0.はじめに ・戦争・石油の時代が終わる ・平和主義・原子力の時代が始まる 1.江戸時代とは、資本主義社会 ・封建社会ーー幕藩体制 ・農本主義:何でも米に換算 ・日本=世界的な鉱業国家 銅、銀は世界の1/3を産出 ・定免制:過去の収穫高基準に年貢 ・年貢村請制で村の自治が拡大 ・金本位制の江戸、銀本位制の大阪、 銅銭と3つの通貨が並列的に通用。 ・為替や手形などがあった。 ・警察力が弱い:商人は気を使う。 →商道徳:倫理観が重要 ・間接統治:統治を感じさせない。 ・商人の儲けに対して課税しない。 2.脱石油=資源創造:日本の役割 ・製造業は世界に拡散し、付加価値は低い 資源が少なくなり、貴重になる。 ・資源を作る方法は3つしかない。 1.資源を生み出す。(自然系:水力) 2.資源を他の豊富な資源から変換 (発酵技術、加工技術) 3.資源を再利用する。(リサイクル) 3.リサイクル社会=江戸時代にある。 ・江戸時代=循環型社会 ・エネルギーを使わない生活4R リデュース(ごみを減らす) リユース(再利用) リサイクル(資源として利用) リペアー(修理して使う) ・新しいリサイクルの形 中国やアジアの安い人件費で 資源ゴミ→資源を採取 4.発酵技術ー硝酸カリウム(火薬) ・爆薬作り 五箇山地方の農家 肥沃な土と鶏や蚕の糞を入れ、 人間の小便をかけ、発酵して 硝酸カリウム ・EM法での生ゴミ処理 ・エタノール アルコール製造の効率的な発酵菌が重要 5.本草学ー園芸は江戸から欧州へ 不耕起農業など ・貝原益軒が日本版本草書『大和本草』 =園芸の基礎 、趣味人が研究 ・ユリ、ヤマブキ、アオキ、サザンカ、ツバキ 、ツツジ ・本草学から農学へ ・和漢方医学が注目 西洋医学と漢方の折衷 薬草成分の確定 複数成分の相乗効果 ・日本の自然風土の見直し 6.木地師、宮大工 ・日本の精密工業のルーツ:木地師 ・伝統的な建物には、木組み ・木竹の加工が変化 高温、高圧、高周波数など 7.エネルギー:水車 効率的 ・和算の技術:水車の羽等の設計に ・私設の発電所が可能 8.鉱業技術ーからくり人形など ・石見銀山はその時代ボリビアのポトシとならぶ世界の2大銀鉱山 ・銅生産技術は日本が卓越 『鼓銅図録』は19世紀の初期に住友が刊行:世界レベルの鉱山技術書 ・メカトルニクスが得意 ・忍耐強く、1つのことを追求、細かい作業 9.教育:寺子屋ー個人教育 ・年貢村請制ー高度な文書処理と計算能力が必要になる ・江戸時代の庶民教育を支えていた寺子屋 ・「個人教育」 ー一人一人にあった教育 ・「商家往来」「百姓往来」など一人一人にあった教育 ・“知識”ではなく 、必要な“智恵”を授ける 10.信頼に基づく商業 ・石門心学:利益を上げることは倫理的に 正しく、かつ仏になる道である。 ・北前船の商売:商人 ・近江商人の家訓 11.拡大日本戦略ーJapan Cool ・武士道、**道ー密教、論語、中国の古典 ・日本文化(芸)を世界に 工場を神聖な場所化している 日本料理の材料重視した西洋料理 日本文化=アミニズム(神道) ・世界から求められる=日本文化