バブルが正しいのか、デフレが正しいのか 皆様、竹下さん たまたまメルマガ(木野さんがイスラム金融について語っていたの と同じNNAです)にH社の記事がでていたので、竹下さんの仕事 と関係あるかなと思って転送します。 21世紀の最初の10年間は、世界各地の経済はバブル気味で、日本だ けデフレだったそうです。 バブルが正しいのか、デフレが正しいのか。 竹下さんが仕事を一生懸命にしておられることに茶々を入れるつも りはありませんが、デフレ、引きこもり、消費削減、と内向きにな っている日本人のほうが、人類史的にみると先見の明があるのでは ないかとも考えられます。 バブルで経済を拡大し、売上を伸ばすことは、この先にやってくる かもしれないジェットコースターの大絶叫マシーンの初速が速まり 、落差が大きくなるだけじゃないかと思うので。 数字だけで経済を見る慣習があること、経済とは成長しなければな らないという信仰があること、地球は無限に大きいとみんなが考え ていることなどが影響して、この期に及んでも経済成長が正しい、 景気が上向きにならなければならないという声が大きいのは、時代 錯誤ではないかとついつい思ってしまいます。 ともあれ、竹下さん、元気で、見るべきものをみてきてください。 とくまる ============================== 得丸さん、 ご無沙汰しております。 いつも興味深くメールを拝見しています。 私も得丸さんのお考えと同様に思っています。 日本では、勝間和代さんという方がずいぶん有名になり成長の 意義を訴え、それに対し、香山リカさんが反論するといった、 要はこれもバブルvsデフレの議論なのかなと。 その勝間さんが推すデフレ批判の本が出ましたね。 (『デフレと円高の何が「悪」か(光文社新書)』 上念 司 著) この人たちがオピニオンリーダーになっている日本が少し心配 です。 出張で日本に行ってもつまらない話、気力のない人が多くなに かもの足りなさを感じています。 若い人の生殖機能が衰えてきているという記事を読みました。 若い人に気力がなく、鬱が多いというのは、生理的にも何か問 題が起こっているのでしょうか。 これはバブルでヘトヘトになった国の例なのでしょうか。 私は、日本のバブル時代の記憶はないのですが、中国のバブル そしてその後を見てみたいと思っています。 またお話させて頂くことを楽しみにしています。 竹下