3559.リチウム2次電池の動向



トヨタ社長は、下院公聴会で対応の遅れを認め、品質改善努力を続
けると表明したことで一定の評価を得た。そして、3月2日の上院
の公聴会への招致を見送られたことで、トヨタ問題が終結の方向に
向っている。

豊田章男社長は、修羅場を抜けて名実ともに、トヨタを代表する顔
になった。そして、今回のトヨタ問題を引き起こしたされる奥田さ
ん、張さんなどの評価が下がったようである。トヨタは社長交代で
復活することになった。

モータの先生の所で、BYDの鉄系リチウム電池があり、それを見
せてもらった。このリチウム電池制御を先生のGが対応することに
なったようである。しかし、BYDのリチウム電池は、安価である
が重い。

リチウムは400年程度の埋蔵量がある。リチウム濃度が低く出来
る研究をして、一応完成したという。リチウムは現時点でリサイク
ルができていない。リチウム自体ではなく、他の金属と反応して電
池ができるが、リチウムと金属の結合が高く、その結合を分離させ
る方法が無い。

しかし、リチウムと金属の結合密度を下げることは出来る。このた
め、400年ぐらいの埋蔵量が現時点であると言える事になってき
たようだ。

地質学的な観点から、中国よりオーストラリアの方がリチウムが多
いので、商社や山師は中国ではなくオーストラリアに行くべきであ
ると。

リチウムの利用範囲が拡大すると、それに併せて埋蔵量も増える。
これが現実である。リチウム電池の次は、金属空気電池など次世代
電池の研究も盛んである。

さあ、どうなりますか??

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トヨタ社長、米で奔走 工場訪問・インタビュー… 
 【ワシントン=森園泰寛】トヨタ自動車の豊田章男社長は25日、
米ケンタッキー州の自社工場を訪問した。同日午前にはラフード運
輸長官と会談したほか、現地メディアのインタビューにも登場した。
豊田社長は大量リコール(回収・無償修理)問題で24日の下院公聴
会に出席。対応の遅れを認め、品質改善努力を続けると表明したこ
とで一定の評価を得たが、早期の信頼回復のためさらにアピールを
図った形だ。 

 米ケンタッキー工場は看板車種であるセダン「カムリ」などを生
産する。豊田社長は約1時間滞在し、生産現場に足を運んだほか従
業員ら約100人との対話の機会も設けた。一連のリコール問題に触れ
るとともに、「良い車をつくりましょう」と述べ結束を呼びかけた。
3月2日の上院の公聴会への招致を見送られたこともあり、残る滞
在期間中に他の工場や販売店も訪問する意向だ。 

 ケンタッキー工場訪問に先立っては、ラフード運輸長官らと米運
輸省で約30分会談した。安全性の重要さを確認するとともに、米消
費者の保護に向けて協力することを話しあったという。 (12:01)



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