政治経済の方向転換が必要、国民生活向上のために 物サービスに限らず不足を解消するのが政治経済です。これに気付 きましょう。 壊したり捨てたりでは国民生活は向上しないのです。全てに「もっ たいない」は必要で、これにも気付きましょう。 現社会は物余り時代と言われ多量の食べ残し、使える物まで捨てら れているのにもっと物を使え、景気だ景気だの大合唱には矛盾を感 じるのです。 物から、医療介護や育児やバカンスなどへ、安心も含めて、政策の 方向をシフトすべきなのではないでしょうか。 しかるに消費が伸びないのは困ると、医療介護を削減してまで、無 理に消費を伸ばそうとする、もったいないを無視した政策は国民不 在、生き方の原則無視、が現在の政治経済なのです。 消費を増やす政策の基本方針が、企業が景気良くなれば賃金も上が り消費が増えるとして企業優先政策や金融緩和政策を取ったのです。 だがこの政策で供給が増え、一方合理化投資、人減らし技術革新、 で人件費は大幅に減った。これでは供給は増えるが消費は減りデフ レになるのは当然です。 企業優先政策が裏目に出たと言わざるを得ないのです。 国民の望む方向は物ではなく、新技術や新製品などよりも、安心と か安全とか心の安らぎを望んでいるのではないでしょうか。 現社会は国民が望む方向に動いているとは思えずないのです。 物は増えたが、同時にストレスが溜り不安が増えているのは事実で 、真の意味での国民生活向上を目指した政治経済への方向転換を要 求する者です。 先進国の尺度は何なのでしょう、金持ちが多い国ではないはずです。 (参考) 「税の集め方と使い方日米比較」 日本は米国さえより貧乏人に可成り冷たく金持ちに甘いデータばか り、逆のデータあったら教えて頂きたい 、 善し悪しでも社会の比較でもなく、税制と予算の比較です,念のた め付け加えます http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/a220.htm 環境太郎 ============================== (Fのコメント) この「もったいない」に対応する正当な経済理論が無いことで、理 論化がされていない。このため、経済評論家もリユースなどの経済 効果をほとんど無視して、否定的ですらあるのが現状だ。 この経済効果を定量化する必要があり、その定量化により理論化が できる。効用仮説的な経済論を組み立てるべきだと思うがどうであ ろうか?? 新しい経済理論を必要としている。その時には、リサイクルやエコ の評価も加えるけきである。特に資源がない日本ではリサイクルが 重要なことになると見る。