えていますが、学会の首脳部が首相経験者を通して、内 々に細川支持を打診している。学会はもともと脱原発方針でやって きた。加えて、婦人部が女性遍歴の激しい舛添氏に強い反感を抱い ている。それに安倍自民党の右傾化へのアレルギーもある。 学会だけでなく、公明党内にも執行部の方針に納得していない反 主流派がいて、自民との関係は決して強固なものではない」(学会 関係者) ※週刊ポスト2014年1月31日号